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WHの侵攻・防衛

WHはその出入り口が不定であるという性質上、LowやNullで起こるような、PvPを企図したフリート同士の遭遇戦というものはなかなか発生しません。
よく起こる戦闘は大きく2パターンに分けることができ、一つは「ラッティングや採掘等をしている非PvP艦に対する襲撃」、もう一つは「建造物の破壊を企図した侵攻」です。

ここでは後者の「建造物の破壊を企図した侵攻」について、如何にして防衛するかを解説していきます。


WH内の建造物を攻撃する際、単純に嫌がらせなどの場合もありますが、多くの場合、入植して金策拠点にするなどのために現在の住民を排除すること(Eviction)が目的となっています。
であれば、侵攻する側としてはLow/Nullのローミングフリートのように「戦闘すること」自体を目的としているわけではないため、確実に建造物を破壊することを第一目標として行動するのが普通です。

WH侵攻の基本的な流れは以下のようになります。

  1. クラス、惑星構成や固定穴などが理想的なWHを探し、目ぼしいWHを見つけたらスカウトを潜入させる。
  2. 住民の行動パターンや保有する戦力などを把握する。
  3. (クラス5以上)可能であれば、住民が活動していないタイミングを見計らってDNなどのキャピタル艦を潜入させる。
  4. 橋頭堡として建造物を設置する。(ここから原住民に気づかれる)
  5. BS等の大型艦船を搬入する。
  6. 住民の建造物に攻撃を加える。
  7. 敵増援が入ってこないようホールコントロールを行う。
  8. リインフォース明けの建造物を攻撃し破壊する。

WH防衛とはつまるところ、これらを如何にして阻止していくかということになります。


コープやアライアンスの戦力を測る第一の指標は何と言ってもキルボードなので、これが良好に保たれている、すなわちキルが多くロスが少なくなっていればそれだけの戦闘力を持っていると判断され、侵攻の標的にされる可能性が抑えられるかもしれません。
逆に、普段から金策中の襲撃を察知あるいは対処できずロスばかり積み重ねていると、侵攻される危険性は跳ね上がります。

一旦有事になると、WH外からの補給は難しくなります。そうでなくても質量の大きいBSクラスの大型艦は短時間で多数搬入することが困難なので、防衛戦力としてBSクラスを使用するドクトリンを制定している場合は平時から搬入・整備しておく必要があります。
Fortizar以上の建造物を保有している場合、侵攻側もそれなりの戦力を投入してくることが予想されるので、キャピタル艦を整備することも重要です。適切にFitされたBS艦隊がFAX数隻の支援を受ければサブキャピタル艦隊で突破することは困難になり、DNがあれば侵攻側の建造物を排除することが容易になります。

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  • 最終更新: 2020/10/11 04:19
  • by bartlett