guide:fitting-101

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guide:fitting-101 [2021/01/26 20:54] taka74guide:fitting-101 [2021/12/18 20:10] (現在) – 外部編集 127.0.0.1
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-===== 船の装備の組み方 =====+====== アクティブタンクの組み方 =====
 +ミッションやDEDなどのPvE用、つまり対NPC用艦船装備の基本的な組み方を簡単に解説します。\\ 
 +**以下の手順は、まずシミュレーターで行います。**シミュレーターで組んでみて、スキル要件や価格見積もりを確認して、それが実際に使用可能なのを確認してから購入し、組み立てを行うようにしましょう。
  
-EVE OnlineにおけFit組み方は、覚えことが非常多く初心者がよく躓く箇所として有名です。\\ +また、**装備すモジュールは可能な限りT2のもを使用すようにしてください**\\ 
-どんなに強力な艦を使っても、間違ったFitでその艦の能力の10%も発揮すことは出来ません。\\ +スキル不足でT2が使えい場合は、[[:module#modにはランクがあ|メタモジュル]]で代用るようにしましょう
-厳密なセオリはいろいろありまが、ここでは基本的なところだけ紹介しま+
  
-==== じめに ====+なお、[[:fit-for-alpha|初心者向けPvE装備例]]全てこの手順従って組まれています。
  
-Fitを組みたいと考えたとき、大きく2通りのパターンがあるはずです。\\ +----
-ある目的をもって、それが可能な艦を組みたいのか。あるいは、ある艦に乗りたくて、その艦で何かをやりたいのか。\\ +
-後者は自分の好きな艦にのるという目的は達成できますが、その船が自分がやっていることに向いているとは限らないためFitting難易度が高くなりがちです。\\ +
-強いこだわりがないのであれば目的に合わせて艦を選ぶことをおすすめします。[[:ship-switching]]も参考になるでしょう。+
  
-==== 重要ポント ====+===== 0.モジュールのサズについて ====
 +一部のモジュールは、小型/中型/大型といったサイズ分けがされています。\\ 
 +サイズ分けされているモジュールは、適合する艦種に載せないと効果を発揮しません。\\ 
 +  * 小さ過ぎるモジュールは効果が小さい。 
 +  * 大き過ぎるモジュールは船に対する負荷も大き過ぎて載らない。あるいはまともに動かせない。 
 +  * サイズが違うと船のボーナスが乗らない(タレットやミサイルなど)
  
-それぞれのに固有ボーナスを活かしましょう。ボーナスは、その艦は何が得意のかを表す重要な要素です。\\ +|< 570px 60px 200px 170px 70px 70px >| 
-ロジ((味方艦を回復させる役割))が得意な船で相手を攻撃してもまもな成果は得られませ。\\ +^  種ごと適切サイズ一覧  ^^^^^ 
-また、スロットは基本的にすべて使いましょう。搭載するモジュールがないときは万能に使えるモジュールがいくつかあるので、それを搭載するのも悪くありません。\\ +^  ^ ほとんどのモジュール ^ シールドブースター ^ AB((アフターバーナー)) ^ MWD((マクロワープドライブ)) ^ 
-例外的に、ハイロットに関してはレット/をすべて使っていれば、スの都合であえて使わないこともあり得ます。\\ +^ FG((フト)) | 小型(Small) | 小型(Small) | 1MN | 5MN | 
-キャパシタ(電力)を、想定される闘時間の間保つようにすることも重要です。EVEのはキャパシタがなければほぼ全てのアクティブモジュールが起動できません。\\ +^ DD((駆逐艦)) | 小型 | 中型(Medium) | 1MN | 5MN | 
-特にPVEでは常時安定させることが望ましいです。+^ CL((巡洋艦)) | 中型(Medium) | 中型/大型(Large) | 10MN | 50MN | 
 +^ BC((巡洋戦艦)) | 中型 | 大型 | 10MN | 50MN | 
 +^ BS((戦艦)) | 大型(Large) | 大型/超大型(X-Large) | 100MN | 500MN |
  
-==== 攻撃モジュール ====+----
  
-探検用、ロジ用以外の艦船には攻撃系のボーナスがたいてい1つは付いています。迷ったときにはその種類のモジュ使いましょう。\\ +===== 1.ハドポイント埋める ===== 
-それぞれの詳細な特徴は、[[:module:turret]]や[[:module:missile]]を御覧ください。使うモジュルの種類は統一することを強くおすすめします。\\ +{{https://images.evetech.net/Type/454_64.png?64&recache|Sビームレーザー}}{{https://images.evetech.net/Type/565_64.png?64&recache|Sレールガン}}{{https://images.evetech.net/Type/488_64.png?64&recache|Sアーティラリ}}{{https://images.evetech.net/Type/499_64.png?64&recache|ライトミサイルランチャ}}\\ 
-近距離用モジュ遠距離用モジュルの同時使用はEVEでは強ありません。\\ +ハイスロットには、ボナスの対象なるタレット/ランチャ同一のもの揃えてハードポイント数だけ。\\ 
-また、FG/DDあれば小型CL/BCであれば中型、BSであれば大型モジュールを搭しょう。\\ +PvEで使うなら長射程タイプを選ぶのが無難です。装備の区分については[[:module:all#turrets_bays_タレットと装備|MOD一覧]]も参照こと
-大型艦小型艦へ対処は[[:drone|ドローン]]で行うが基本です+
  
-==== 推進モール ====+|< 600px 350px 250px >| 
 +^ 長射程兵装 || 
 +^ エネルギータレット(アマー) | ビームレーザー | 
 +^ ハイブリッドタレット(カルダリ/ガレンテ) | レールガン | 
 +^ プロェクタイルタレット(ミンマター) | アーティラリ | 
 +^ ミサイル(カルダリ) | ライトミサイル(FG/DD用) | 
 +^ ::: | ヘビーミサイル(CL/BC用) | 
 +^ ::: | クルズミサイ(BS用) |
  
-EVEの艦船は基本的な航行速度は遅いため、どの艦にも[[:module:propulsion|推進モジュール]]を1つは搭載しましょう。\\ +----
-近距離志向であればアフターバーナー、遠距離志向であればマイクロワープドライブを使うことがメジャーです。+
  
-==== 防御モジュール ====+===== 2.リペアモジュールを載せる ====
 +{{https://images.evetech.net/Type/20701_64.png?64&recache|アーマーリペアラ}}{{https://images.evetech.net/Type/20703_64.png?64&recache|シールドブースター}}\\ 
 +適切なサイズのリペアモジュールを1基載せます。\\ 
 +ミディアムスロットが多い船はシールドブースター(=アクティブシールドタンク)を、ロースロットが多い船はアーマーリペアラ(=アクティブアーマータンク)を載せましょう。\\ 
 +基本的にこれらのリペアモジュールは複数載せる必要はありません。
  
-説明するには長すぎるため、[[:module:fitting:tank]]をお読みくださ。\\ +|< 450px 250px 200px >| 
-PVEではアクテブタンクが基本です。\\ +^ ロースロットが多は ーマーリペアラ | 
-PVPではどれも使いますが、がいる場合バッファンクがおすすめです。\\+^ ミデアムスットは | シールドブースー |
  
-==== 補助モジュール ====+----
  
-相手のワープを妨害す落とす、シグネチャを増や補助系モジュールもEVEは非常重要です。\\ +===== 3.アフターバーナーを載せる ===== 
-これなしでは相手逃げられり、与えダメージが大幅減ったりすることでしょう。\\ +{{https://images.evetech.net/Type/12066_64.png?64&recache|アフターバーナー}}\\ 
-[[:module:ewar|E-War]]ともばれます。専用艦の存在からもその重要性理解はずです。+ような船でもアフターバーナーかマイクロワープドライブのどちらかは載せようにしましょう。船の足が遅いとあらゆる行動の効率が悪くなります。\\ 
 +マイクロワープドライブの方が足はいですがキャパシタ大量に消費るのでパシタが必要になるアクティブタンクでは基本的にアフターバーナー採用しま。 
 + 
 +---- 
 + 
 +===== 4.レジスタンスを強化する ===== 
 +{{https://images.evetech.net/Type/2046_64.png?64&recache|ダメージコントロール}}{{https://images.evetech.net/Type/11303_64.png?64&recache|アーマーハードナー}}{{https://images.evetech.net/Type/578_64.png?64&recache|シールドハードナー}}\\ 
 +ダメージコントロール、通称「ダメコン」は1モジュールで全区画の全レジスタンスを上げるので、基本的には載せておいたほうが良いです。\\ 
 +その他、アーマーリペアラを載せたならアーマーレジスタンスを、シールドブースターを載せたならシールドレジスタンスを上げるモジュールを2つか3つ載せます。\\ 
 +ミッションなど相手の攻撃してくる属性が予めわかっている場合はそれに対応したのを装備、そうないなら全属性まんべんなく上げるようしましょう。 
 + 
 +NPCの攻撃属性をまとめたページは[[:pve:npc-damage-type|こちら]]です。 
 + 
 +|< 460px 80px 360px >| 
 +^ {{https://images.evetech.net/Type/2046_64.png?64&recache|ダメージコントロール}} | **ダメージコントロール**\\ まずはこれを載せる。 | 
 +^ アーマーレジスタンスを上げるモジュール ^^ 
 +^ {{https://images.evetech.net/Type/11303_64.png?64&recache|アーマーハードナー}} | **アーマーハードナー**\\ 効果は強い。\\ キャパシタを消費する。 | 
 +^ {{https://images.evetech.net/Type/11267_64.png?64&recache|Energized Armor Resistance Membrane}} | **レジスタンスメンブレン**\\ 効果はそこそこ。\\ キャパシタを消費しい。 | 
 +^ {{https://images.evetech.net/Type/1304_64.png?64&recache|Armor Resistance Coating}} | **レジスタンスコーティング**\\ 効果は低い。\\ キャパシタもCPUも使用ないの載せやすい。 | 
 +^ シールドレジスタンスを上げるモジュール ^^ 
 +^ {{https://images.evetech.net/Type/578_64.png?64&recache|シールドハードナー}} | **シールドハードナー**\\ 効果強い。\\ キャパシタを使用する。 | 
 +^ {{https://images.evetech.net/Type/1808_64.png?64&recache|シールドレジスタンス増幅器}} | **シールドレジスタンス増幅器**\\ 効果はそこそこ。\\ キャパシタを使用しない。 | 
 + 
 +---- 
 + 
 +===== 5.火力を盛る ===== 
 +{{https://images.evetech.net/Type/2363_64.png?64&recache|放熱器}}{{https://images.evetech.net/Type/9944_64.png?64&recache|磁場制御器}}{{https://images.evetech.net/Type/520_64.png?64&recache|回転制御器}}{{https://images.evetech.net/Type/12274_64.png?64&recache|弾道制御装置}}\\ 
 +使用するタレット/ランチャー対応し火力向上モジュールを1~2個載せましょう。 
 + 
 +|< 540px 240px 300px >| 
 +^  火器と対応す火力向上モジュル  ^^ 
 +^ エネルギータレット | 放熱器(Heat Sink) | 
 +^ ハイブリッドタレット | 磁場制御器(Magnetic Field Stabilizer) | 
 +^ プロェクタイルタレット | 回転制御器(Gyrostabilizer) | 
 +^ ミサイル | 弾道制御装置(Ballistic Control System) | 
 + 
 +---- 
 + 
 +===== 6.リグを刺す ===== 
 +{{https://images.evetech.net/Type/31372_64.png?64&recache|Capacitor Control Circuit}}\\ 
 +PvE用アクティブタンクの場合、基本的にリグスロットはキャパシタコントロールサーキット(通称「CCC」)で埋めるの良いでしょう。副作用なくキャパシタを強化できます。\\ 
 +キャパシタ余裕があるならば、レジスタンスを上げるリグを使用するのも良いでしょう。\\ 
 +リグについては[[:module:rig|主なリグ]]も参照のこ。 
 + 
 +---- 
 + 
 +===== 7.キャパシタを強化する ===== 
 +{{https://images.evetech.net/Type/1195_64.png?64&recache|キャパシタリチャージャー}}{{https://images.evetech.net/Type/2020_64.png?64&recache|キャパシタバッテリー}}{{https://images.evetech.net/Type/1445_64.png?64&recache|キャパシタパワーリレー}}{{https://images.evetech.net/Type/1246_64.png?64&recache|キャパシタフラックスコイル}}\\ 
 +ミディアムスロットが空いてるならばキャパシタリチャージャーを載せましょう。\\ 
 +しPGに余裕があるなら、適切なサイズのキャパシタバッテリーを搭載すると良いです。キャパシタブースターのキャパシタ回復力は強いですが、連続使用し続けらないのでPvE向きではありせん。\\ 
 +ロースロットが空いていて、アクティブアーマータンクならキャパシタパワーリレー、アクティブシールドタンクならキャパシタフラックスコイルを載せると良いです。\\ 
 + 
 +全モジュール起動し続けてもキャパシタが枯渇しない「キャパシタ安定」状態まで持っていくのが理想ですが、シールドブースターはキャパシタ消費が激しいので、アクティブシールドタンクで組む場合キャパシタ安定にするのは難しいです。\\ 
 +ですが、火力を犠牲にしない範囲でキャパシタ性能は上げておくべきです。 
 +|< 560px 280px 280px >| 
 +^ ミディアムスロットが空いている ^^ 
 +^ PGに余裕がない | キャパシタリチャージャー | 
 +^ PGに余裕がある | キャパシタバッテリー | 
 +^ ロースロットが空いている ^^ 
 +^ アーマーリペアラを載せている | キャパシタパワーリレー | 
 +^ シールドブースターを載せている | キャパシタフラックスコイル | 
 + 
 +---- 
 + 
 +===== 8.リソースの調整 ===== 
 +ここまで組んでみて、もしCPUやPGの上限を超えてしまっている場合、ある程度なら調整が効きます。\\ 
 +主な方法は以下のようになります。\\ 
 +  * タレットを装備している場合、同じサイズで口径が小さいものに交換する。(巡洋がSサイズタレットを使う、などということがあってはならない) 
 +  * モジュールをT2からメタモジュール(「コンパクト(compact)」「耐久型(enduring)」「抑制型(restrained)」などと書かれたモジュールなど)に替える。 
 + 
 +CPUやPGを底上げするモジュール存在しますが、そのために1スロットを割くのはもったいないので非推奨です\\ 
 +他人に教えてもらったFitでも、個人のスキル差によっては使えないということあります。詳しくは[[:technic:ship-resource-adjustment|こちら]]解説しています。 
 + 
 +---- 
 + 
 +===== 9.誰かに確認してもらう ===== 
 +Fit案が完成したら、上級者にチェックしてもらいましょう。\\ 
 +同じコープの人に聞いてみのが一番ですが、日本語ヘルプで質問してみるのもいいでしょう
  
-==== おわりに ==== 
  
-Fittingは非常に奥が深く、ここで紹介したことはほんの一例に過ぎません。\\ 
-EVEの先輩に教わったり、仲間と考え抜くことが重要です。\\ 
-なんでも出来る完璧なFittingはありえませんので、目的に合わせて適切なものを選択しましょう。 
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  • 最終更新: 2021/12/18 20:10
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