基本操作

EVEにおいて基本となる船の操作を簡単に説明します。

船を動かすアクションの多くは、「選択アイテムウィンドウ」「ラジアルメニュー」「右クリックメニュー」から実行できます。

ラジアルメニューは目標を長押し(デフォルトでは左マウスボタン)することで開き、アクションの上にカーソルを動かしてボタンを離す操作方法です。
選択アイテムウィンドウを使うよりも素早い操作ができるので、ラジアルメニューでの操作に慣れることをおすすめします。

選択アイテムウィンドウは常時画面上にあり、クリックで選択した目標に対応するアクションが表示されています。
操作できる内容はラジアルメニューとほぼ同じです。

右クリックメニューで船を動かす場合、アクションの自由度は高いですが操作に時間がかかります。
なお、右クリックメニューは船を動かすことに限らず、ゲーム内のあらゆる操作に関わります。

「接近(Approach)」で、船がその目標に近づいていきます。

描写範囲外の目標に対しては「軸合わせ(Align to)」というアクションになりますが、それに向かって近づいていくのは変わりません。
あらかじめ軸合わせしておくことで、その目標に対してすぐワープできる状態になります。

画面上やオーバービューでダブルクリックすることでも、接近/軸合わせができます。

「距離を維持(Keep at Range)」で、その目標から一定距離を保つように船が動きます。
指定した距離より目標が遠ければ近づき、近ければ遠ざかるように動きます。

「オービット(Orbit)」では、その目標から一定距離を保つように動きます。
「距離を維持」と違い、オービットはその目標を中心に旋回する動きをします。

ラジアルメニューではこれらの距離を500mから30kmの範囲で自由に選択できます。
選択アイテムウィンドウの場合、あらかじめ指定されている距離の維持/オービットになります。

背景の何もないところをダブルクリックすると、その方向に向かって船が進みます。

また、「接近」のショートカットキー(デフォルトでは「Q」)を使うと、任意の位置に船を向かわせられます。

ショートカットキーを押し、1回目のクリックで向かう方位と距離を、2回目のクリックで向かう方向の仰俯角を指定します。

接近や軸合わせでは行けない何もないところには、このようにして移動できます。

HUDの下側はスピードメーター兼スピードコントローラーになっています。
スピードメーター左端の「－」をクリックすることで船の速力を0にして、船を止めることができます。

また、ワープを中止させたり、入港やゲートジャンプのキャンセルもできます。

ワープ妨害を受けていなければ、船から150km以上離れている建造物や天体、残骸やビーコン等に向かってワープできます。
目標と同じ位置までワープするだけでなく、100kmまでならその手前にワープすることもできます。

通常は船に向かってワープはできませんが、同じフリートのメンバーの乗っている船はワープする目標にできます。

スターゲートを利用して、隣のソーラーシステムに移動するアクションです。
スターゲートを利用するためにはゲートから2500m以内にいる必要があります。もし2500mより離れているときにジャンプを選択すれば、自動でゲートへ接近/ワープし、その後にジャンプします。

船をステーション等に入港させるアクションです。入港するにはステーション等から500m以内にいる必要があります。
ゲートジャンプと同様に、ステーションから離れているときに入港を選択すると、自動で接近/ワープします。

HUD右側には、船に装備されているモジュールのアイコンが表示されます。
これをクリックすることで、そのモジュールを起動できます。

タレットなどの武器を始めとした一部のアクティブモジュールは、目標をロックオンしていなければ起動できません。

船のロックオン範囲内に目標がいれば、それをロックオンすることができます。

ロックオンのショートカットキー(デフォルトではCtrl)を押しながら目標をクリックすることでもロックオンできます。
ロックオンについてはラジアルメニューよりもこちらが便利です。

船のロックオン数上限を超えなければ、複数の目標を同時にロックオンできます。

ロックオンしている目標は一覧になって表示されます。これが表示される位置はターゲットリストアンカーをドラッグして移動できます。

タレットなどを起動するときは、ロックオンしている目標の中から「選択されているターゲット」に向かって使用されます。
「選択されているターゲット」は、ターゲットリストなどで周囲に回転するカーソルが表示されています。
ロックオンされている別のターゲットをクリックすると、その目標に選択が移り、そちらに向かってタレットなどが使えるようになります。