Federation Navy Comet

連邦海軍仕様コメット。IncursusやAtronの上位互換にあたる、Gallenteの海軍仕様フリゲート。
船のボーナスやスロット配置自体は比較的シンプルなのだが、基本性能が攻・防・速いずれもずば抜けており、特にハルHPに至っては同クラスの海軍仕様やT1FGの中で最も高い。
その為、Small Transverse Bulkhead II ＋SAARを併用したハルタンク仕様に仕上げれば、AB装着時で速度約1300m/s台という軽量FGにも匹敵する機動性を保持したまま、約5000前後のダメージに耐える防御力をほとんどデメリットもなく両立出来る。

これだけでもかなり強いが、攻撃性能についてはさらに凄まじく、Blaster、Railgunのどちらを使っても約200前後のダメージを優に叩き出す。
特にBlasterの火力は特筆すべきものがあり、Fit次第でDPSはオーバーロード時で250～300を越える。
少数フリート戦における後続DPS艦として用いれば火力に大きく貢献し、3～4機程度で一斉に攻撃すればCL等も容易に倒せる。
単艦運用においても、アクティブタンク方式のT1FG相手であれば、回復が間に合わないため、数秒で撃沈出来る他、あまりに火力が高い為、多少距離が空いていたとしてもNull弾等を使えばそれなりにダメージを通せてしまう。
ドローンも3機展開出来る為、この時点である程度安定したダメージを確保出来る上に、予備機を含め合計6機を搭載出来る等、サイドアームも申し分ない。

また、元々足が速い事から、Railgunを搭載した近距離カイト仕様に仕上げたタイプも多く、特にSolo PvPerが好んで用いる傾向にある。
本来Railgunといえば、至近距離でオービットされるとトラッキングの関係上、ダメージが通らなくなるものだが、この船の場合、相手に500mオービットされたとしても、持ち前の足の速さから角速度を抑えやすく、トラッキングボーナスも付与されている上にドローンのアシストもある為、ダメージを通しやすい。

この通り、攻・防・速と3拍子揃って、これと言った弱点が無い上に扱いやすい事から、Low-sec内では現状で最も使用率が高い船であり、事実上の環境トップに君臨している。

ただし、Dual WEB仕様の船に対してはレンジコントロールが出来ない為、若干分が悪く、特に、Caldari Navy Hookbillは天敵となる。
Neutに対しても、対応は利くものの、クリティカルヒットが続けばタレットが止まる為、若干苦手な部類に入ると言えるだろう。

何よりも、使用率が多い事から単艦運用においてはミラーマッチが発生しやすく、その場合はわずかなFitの違いやスキルの差がもろに結果に直結する事になる為、ある意味使い手の実力がもろに見える船と言える。

[Federation Navy Comet, For 1v1]
Damage Control II
Small Ancillary Armor Repairer, Nanite Repair Paste
Energized Adaptive Nano Membrane II
Corpii C-Type Explosive Plating

1MN Afterburner II
Stasis Webifier II
Warp Scrambler II

150mm Railgun II, Caldari Navy Antimatter Charge S
150mm Railgun II, Caldari Navy Antimatter Charge S
[Empty High slot]

Small Hybrid Burst Aerator I
Small Hybrid Metastasis Adjuster I
Small Auxiliary Nano Pump I


Hobgoblin II x3
Warrior II x3

対フリゲート 1v1 戦闘用 Fit。
レールガンを使っているので、相手を Orbit するのではなく、“Keep Range At(一定距離を維持)” を使って 7000m - 8000m 程度の距離をキープすることを想定している。