Griffin Navy Issue

グリフィン海軍仕様。
Caldariの海軍仕様電子戦フリゲートで、ECMにボーナスを持つ戦闘艦。
ECMを使うだけで攻撃力も防御力もほぼない船だったGriffinに、単艦でも戦えるだけの戦闘能力を付与させたような性能となっており、Solo PvPや3～4人規模のローミングフリートといったような少数戦が想定される状況下で真価を発揮する。

実際の使用感としてはむしろ「MerlinにECMボーナスを持たせた船」と言った方が正しい。ECMの妨害強度に大きな差はなく、単にECM能力だけを求めるのであれば元となったGriffinを使う方がはるかに低コストで済む。
その為、Griffin Navy Issueを運用するにあたっては単なるECM艦としてではなく、あくまで「戦闘艦」として扱うべきであろう。

とはいえ、ECMの妨害能力はやはり絶大で、単属性のT2ECMを使用することで9.0pointの妨害強度を確保出来る為、射程内であればCaldari以外のT1FGに対する妨害成功確率はほぼ100%となる。
また、T1の駆逐艦や海賊艦を含めたFAC FG等に対しても、ECMモジュール1基につき概ね60～70%台の命中率を叩き出す為、3回に2回程度はECMがHITするという事になる。

前述した通り、純粋な戦闘能力自体はMerlinに酷似しており、ブラスターとロケットを用いた至近距離型に仕上げたタイプが比較的多い。
ただし、防御面についてはMerlinと異なり、ECMモジュールを搭載する関係でミドルスロットが圧迫される為、アーマー ・ハルタンク仕様になる事が多く、ロースロットが2つしかない上にハルHPも高くない事から、耐久力は一般的なT1FGと同等の水準に留まる。

攻撃面についても悩ましいところで、ブラスターの場合、DPSは確保出来るが射程距離があまりに短く、かといってレールガンでは火力が低過ぎて、ECMが当たったとしても相手を落としきれない可能性が出てくる。
また、Merlinと同じくかなりの鈍足である為、ECMが当たらない限り、WEB1基でレンジをコントロールする事も難しい。

この通り、純粋な戦闘能力そのものは、Merlinと同程度かそれ以下の極々平凡なものに落ち着きがちで、良くも悪くもECMがいかに早く命中するかが重要となるが、当たった時の爆発力は絶大であり、少数戦においては相手に多大なプレッシャーを与える事が出来る船である。

[Griffin Navy Issue, ECM Blaster Fit]
Damage Control II
Small Ancillary Armor Repairer

1MN Afterburner II
Warp Scrambler II
Stasis Webifier II
Multispectral ECM II
Multispectral ECM II

Light Neutron Blaster II
Rocket Launcher II
Light Neutron Blaster II

Small Transverse Bulkhead II
Small Transverse Bulkhead II
Small Transverse Bulkhead II



Hornet EC-300 x1

Void S x320
Null S x320
Caldari Navy Antimatter Charge S x500
Caldari Navy Inferno Rocket x50
Caldari Navy Mjolnir Rocket x100
Caldari Navy Nova Rocket x150
Caldari Navy Scourge Rocket x50
Nanite Repair Paste x24

単純に至近距離型に組み上げたFit。
当Fitでは全属性ECMを搭載しているが、単属性ECMを準備して相手に応じて使い分けても良いだろう。
なお、WEBを外すとECMによって敵のWEBを封じても速度優位を保てない可能性が高いので、実用的に搭載出来るECMモジュールの数は2基が限度となる。