再処理(あるいは精錬)とは、採掘で手に入れた鉱石を加工し、生産に使えるミネラル(無機物)を得る作業のことです。
しかし、再処理はスキルが低いと効率が落ち、スキルが有る場合よりも得られるミネラルが少なくなります。
鉱石はそのままマーケットで売買できることから、採掘初心者は再処理せずそのまま鉱石を売ったほうが利益が出ることがほとんどです。
また、鉱石だけでなく艦船やモジュール等も再処理してミネラルに変えることができます。
なお、アイスを再処理するとアイス生成物と呼ばれる素材が得られます。これは、主力艦の燃料や建造物の燃料の素材となります。
再処理をするためには、再処理施設のある場所に鉱石等を持っていく必要があります。
再処理施設によって再処理効率が異なり、以下のようになっています。可能な限り効率のいい場所で精錬するべきでしょう。
施設名 | 基本再処理効率 | その他 |
---|---|---|
Reprocessing Plant(再処理工場)を持つNPCステーション | 30~50% | NPCからの税金が掛かる1) |
Standup Reprocessing Facility(アップウェルストラクチャのサービスMod) | 50%~ | 再処理リグと所在地のSSに応じて改善される。所有者から税金が課せられる場合がある。 Faction Fortizarの場合、置き換え時に装備された固有のリグによって再処理性能が大きく強化されている場合がある。 |
再処理の効率はスキルとインプラントで改善できます。
Reprocessing (再処理) | 鉱石とアイスの再処理効率をレベルごとに3%改善。 |
---|---|
Reprocessing Efficiency (再処理効率) | 習得にReprocessingスキルが必要。鉱石とアイスの再処理効率をレベルごとに2%改善。 |
○○(鉱石名) Processing (○○処理) | 対応する鉱石の再処理効率をレベルごとに2%改善。 習得にReprocessingスキルが必要。Null鉱石の場合は追加でReprocessing Efficiencyスキルも必要。 |
Ice Processing (アイス処理) | アイスの再処理効率をレベルごとに2%改善。 習得にReprocessing EfficiencyとHydromagnetic Phisics(磁気流体力学)スキルが必要。 アイスであればどれでも対応している。 |
Scrapmetal Processing (スクラップメタル処理) | 鉱石とアイス以外の再処理効率をレベルごとに2%改善。 艦船やモジュール等の再処理効率を改善できる唯一のスキル。 |
Zainou 'Beancounter' Reprocessing RX-80x (ザイノウ「ビーンカウンター」再処理) | 鉱石とアイスの再処理効率を改善するインプラント。 最高で4%まで改善するものがある。 |
基本再処理効率50%のステーション使用、Reprocessingスキルレベル5を前提とし、Reprocessing Efficiencyと個別Processingスキルレベルでどれだけ効率が改善されるかを示したのが以下の表になります。
Reprocessing Efficiency スキルレベル | 個別Processingスキルレベル | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | |
0 | 57.50% | 58.65% | 59.80% | 60.95% | 62.10% | 63.25% |
1 | 58.65% | 59.82% | 60.99% | 62.16% | 63.34% | 64.51% |
2 | 59.80% | 60.99% | 62.19% | 63.38% | 64.58% | 65.78% |
3 | 60.95% | 62.16% | 63.38% | 64.60% | 65.82% | 67.04% |
4 | 62.10% | 63.34% | 64.58% | 65.82% | 67.06% | 68.31% |
5 | 63.25% | 64.51% | 65.78% | 67.04% | 68.31% | 69.57% |
なお、最大効率Tatara(約62%)かつフルスキルで+4インプラントを使用した場合の、つまり最高の再処理効率は約90%です。
つまり、鉱石の再処理でそれに含まれているミネラルを100%全て手に入れることはできません。少なからず未回収が出ます。スキル等によってそれをどこまで削減できるかという問題になります。
再処理画面はステーション内ウィンドウにある再処理マークから呼び出すことができます。
再処理したいアイテムをドラッグ&ドロップすれば、それを再処理した際に得られるアイテムが表示されます。再処理効率もあわせて表示されます。
なお、鉱石は100ユニット単位でしか再処理できません。端数は処理されずそのまま残ります。アイス等は1ユニット単位で再処理が可能です。
鉱石とアイスは、対応する施設を用いることで圧縮することができます。
鉱石であれば100ユニットから1ユニットの圧縮鉱石を、アイスであれば1ユニットから1つの圧縮アイスを作ることができます。つまり処理単位は再処理する際と変わりません。
圧縮鉱石/圧縮アイスは1ユニットずつ再処理に掛けることができます。ミネラル等の含有量は圧縮前と変わりません。
鉱石圧縮は再処理効率自体には影響を与えませんが、輸送効率を格段に改善することができるため、Nullなどでの採掘あるいは生産等に大きく貢献します。
圧縮による体積削減効果は鉱石によって異なりますが、アイスの場合は一定で10分の12)になります。
鉱石圧縮が可能な施設 | |
---|---|
Compression Array(POS施設) | |
Standup Reprocessing Facility(アップウェルストラクチャのサービスMod) | 手数料はかからない |
Industrial Core起動中のRorqual |