Tormentor
トーメンター。Amarrの戦闘型T1フリゲート。
とりわけ攻撃面に優れた船であり、Beam Laserを装備すれば、7000m台からDPS200オーバーの高EMダメージを叩き出す事が出来る。
ただし、Beam Laserは500mでオービットされると攻撃がほとんど当たらなくなる為、その点には注意が必要となる。
一方、Pulse Laserを装備した場合、5000m以遠での火力はBeam Laserと比べ抑えめとなるが、至近距離での火力はBeam Laserに並び、弾薬を替えながら戦う事でスクラムレンジ内のほぼ全域に有効な攻撃が通せるようになる。
また、ドローンを2機展開する事が出来る上に、予備機も含めて計4機のドローンを搭載出来るようになっており、単なるサイドアームとしては侮れないドローン運用能力を持つ。
元々の船速は遅めだが最低レベルというわけでもなく、Overdrive Injector System II 等を使えば、一般的な攻撃型フリゲートよりも同等以上のスピードを手に入れる事が出来る。
タンク性能も平均ラインは概ねクリアしており、上記の恵まれた攻撃性能も考慮すると、非常に優れたトータルバランスを持った船であると言える。
ロースロットが4つある事から、性能を走・攻・守のいずれにも割り振れる拡張性も持っており、スタンダードFitこそ確立しているものの、ScramをオミットしたDual WEB仕様の攻撃特化型や、逆にWEBをオミットしたDual Tank仕様の防御特化型、リグやロースロットに速度UP系モジュールを取り付けた速度重視型等、色々なタイプを作りやすい。
ただし、キャパシタを消費するモジュールを多用する関係上、Neutには弱い他、長期戦になると最後の最後でキャパシタ切れを起こす事がある。
最も、この船のDPSであれば勝負はほぼ短期決戦となる為、しっかりとスキルを整え、モジュールを管理していれば、そこまで問題になる事はないかもしれない。
問題なのは、Dual WEB仕様の船や自分より足の速い船を相手にしてレンジを完全に掌握された場合で、こうなると本来の高いDPSを活かせないまま、ほぼ一方的に撃沈される可能性がある。
上記の通り弱点はあるが、それを補えるだけの高いポテンシャルを持った船であり、プレイヤーからの評価が高いT1フリゲートである。
スキルボーナス | Amarr Frigate : ・ Small Energy Turret のダメージ +5%/Lv ・ Small Energy Turret の起動コスト -10%/Lv |
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Fit例
近距離カイトFit
[Tormentor, Beam Tormenter] Heat Sink II Overdrive Injector System II IFFA Compact Damage Control Small Ancillary Armor Repairer Faint Epsilon Scoped Warp Scrambler Stasis Webifier II 1MN Afterburner II Small Focused Beam Laser II Small Focused Beam Laser II Small Focused Beam Laser II Small Processor Overclocking Unit I Small Transverse Bulkhead I Small Transverse Bulkhead I Hobgoblin II x2 Warrior II x2 Gleam S x3 Aurora S x3 Imperial Navy Multifrequency S x5 Nanite Repair Paste x41
同クラス艦との1on1や少数戦に対応したスタンダードFit。
スクラムレンジ内での撃ち合いを想定し、6500~7000m台から一定距離を保持したまま引き撃ちして、Beam Laserの高ダメージを叩き込む事が基本戦術になる。
Pulse Laserを搭載して5000m以内で撃ち合うのも良いが、ニュートに対して脆弱になる他、5000m以遠のDPSが下がる事に注意したい。
なお、Multispectrum Coating IIを搭載して防御力を上げても良いが、当fitでは、速度面での優位性を確保する為にOverdrive Injector System IIを搭載している。
こうする事で、元々の速度で勝る Breacher等の船に対しても一定の速度アドバンテージを持ち、角速度が付きづらくなる位置を維持出来るようになる為、より火力を活かしやすくなる。