差分
このページの2つのバージョン間の差分を表示します。
次のリビジョン両方とも次のリビジョン | |||
backstory:minmatar:tribe [2017/09/17 20:09] – 作成 curouni | backstory:minmatar:tribe [2017/09/20 12:55] – bartlett | ||
---|---|---|---|
行 10: | 行 10: | ||
<WRAP group> | <WRAP group> | ||
<WRAP half column> | <WRAP half column> | ||
- | Minmatar | + | ミンマターの社会の基礎は部族社会に深く根ざしている。7つの主要部族・クランがあり、セビエスター、クルースアル、ブルートー、ヴェロキュオール、ネファンター、サッカー、スタークマニールがそれである。 |
- | この7つの内の4つ(Sebiestor、Krusual、Brutor、Vherokior)が | + | この7つの内の4つ(セビエスター、クルースアル、ブルートー、ヴェロキュオール)がミンマター共和国を構成している。スタークマニール族は4世紀前の反乱鎮圧の際にアマー人によってほとんど全滅させられており、少数がアマー帝国内で奴隷として残存している。 |
</ | </ | ||
行 22: | 行 22: | ||
<WRAP group> | <WRAP group> | ||
<WRAP half column> | <WRAP half column> | ||
- | 7つの部族の内の3つについて、詳細な説明を以下に記す。Amarr 人はそれぞれの部族をニックネームで呼んでいる。これは蔑称ではあるが、それぞれの素質と特質を評価してつけられたものである | + | 7つの部族の内の3つについて、詳細な説明を以下に記す。アマー人はそれぞれの部族をニックネームで呼んでいる。これは蔑称ではあるが、それぞれの素質と特質を評価してつけられたものである。 |
</ | </ | ||
行 32: | 行 32: | ||
---- | ---- | ||
- | ===== Sebiestor | + | ===== セビエスター |
{{https:// | {{https:// | ||
- | |< 300px 50px 150px >| | + | |< 300px 120px 180px >| |
- | ^ Nick | The Sinister(邪悪)| | + | ^ ニックネーム |
- | ^ Tribe leader | Karin Midular | + | ^ 部族長 |
==== 身体的特徴 ==== | ==== 身体的特徴 ==== | ||
<WRAP group> | <WRAP group> | ||
<WRAP half column> | <WRAP half column> | ||
- | Sebiestor | + | セビエスター族は華奢だが柔軟かつしばしば優美な人々である。青白く締まった肌と細い骨格を持つのがふつうで、そのため見た目で慢性的な栄養失調と病気に苦しめられているのだろうと思われることが多い。セビエスター族は直線とすっきりとした模様で構成されるシンプルな刺青を好むが、波打つような図形も見られないわけではない。 |
</ | </ | ||
行 48: | 行 48: | ||
</ | </ | ||
- | ==== 小史 | + | ==== 略歴 |
<WRAP group> | <WRAP group> | ||
<WRAP half column> | <WRAP half column> | ||
- | Sabiester | + | セビエスター族は惑星マターの北極圏、ミクラムルカ大陸の人を寄せ付けないステップ地域の出身である。彼らはミンマター人の中では最も技術職能に長けており、かつては危険な宇宙探査計画の最前線において、アマー人が到着するまでの先鋒の役割を務めていた。現在ではほとんどのミンマター船および宇宙ステーションがセビエスター族の手によって設計されている。 |
</ | </ | ||
行 61: | 行 61: | ||
---- | ---- | ||
- | ===== Brutor | + | ===== ブルートー |
{{https:// | {{https:// | ||
- | |< 300px 50px 150px >| | + | |< 300px 120px 180px >| |
- | ^ Nick | The Fierce(粗野)| | + | ^ ニックネーム |
- | ^ Tribe leader | Wkumi Pol | | + | ^ 部族長 |
==== 身体的特徴 ==== | ==== 身体的特徴 ==== | ||
<WRAP group> | <WRAP group> | ||
<WRAP half column> | <WRAP half column> | ||
- | Brutor | + | ブルートー族は惑星マターの南半球にある島出身の浅黒い人々だ。彼らは他の部族よりも少し体躯が大きくがっしりとしている。腕力を何よりも大事だと考えるので、実際に対面するとかなりの威圧感を与える。 |
</ | </ | ||
行 77: | 行 77: | ||
</ | </ | ||
</ | </ | ||
- | ==== 小史 | + | ==== 略歴 |
<WRAP group> | <WRAP group> | ||
<WRAP half column> | <WRAP half column> | ||
- | Brutor | + | ブルートー族とスタークマニール族は、かつては広大なイーニレッティ平野に住む単一の部族だった。数千年前に部族内のひとつの集団がマイアー海峡を越えマイアー群島に移住し、さらに南へ南へと移動していった。最終的にこの集団は元の部族との間の連絡が途絶えてしまい、ブルートー族となったのだ。彼らの強靱さは肉体労働者として理想的であったので、アマー人はブルートー族をごっそりと奴隷にした。未だにかなりの数の部族民がアマー帝国内で奴隷になっている。 |
</ | </ | ||
行 90: | 行 90: | ||
---- | ---- | ||
- | ===== Krusual | + | ===== クルースアル |
{{https:// | {{https:// | ||
- | |< 300px 50px 150px >| | + | |< 330px 120px 210px >| |
- | ^ Nick | The Crafty(狡猾)| | + | ^ ニックネーム |
- | ^ Tribe leader | Tenerhaddi Dykon | | + | ^ 部族長 |
==== 身体的特徴 ==== | ==== 身体的特徴 ==== | ||
<WRAP group> | <WRAP group> | ||
<WRAP half column> | <WRAP half column> | ||
- | Krusual | + | クルースアル族は背が高く、褐色の肌をしている。彼らは頭の両サイドを剃り上げ、額から後頭部へと走る細い髪のラインだけを残している。曲線や幾何学的な模様を刺青のモチーフに用い、滅多に取り乱すことがなく、いつも規律正しく、感じの良い目をしている。 |
</ | </ | ||
行 107: | 行 107: | ||
</ | </ | ||
- | ==== 小史 | + | ==== 略歴 |
<WRAP group> | <WRAP group> | ||
<WRAP half column> | <WRAP half column> | ||
- | Krusual | + | クルースアル族は 当初、惑星マターの北部トロンハダール渓谷の山岳地帯に居住していた。他部族はクルースアル族を最も野蛮な部族だと見なしていたが、それは主に人里離れたところに住む彼らの難解な文化に対する知識の欠如に起因するものであった。アマー人はミンマター人を征服していた期間、クルースアル族の制圧にはほとほと手を焼き、山岳地帯に基地を作った支配できないクルースアル人はアマー側にとっては絶えず苦痛の種であった。 |
</ | </ | ||
<WRAP half column> | <WRAP half column> | ||
- | The large, fertile plains | + | The Krusual tribe initially inhabited the mountainous region |
</ | </ | ||
</ | </ | ||
+ | ---- | ||
<WRAP group> | <WRAP group> | ||
<WRAP half column> | <WRAP half column> | ||
- | Minmatar | + | ミンマター人の故郷、惑星マターの広大で肥沃な平原は無数の有蹄類の群れを擁し、遊牧民的な生活には理想的である。惑星マターのすばらしい気候条件は十分以上に広い土地と相俟って、EVEゲートの崩壊後であっても、科学技術のレベルを維持するための努力を続けなくてもよいということを意味していた。何世代もの間ミンマター人はこの楽園を逍遙し、時間と距離によって多数の部族に分けられていった。 |
</ | </ | ||
<WRAP half column> | <WRAP half column> | ||
- | The tribal community was ideally suited for nomads, but remarkably | + | The large, fertile plains of Matar, home planet of the Minmatars, |
</ | </ | ||
</ | </ | ||
行 133: | 行 133: | ||
<WRAP group> | <WRAP group> | ||
<WRAP half column> | <WRAP half column> | ||
- | 部族社会は遊牧民の社会において最も適していたが、都市化が始まった後も | + | 部族社会は遊牧民の社会において最も適していたが、都市化が始まった後もミンマター人は部族の強い絆をしっかりと維持し続けている。部族社会の厳しい側面、たとえば厳格な階級制度や(一部の部族に見られた)農民と労働者の小作人制度などは現代では衰退してこそいるが。今日ではミンマター人は、所属クランを最重要・最優先要素として識別する。 |
</ | </ | ||
行 144: | 行 144: | ||
<WRAP group> | <WRAP group> | ||
<WRAP half column> | <WRAP half column> | ||
- | Minmatar | + | ミンマターの部族は長い間にそれぞれの伝統を進化させてきたが、部族間の交流が制限されていたため社会構造の類似点はあまりない。その一つの例は部族のピラミッド構造に見られる。どの部族も多数の家系クランを内包し、家系クランはさらに職種や地理的な条件やその他の特色によって分けられるサブクランに分かれる(全体構造が同じであってもサブクランは部族によって異なっている)。7大部族にはそれぞれ部族長がいる。部族長は大統領や州知事に近い職務を務めている。部族長の権威は部族内では絶対的なものだが、部族の外では全く力を持たないか、あってもほんの少しである。このクラン構造はミンマター人の最大の強みであると同時に最大の弱点でもある。強い部族の絆は文化を正確に伝承していくことを可能にしているが、一方で彼らの政治的な弱点になり、他の帝国に相対する際の弱みになっている。 |
</ | </ | ||