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コンバットプローブの回避
回避と言っても、物理的に避けるのとは違います。
「どんなに頑張ってもシグナル強度が足りずコンバットプローブでは特定されない」という船は、作ることが可能です。
ここではその説明を簡単にしていきます。
ゲームシステム的な解説
コンバットプローブで船や建造物を特定する場合、そのサイズが大きいほど簡単に特定でき、小さければ難しくなります。
その「サイズ」というのは、一般的に船のサイズを表す「Signature Radius(シグネチャ半径)」ではありません。
プローブに対する船のサイズは、
シグネチャ半径/センサー強度
で表されます。センサー強度が大きいほど、プローブで特定されにくくなるというわけです。
プローブが感知する最大のシグナル強度というのは、
シグナル強度(%) = (シグネチャ半径/センサー強度)/(1/プローブ強度)
で算出できます。
プローブ強度はスキャン半径が大きくなるたびに半減していきますが、最小まで絞っているときならカタログ通りの強度1)でのスキャンになります。
つまりどういうことかというと、「実現可能な最大プローブ強度の場合でもシグナル強度が100%にならないサイズに出来れば、プローブで特定されなくなる」ということです。
「実現可能なプローブ強度」というのは、
- 全スキル最大
- Sisters Expanded Probe Launcher と Sisters Combat Scanner Probe使用
- Small Gravity Capacitor Upgrade I を2つ装備
- Scan Rangefinding Array II をガン積み
- Low-grade Virtue 系インプラント全装備
- Poteque 'Prospector' Astrometric Rangefinding AR-810 を装備
した状態のプローブ強度で、110.0613ほどになります。
これでもなお特定できないサイズ、つまり「シグネチャ半径/センサー強度」の数値は、
0.908570・・・
これ以下ということになります。
プローブ回避艦の作り方
一番手軽なやり方は、ECCMを装備することです。
ECCMは1つ使用するごとにセンサー強度がだいたい倍になっていくため、かなり効果的です。
そしてもう一つ、シグネチャ半径を縮小していくのも効果があります。
センサー強度を強化する方法
- ECCM起動
- ECCMプロジェクターを受ける
- Sensor Backup Arrayを装備する
- Information Warfare Link - Sensor Integrity I(or II)の支援を受ける
- 対応するインプラント2)を装備する
シグネチャ半径を縮小する方法
- Skirmish Warfare Link - Evasive Maneuvers I(or II)の支援を受ける
- Ragnarokの支援を受ける
- X-Instinct booster を使用する
- Halo系インプラントを装備する
これらの手段を組み合わせ、サイズを小さくしていけば特定不可能な船ができます。
とはいえ上記のような「実現可能なスキャン強度」を使う相手はそうそういないと思われるので、ある程度は妥協しても大丈夫でしょう。