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technic:overload [2020/11/28 12:44] – [Point] bartlett | technic:overload [2020/11/29 21:22] – bartlett | ||
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行 40: | 行 40: | ||
===== Point ===== | ===== Point ===== | ||
詳しくは後述の「仕様」で説明しています。 | 詳しくは後述の「仕様」で説明しています。 | ||
+ | * オーバーロードしているモジュールの数が同じなら、小型艦ほど熱が溜まりやすく、モジュールが燃え尽きやすい。 | ||
+ | * 大型艦は小型艦に比べて、オーバーロードしているモジュール以外まで燃えてしまう確率が高い。 | ||
* AB/ | * AB/ | ||
* オーバーロード中のモジュールへのダメージの入り方は一定ではない。連続してオーバーロードしていると、途中から急速にダメージが入るようになる。 | * オーバーロード中のモジュールへのダメージの入り方は一定ではない。連続してオーバーロードしていると、途中から急速にダメージが入るようになる。 | ||
- | * オーバーロードはなるべく間欠使用して、ラックに熱を溜めない。 | + | * オーバーロードはなるべく間欠使用して、ラックに熱を溜めないようにすればモジュールが長持ちする。 |
- | * 空きスロット/ | + | * 空きスロット/ |
- | * ミッド/ | + | * スロット合計数の少ない小型艦ほど、空きを作ることの効果は大きい。 |
+ | * ミッド/ | ||
+ | * 軽量タックラーなら、ハイスロットを全部空けるという選択肢もある。 | ||
* オーバーロードするモジュール同士は、装備画面上((出港中のHUD画面ではない))でなるべく離して配置する。 | * オーバーロードするモジュール同士は、装備画面上((出港中のHUD画面ではない))でなるべく離して配置する。 | ||
* タレット/ | * タレット/ | ||
行 55: | 行 59: | ||
===== 熱蓄積について ===== | ===== 熱蓄積について ===== | ||
- | * モジュールをオーバーロードすると、船体に熱が蓄積する。 | + | * モジュールをオーバーロードして使用すると、船体に熱が蓄積する。 |
* 熱が多く蓄積しているほどモジュールにダメージが入りやすくなるが、蓄積した熱自体がモジュールにダメージを与えているわけではない。 | * 熱が多く蓄積しているほどモジュールにダメージが入りやすくなるが、蓄積した熱自体がモジュールにダメージを与えているわけではない。 | ||
* 熱の蓄積部位はハイ/ | * 熱の蓄積部位はハイ/ | ||
* ハイからミッド、ミッドからローのように、別のラックに熱が伝播することはない。 | * ハイからミッド、ミッドからローのように、別のラックに熱が伝播することはない。 | ||
* モジュールをオーバーロードして動かしている間、モジュールは熱をラックに蓄積させ続ける。 | * モジュールをオーバーロードして動かしている間、モジュールは熱をラックに蓄積させ続ける。 | ||
+ | * 「サイクルの開始時」や「サイクルの終了時」ではなく、サイクルが回っている間、毎秒溜まり続ける | ||
* 蓄積する熱量は、「それがAB/ | * 蓄積する熱量は、「それがAB/ | ||
* AB/ | * AB/ | ||
* T2MODは、その他T1やFacMODなどに比べて多くの熱を発生させるため、燃え尽きやすい。 | * T2MODは、その他T1やFacMODなどに比べて多くの熱を発生させるため、燃え尽きやすい。 | ||
* 船体が大きいほど、ラックに熱が蓄積しにくくなる補正がかかる((Heat Generation Multiplier: | * 船体が大きいほど、ラックに熱が蓄積しにくくなる補正がかかる((Heat Generation Multiplier: | ||
- | * つまり、小型艦は大型艦に比べて熱が蓄積しやすい。 | + | * つまり、小型艦は大型艦に比べて熱が蓄積しやすく、燃え尽きやすい。 |
* 適正サイズのモジュールもオーバーサイズのモジュールも、オーバーロード時の熱放出量は変わらない。 | * 適正サイズのモジュールもオーバーサイズのモジュールも、オーバーロード時の熱放出量は変わらない。 | ||
* ラックの熱蓄積率は、時間経過で減少していく。 | * ラックの熱蓄積率は、時間経過で減少していく。 | ||
- | * 1秒間に低下する熱量は、船のサイズに関係なく、ラックの熱蓄積率が高いほど大きい((具体的には、現在の蓄積率の0.01倍。例えば、ラックの蓄積率が60%の場合、次の1秒間に蓄積率は0.6%低下する。))。 | + | * 1秒間に低下する熱量は、船のサイズに関係なく、ラックの熱蓄積率が高いほど大きい。 |
- | * 熱が蓄積しにくい大きな船であれば、オーバーヒートしているモジュールが少ない場合などに、いつまで経っても熱蓄積率が100%に到達しない、ということも起こりうる。 | + | |
* ドック中でも、熱蓄積率の減少には出港中と同じ時間を要する。 | * ドック中でも、熱蓄積率の減少には出港中と同じ時間を要する。 | ||
* ラックの熱蓄積率は、ドックインしたり修理したりすることで**即座に解消される、ということはない。** | * ラックの熱蓄積率は、ドックインしたり修理したりすることで**即座に解消される、ということはない。** | ||
+ | |||
+ | ==== 計算式 ==== | ||
+ | |||
+ | 1秒間にラックに蓄積する熱量(%)=(100-現在の熱蓄積率)/ | ||
+ | |||
+ | 1秒間にラックから放散される熱量(%)=現在の熱蓄積率*0.01 | ||
+ | |||
+ | |||
|< 250px 150px 100px >| | |< 250px 150px 100px >| | ||
行 113: | 行 125: | ||
==== ヒートダメージが入る確率 ==== | ==== ヒートダメージが入る確率 ==== | ||
- | 熱ダメージが入る確率=ラックの熱蓄積率*(オンラインモジュールの合計数/ | + | 熱ダメージが入る確率=ラックの熱蓄積率*(オンラインモジュールの合計数/ |
+ | * ラック内の熱蓄積率が高いほど、ヒートダメージを受ける確率は上がる。 | ||
* 空きスロットやオフラインのモジュールが多いほど、ヒートダメージを受ける確率は下がる。 | * 空きスロットやオフラインのモジュールが多いほど、ヒートダメージを受ける確率は下がる。 | ||
- | * 「ラックの熱減衰率」は、そのラックにスロットがいくつあるかに依存する。 | + | * 「ラックの熱拡散率」は、そのラックにスロットがいくつあるかに依存する。 |
- | * ラック内のスロットが少ないほど、、モジュールがヒートダメージを受ける確率は下がる。 | + | * ラック内のスロットが少ないほど、隣接モジュールにヒートダメージを与える確率は下がる。 |
- | * ラック内のスロットが多いほど、モジュールがダメージを受ける確率/ | + | * オーバーロードしているモジュールとのラック内での距離が近いほどダメージを受けやすい。 |
- | * オーバーロードしているモジュールとのラック内での距離が近いほどダメージを受けやすい | + | * 確率上は、オーバーロードしているモジュールが一番燃えやすい。 |
- | * 基本的にはオーバーヒートしているモジュールが真っ先に燃え尽きる。隣接している非オーバーロードモジュールが先に燃え尽きるということはまずない。 | + | * ラック内のスロットが多いほど、隣接モジュールがダメージを受ける確率はオーバーロードしているモジュールのそれに近づいていく。 |
- | * だが、ヒートダメージが周囲にも及ぶ都合上、複数のモジュールをオーバーロードするのならばなるべく離して配置したほうが良い。 | + | * ヒートダメージが自身だけでなく周囲にも及ぶ都合上、複数のモジュールをオーバーロードするのならばなるべく離して配置したほうが良い。 |
|< 250px 100px 150px >| | |< 250px 100px 150px >| | ||
- | ^ スロット数 ^ ラックの熱減衰率 ^ | + | ^ スロット数 ^ ラックの熱拡散率 ^ |
^ 1 | 0 | | ^ 1 | 0 | | ||
^ 2 | 0.25 | | ^ 2 | 0.25 | |