Opportunity。直訳すれば「機会」「好機」といった意味。意味はともかくとして、これが事実上のチュートリアルです。若干不親切ではありますが。
他ゲームで言うところのアチーブメント(実績)形式で、EVEの操作を覚えていくというもの。
基礎的な操作や知識が詰まっているので、ある程度は指示を参考にやってみて損はありません。
ただ、無視してもゲームの進行に支障はなく、また全部満たしたからといって何かが起こるわけでもありません。
有効なオポチュニティ1)以外でも条件を満たせば完了になっていくので、適当なところでオポチュニティ埋めは切り上げてしまうことをおすすめします。あとは自然と埋まっていくでしょう。
画面上の適当なところでマウスドラッグすれば、それに対応してカメラの位置が動きます。
通常、カメラの中心には自分の乗っている艦があり、自艦を中心にカメラが回転します。
マウスホイールのスクロールで、カメラの位置を自艦から遠ざけたり近づけたりできます。
このゲームでは基本的に船の形が細部まで見えるほどカメラを近づけてプレイすることは少ないです。これは、(Asakai会戦のあれは別として)EVEのプレイ動画の大半がかなり引いたカメラ視点であることからもわかります。
これは、カメラを遠ざけたほうが彼我の動きや距離、全体の様子などを把握しやすいからです。
Escメニューの「ディスプレイとグラフィックス」から、ズーム操作の方向を反転させることができます。
自艦から100km以内の物体(敵や味方の艦船、あるいはそれ以外の建造物など)はカメラの中心にすることができます。
艦船の3Dモデル上に現れる各種エフェクトでその艦船の状態をある程度読み取ることができるので、割とよく使う操作です。
画面上、またはオーバービューから見たい対象を左クリックして選択し、「選択アイテム」ウィンドウ(デフォルトでは画面右上にある)から「見る」アイコンを選べば、そこへカメラが移動します。
また、左クリック長押しで表示される「メニュー盤」からの操作も可能。右の「+」にマウスを合わせれば同様の「見る」アイコンが表示されます。
慣れればこちらのほうがより素早い操作ができるでしょう。
その他、右クリックからも「見る」操作ができます。
宇宙空間での基本的な操作は、以上の「選択アイテムウィンドウ」「メニュー盤」「右クリック」のどれでも実行できます。
自艦をカメラの中心に戻す方法は3通りあります。
1つ目は、現在見ている物体を選択した状態で、メニュー盤等の「見る」アイコンに代わって表示される「自分の艦船を見る」アイコンをクリックすること。
2つ目は、各種メーターの左側に表示されている「カメラコントロール」ボタンから「自分の艦船を見る」ボタンを押すこと。
3つ目は、キャパシタメーターを右クリックして「見る」を選択すること。
キャパシタメーターを右クリックすることは、自分の艦船を右クリックすることと同じことです。
自分の艦船の右クリック操作でないと行なえない操作2)は意外と多いです。使い所は多いので覚えておくと得をするでしょう。
説明通り、ダブルクリックした方向へ船が移動します。
次の接近コマンドでほとんど事足りるため、使われることは少ないです。ただしPvPに限っては使われることがよくあります。
武器のアイコンを左クリック(有効化)すれば、ロックオンしている対象へ自動的に攻撃し続けてくれます。
なお、同時に複数の敵をロックオンすることはできますが、1つの武器が同時に複数の敵を攻撃することはできません。
攻撃対象は、攻撃開始前にロックオン対象一覧からクリックすることで選択することができます。しかし、その一覧はデフォルト設定ではウィンドウの裏に隠れてしまっています。
緑で囲った中にある丸いアイコンが、ロックオン対象一覧表示の起点になります。これはマウスドラッグで動かせるので、見やすいところに動かしましょう。
チュートリアルで出てくる敵は、攻撃し続けていればまず何事もなく倒すことができます。
最初から覚えているスキルはどれも重要なものです。早めにレベルを上げて損することはありません。
これ以外のスキルを覚えたいときには、そのスキルの本を買わなければなりません。
今後どんなスキルを覚えると良いかは初心者向けスキルガイドにまとめてあります。
ステーションに入港(ドッキング)できるのは、ステーションとの距離が0mになっている時だけです。しかし入港アイコンは常に選択することができます。
船がステーションから150km以内にいるときに入港アイコンを押した場合は、船がステーションに近づいた後に自動的に入港します。
船がステーションから150km以上離れているときに入港アイコンを押した場合は、船がステーションへワープした後に自動的に入港します。
「アイテムハンガー」にはアイテムのみが、「シップハンガー」には艦船のみが収容されます。
シップハンガーへアイテムをドラッグ&ドロップした場合、そのアイテムは自動的にアイテムハンガーへ移されます。
出港準備が完了になる前に再度出港(ドッキング解除)ボタンを押すことで、出港をキャンセルすることができます。
宇宙空間の何もないところを右クリックすることで、そのソーラーシステム(太陽系)内にあるアステロイドベルト等の一覧を呼び出すことができます。そこからワープ操作もできます。
アステロイドベルトへの移動は、おそらくこの方法が楽でしょう。
ここの流れはほぼ戦闘時間と一緒です。
違うのは、ロックオンする対象がアステロイドであることと、起動するのが採掘レーザーであるということだけです。
マーケットについての詳細は交易にあります。
船の装備は、装備画面上でアイコンをドラッグ&ドロップして行います。
装備の基礎知識はこちら。
ローカルチャットのメンバーリスト(右側に表示されているリスト)は、同じソーラーシステム内にいるプレイヤーの一覧として機能します。
様々な状況で重要になるので覚えておきましょう。
個人会話はよくコンブ(Conv:Conversation)と略されます。
個人会話は非公開ですが、一対一の会話だけでなく、会話内に他の人を招待して即席のグループチャットにすることもできます。
コンタクトの追加に両者の合意は必要ありません。コンタクトは一方的なものです。
ウォッチリストに追加した場合、そのキャラクターのログイン状況を随時確認することができます。
また、ログイン・ログアウトの際に通知が表示されるようにもなります。
スターゲートの名前は、「そのスターゲートを使用した際の到着ソーラーシステムの名前」を表しています。
目的地は複数設定できます。また目的地の設定方法は2種類あります。
「目的地に設定」は、現在の目的地設定を解除し、その地点を新たな1ヶ所目の目的地にするということです。
「経由地点を追加」の場合、現在の目的地設定を経由地点とし、最終目的地としてその地点を追加するということです。
ゲートやステーションへ手動操作でワープした場合は、その0km地点に到着します。
しかし、オートパイロット中のワープはゲート等の15km手前に到着します。そのたびにそこから通常航行でゲート等に近づいていくため、オートパイロット中は航行速度が落ちます。
※ここから先のオポチュニティは、プレイ開始後では所持しているアイテムやISKの問題で直ぐに満たすことは難しくなっています。
指示通りオポチュニティを満たしていけば後で10連ミッションの案内がありますが、この時点から10連ミッションに移行したほうが楽でしょう。
以降のオポチュニティは、10連ミッションをやっていけば自然に埋まります。
以上のオポチュニティは、指示通り順を追って達成していけば次のオポチュニティへの誘導がありました。しかし、以降のオポチュニティではもう誘導はありません。
とはいえ、コーポレーションのアイデンティティとワームホールの向こうへの内容は比較的大事なので、オポチュニティ地図で確認だけでもしておくのが良いです。
キャリアエージェントとは、いわゆる10連ミッションを提示してくれるエージェントのことです。
船は沈むものです。全財産を船につぎ込んではいけません。
船が沈んでもカプセルは残りますが、カプセル状態では何かと不便なのでできるかぎり常に船に乗るようにしましょう。
プレイ開始直後の環境では、悪意を持った誰かに攻撃されるか、または自爆するか、あるいは運の悪い出来事に巻き込まれるかしない限り、カプセルを破壊されることはありません。