trade:swindle

差分

このページの2つのバージョン間の差分を表示します。

この比較画面へのリンク

次のリビジョン
前のリビジョン
trade:swindle [2016/02/07 19:42] – 作成 bartletttrade:swindle [2020/11/10 13:51] (現在) – 外部編集 127.0.0.1
行 1: 行 1:
 ====== 詐欺まとめ ====== ====== 詐欺まとめ ======
 EVE Onlineの自由度の高さの象徴として、「詐欺が禁止されていない」ことがよく挙げられます。\\ EVE Onlineの自由度の高さの象徴として、「詐欺が禁止されていない」ことがよく挙げられます。\\
-最大商都であるJitaのローカルチャットのほぼ全ては詐欺である、とよく言われますし、実際そうです。\\+最大商都であるJitaのローカルチャットの1割((残りの9割はハイパーネット。ハイパーネット実装前は詐欺の割合が99%だった))は詐欺である、とよく言われますし、実際そうです。\\
 それだけ詐欺を仕掛ける人が多いということは、それだけ詐欺に引っかかる人が多いということ、そして詐欺が儲かるということです。 それだけ詐欺を仕掛ける人が多いということは、それだけ詐欺に引っかかる人が多いということ、そして詐欺が儲かるということです。
  
行 31: 行 31:
 「Tritanium((相場は概ね1Unit当たり5~6ISK)) 100000000Unitを300000000ISKで(1Unit当たり3ISKで)売るよ!」という売り文句の契約が、実際は1Unit当たり30ISKとなる価格設定になっているという手口。\\ 「Tritanium((相場は概ね1Unit当たり5~6ISK)) 100000000Unitを300000000ISKで(1Unit当たり3ISKで)売るよ!」という売り文句の契約が、実際は1Unit当たり30ISKとなる価格設定になっているという手口。\\
 契約では1Unit当たりの単価が表示されないため、瞬時に詐欺と見抜くのは難しいです。ただ、多量のUnit数で取引されるアイテムが生産資源くらいしかなく、そういうアイテムに興味を示すプレイヤー層は限られるため、あまり一般的な手口にはなっていません。 契約では1Unit当たりの単価が表示されないため、瞬時に詐欺と見抜くのは難しいです。ただ、多量のUnit数で取引されるアイテムが生産資源くらいしかなく、そういうアイテムに興味を示すプレイヤー層は限られるため、あまり一般的な手口にはなっていません。
 +
 +----
  
 ===== 品物を誤認させる ===== ===== 品物を誤認させる =====
-==== バージョン違い ====+これもまたよく使われます。 
 + 
 +==== バージョン違い・個数違い ====
 「[[:ship:battleship:raven-navy-issue|Raven Navy Issue]]を300Mで売るよ!」という売り文句の契約で、ノーマルの[[:ship:battleship:raven|Raven]]を300Mで売りつける、といったような手口。\\ 「[[:ship:battleship:raven-navy-issue|Raven Navy Issue]]を300Mで売るよ!」という売り文句の契約で、ノーマルの[[:ship:battleship:raven|Raven]]を300Mで売りつける、といったような手口。\\
-海軍仕様の他に、現品ではなくBPCを売る手口などもあります。+海軍仕様の他に、現品ではなくBPCを売る手口などもあります。\\ 
 +あるいは、「20個売るよ」という文言の契約が、実際には売るのは1個だけ、と言ったパターンも多いです。\\
 上記の[[#格安商品に見せかける|格安商品に見せかける]]の派生系とも言えます。値段だけに注目しているとこっちに引っかかります。\\ 上記の[[#格安商品に見せかける|格安商品に見せかける]]の派生系とも言えます。値段だけに注目しているとこっちに引っかかります。\\
 焦らせる手段も同じものが使えます。 焦らせる手段も同じものが使えます。
行 44: 行 49:
 十分なISKを持っている時にこれを受諾すると、一度引き渡されたPLEXを再度あちらに引き渡すことになります。\\ 十分なISKを持っている時にこれを受諾すると、一度引き渡されたPLEXを再度あちらに引き渡すことになります。\\
 つまりISKだけ取られます。ちなみに契約を受諾する前にPLEXを持っていなくても、ISKだけ持っていれば成立してしまいます((引き渡されたPLEXがそのまま支払いに回されるため))。 つまりISKだけ取られます。ちなみに契約を受諾する前にPLEXを持っていなくても、ISKだけ持っていれば成立してしまいます((引き渡されたPLEXがそのまま支払いに回されるため))。
 +
 +==== お楽しみBOX ====
 +{{:trade:2-2.png?300|空箱}}\\
 +Plastic Wrapとはクーリエコンテナのこと。「これら5つのコンテナの中に1つだけPLEXが入ってますよ」という謳い文句である。\\
 +当然PLEXなど入っているわけがありません。そもそも、クーリエコンテナの中に物が入っていれば下のように表示されます。\\
 +{{:trade:2-2-2.png?300|中身あり}}
 +
 +----
  
 ===== 成立不能な取引を提示する ===== ===== 成立不能な取引を提示する =====
 +これが一番よく引っかかると言われています。
 +
 +基本的にこの手口は、本来の相場より高値でアイテムを購入させるものです。\\
 +それを更に高値で転売できると思わせることで((そのための購入注文も売り手が出している))、契約でアイテムを購入させます。そしてその後の転売をさせないことでISKを手に入れ、相手の手元には割高で購入したアイテムが残る、というのがこの手口の流れです。
 +
 +そしてその転売をさせないための手法が、以下の「成立不能な取引」を作成するというものです。
 +
 +==== 最低取引量詐欺 ====
 +割高でアイテムを売り出し、同時にその価格よりも高い価格の買い注文も出します。\\
 +ただし、買い注文を出す際にその「最低取引量」を、流通しているアイテム数よりも多く設定することで「買うことはできるが売ることはできない」状態にします。\\
 +最低取引数を超えられないために、流通数の少ないニッチなアイテムで行われる傾向があります。
 +
 +----
 +
 +===== その他 =====
 ==== ISK Doubling ==== ==== ISK Doubling ====
-==== 信用取引詐欺 ====+{{:trade:doubling.png?300|大抵こういう風にBioに説明を書いている}}\\ 
 +「ISKくれたら倍にして返すよ」という文言をひたすらローカルチャットに流しているもの。もちろん倍になるわけなどない。\\ 
 +例えばこの例なら、本命は3倍~5倍の高額な方ではなく、一番安い10mの方。間違っても「安い方で<del>調子に乗らせて</del>信用させて高額を振り込ませる」という手口ではない。
  
 +==== 移動不能クーリエ ====
 +高額な保証金のかかったクーリエコントラクト(輸送契約)を受注させ、それを失敗させることで保証金を得るもの。中身はたいてい無価値なガラクタであるため、輸送失敗で戻ってこなくても発注者は痛くも痒くもない。\\
 +かつては最高スキルフレイターでも格納できないような巨大な荷物のクーリエを受注させる手段が多かったが、容積制限が付くようになって実行不可能になった。\\
 +現在見られる手法は以下の通り。
 +  * [[:structure|アップウェルストラクチャ]]行きのクーリエを受注させた後に、ドック権限を剥奪する。
 +  * フレイターでしか運べない荷物を、進入経路の限られる僻地システムに運ばせ、その途上で襲撃・撃沈して失敗させる。
  • trade/swindle.1454841736.txt.gz
  • 最終更新: 2016/02/07 19:42
  • (外部編集)