structure:mechanism

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structure:mechanism [2020/09/11 00:46] – [Access List] bartlettstructure:mechanism [2022/11/20 19:21] (現在) – [Reinforce] Osat Bartlett
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 なお、係留中はInvulnerable(無敵)状態であり、攻撃を受け付けません。 なお、係留中はInvulnerable(無敵)状態であり、攻撃を受け付けません。
  
-係留が完了すると同時にInvulnerable状態が終了し、建造物は[[#Repairing|Repairingモード]]に入ります。\\+係留が完了すると同時にInvulnerable状態が終了し、建造物は[[#Repairing|Repairingモード]]に入ります。FLEXではない通常の建造物は、この間にQuantum Coreを投入しなければなりません。\\
 係留完了時点ではシールド/アーマー共に全損状態で、ストラクチャでダメージを受ける状態になっています。また、MODの装備等もこのRepairingモード終了まで出来ません。そのため、ここで攻撃に晒されると建造物は比較的簡単に破壊されてしまいます。 係留完了時点ではシールド/アーマー共に全損状態で、ストラクチャでダメージを受ける状態になっています。また、MODの装備等もこのRepairingモード終了まで出来ません。そのため、ここで攻撃に晒されると建造物は比較的簡単に破壊されてしまいます。
  
-攻撃を受けなければRepairingモードは15分で終了して、シールド/アーマー/ストラクチャが全回復します。+**通常の建造物は、Quantum Coreを投入しないとRepairingモードのカウントダウンが開始しません。**\\ 
 +攻撃を受けなければRepairingモードは15分で終了して、シールド/アーマー/ストラクチャが全回復します。\\
  
-==== 建造物の譲渡 ====+==== Quantum Core ==== 
 +{{https://images.evetech.net/Type/56207_64.png?64&recache|Quantum Core}}\\ 
 +建造物の設置時に必要となるアイテム。これが投入されていないと、建造物の係留後のリペアタイマーが進行しません。\\ 
 +言い換えれば、**このアイテムがないと建造物をオンライン化できません。** 
 + 
 +Quantum Coreは、建造物の指定のハンガーに投入することで効果を発揮します。\\ 
 +24時間の係留待機時間が終了した後、Quantum Coreを持って建造物に入港して、建造物をコントロールして投入します。\\ 
 + 
 +Quantum Coreは、建造物の破壊時に100%の確率でドロップする特性があります。\\ 
 +Quantum CoreはNPCが販売していますが、非常に高額です。 
 + 
 +===== 建造物の譲渡 =====
 建造完了している建造物は、コープを指定して譲渡することができます。\\ 建造完了している建造物は、コープを指定して譲渡することができます。\\
 Station Managerの権限を持っていれば譲渡を行うことができます。ただし遠隔ではできないので、建造物のある場所まで実行者は行く必要があります。\\ Station Managerの権限を持っていれば譲渡を行うことができます。ただし遠隔ではできないので、建造物のある場所まで実行者は行く必要があります。\\
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 例えば、「Aというアクセスリストに入港を許可する」とプロファイルで設定されている場合、Aというアクセスリストに含まれているキャラクター及びコーポレーション/アライアンスのメンバーに対して入港が許可されます。 例えば、「Aというアクセスリストに入港を許可する」とプロファイルで設定されている場合、Aというアクセスリストに含まれているキャラクター及びコーポレーション/アライアンスのメンバーに対して入港が許可されます。
  
-{{:structure:accesslist.png?399|アクセスリスト画面}}\\+{{:structure:accesslist.png?497|アクセスリスト画面}}\\
 アクセスリストには以下の権限があります。 アクセスリストには以下の権限があります。
 ^ Admin(管理者) | アクセスリスト内の全ての権限設定が可能((新たなAdminを設定することも可能。Adminは他のAdmin権限を剥奪する事もできる。))。当然、Memberでもある。 | ^ Admin(管理者) | アクセスリスト内の全ての権限設定が可能((新たなAdminを設定することも可能。Adminは他のAdmin権限を剥奪する事もできる。))。当然、Memberでもある。 |
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 ^ Blocked(ブロック済み) | Memberに設定されている対象のうち、Blockedされているものはこのアクセスリスト内に存在しないものとして扱われる。\\ こちらもコーポレーションやアライアンス単位で指定することもできる。 | ^ Blocked(ブロック済み) | Memberに設定されている対象のうち、Blockedされているものはこのアクセスリスト内に存在しないものとして扱われる。\\ こちらもコーポレーションやアライアンス単位で指定することもできる。 |
  
-アクセスリストの管理権限は完全に独立していて、コーポレーションでどのような権限を持っていても影響されませんし、アクセスリストの管理権限を持っているからといってストラクチャの管理権限も与えられるというわけでもありません。\\+アクセスリストの管理権限は他の機構から完全に独立していて、コーポレーションでどのような権限を持っていても影響されませんし、アクセスリストの管理権限を持っているからといってストラクチャの管理権限も与えられるというわけでもありません。\\
 あくまでもアクセスリスト内の権限は、「そのアクセスリストに誰を加え、誰を外すか」を決めるための権限でしかありません。そのため、コープやアライアンスの垣根を超えてアクセスリストの管理を行うということも可能です。 あくまでもアクセスリスト内の権限は、「そのアクセスリストに誰を加え、誰を外すか」を決めるための権限でしかありません。そのため、コープやアライアンスの垣根を超えてアクセスリストの管理を行うということも可能です。
  
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 ==== Damage Limit ==== ==== Damage Limit ====
-建造物は、一定時間内に受けるダメージに上限があります。\\ +建造物のアーマーとハルは、一定時間内に受けるダメージに上限があります。\\ 
-これは建造物の各層のHPと建造物の種類によって決まっており、上限に届くダメージを与え続けた場合、Citadelであれば24分、Engineering Complex及びRefineryであれば16分でReinforce(後述)に達するようになっています。((ローパワーモードの場合はそれぞれ2/3になる))+これはと建造物の種類とHPによって決まっており、上限に届くダメージを与え続けた場合、Citadelであれば24分、Engineering Complex及びRefineryであれば16分で全損するようになっています。((ローパワーモードの場合はそれぞれ2/3になる))
 ^ ダメージリミット(DPS) ^^^^^^^ ^ ダメージリミット(DPS) ^^^^^^^
 ^ サイズ ^ Citadel ^^ Engineering Complex ^^ Refinery ^^ ^ サイズ ^ Citadel ^^ Engineering Complex ^^ Refinery ^^
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 上限を超えたダメージは0となり無視されます。\\ 上限を超えたダメージは0となり無視されます。\\
 なお、この上限判定は20秒おきに行われているため、Artilleryのような高威力で発射間隔が長い武器でもダメージが無駄になりにくくなっています。 なお、この上限判定は20秒おきに行われているため、Artilleryのような高威力で発射間隔が長い武器でもダメージが無駄になりにくくなっています。
 +
 +==== Asset Safety ====
 +建造物が破壊あるいは係留解除されるなどした場合、その中にあった個人及びコーポレーションの資産は付近のステーションに移送されます。これはAsset Safetyシステムと呼ばれます。
 +
 +Asset Safetyが作動する条件は以下のとおりです。
 +  * アイテムハンガーもしくはシップハンガーに個人資産を置いている建造物が破壊される。あるいは係留解除される。
 +  * コーポレーションハンガーに資産がある建造物が破壊あるいは係留解除される。もしくはオフィスを解約する。(コーポレーションの資産はCEO及びディレクターのみアクセスできます)
 +  * 資産画面から「Asset Safetyに移動」を選ぶ(入港権限を持たない建造物内に対しても有効)
 +
 +{{:structure:safety_personal.png|個人資産のSafetyタブ}}\\
 +{{:structure:safety_corp.png|コーポレーション資産のSafetyタブ}}\\
 +対象となった資産は資産画面の「Safety」タブから確認できます。\\
 +Asset Safetyが作動して5日後以降に、それらの資産を同じシステムにある任意の建造物及びステーションに無料で移送することができます。(手動移送)\\
 +{{:structure:safety_transfer.png|Safety発動時の表示}}\\
 +作動から20日経過した場合、以下の場所にアイテムが移送されます。
 +  * Highからの場合:一番近くのHigh-secステーション
 +  * Low/Nullからの場合:一番近くのLow-secステーション
 +この場合、回収するために推定価格の15%のISKを支払う必要があります。(自動移送)
 +
 +なお、Asset Safetyの対象となるのはハンガーの中身のみであるため、実行中の生産ジョブに関わるアイテムなどは保護されません。これらは建造物の破壊・係留解除時にドロップします。
 +また、WH内の建造物ではAsset Safetyが作動しません。それらのアイテムは、コンテナに入れられた状態で建造物のあった場所に即座にドロップします。
 +
 +----
 +
 +===== 建造物の状態 =====
  
 ==== Repairing ==== ==== Repairing ====
 {{:structure:sieged.png|カウントダウン終了で全回復する。}}\\ {{:structure:sieged.png|カウントダウン終了で全回復する。}}\\
-建造物が何らかのダメージを受けた場合、または建造物の係留完了後、建造物はRepairingモードに移行します。\\+建造物が何らかのダメージを受けた場合、または建造物の係留完了後及びリインフォース終了後に、建造物はRepairingモードに移行します。\\
 Repairingモードは15分間のタイマーが作動し、終了時に全層のHPが全回復します。 Repairingモードは15分間のタイマーが作動し、終了時に全層のHPが全回復します。
  
行 174: 行 211:
 ==== Reinforce ==== ==== Reinforce ====
 Repairingモードのカウントダウンが終了するより前にその層のHPが0になった場合、建造物はReinforceモードに移行します。\\ Repairingモードのカウントダウンが終了するより前にその層のHPが0になった場合、建造物はReinforceモードに移行します。\\
-Reinforceモードは2通りあ、 +Reinforceモードの解除時刻、建造物がMサイズかLサイズ以上かで異なます。 
-  - シールドHPが0になったあとのReinforceモードは、攻撃開始時刻から24時間経過した後にくる最初のリインフォース解除時刻まで継続する。ただし±3時間以内で誤差が生じる。 +  - Mサイズの場合 
-  - アーマーHPが0になったあとのReinforceモードは、下記の最低リインフォース期間を経過したあとに来る最初のリインフォース解除時刻まで継続する。ただし±3時間以内で誤差が生じる。 +    - シールドHPが0になったとのReinforceモードは下記の最低リインフォース期間を経過したあとに来る最初のリインフォース解除時刻まで継続する。ただし±1.5時間以内で誤差が生じる。 
-    * WHにおいては36時間(1.5日) +      * WHにおいては60時間(2.5日) 
-    * Low/Nullにおいては60時間(2.5日) +      * Low/Nullにおいては84時間(3.5日) 
-    * Highにおいては108時間(4.5日)  +      * Highにおいては108時間(4.5日)  
-    * War Headquarterに指定されている場合は24時間+      * War Headquarterに指定されている場合は24時間 
 +  - Lサイズ以上の場合 
 +    - シールドHPが0になったあとのReinforceモードは、攻撃開始時刻から24時間経過した後にくる最初のリインフォース解除時刻まで継続する。ただし±3時間以内で誤差が生じる。 
 +    - アーマーHPが0になったあとのReinforceモードは、下記の最低リインフォース期間を経過したあとに来る最初のリインフォース解除時刻まで継続する。ただし±3時間以内で誤差が生じる。 
 +      * WHにおいては36時間(1.5日) 
 +      * Low/Nullにおいては60時間(2.5日) 
 +      * Highにおいては108時間(4.5日)  
 +      * War Headquarterに指定されている場合は24時間 
 +  - FLEXストラクチャの場合 
 +    - アーマーHPが0になったあとのReinforceモードは、30分経過後の最初のリインフォース解除時刻まで継続する。ただし±20分以内で誤差が生じる。 
 Reinforceモードが終了すると建造物は自動でRepairingモードになります。このRepairingは上述のものと同様で、カウントダウンは15分、終了すれば全層のHPが全回復します。\\ Reinforceモードが終了すると建造物は自動でRepairingモードになります。このRepairingは上述のものと同様で、カウントダウンは15分、終了すれば全層のHPが全回復します。\\
 ただし、攻撃を受けリインフォースに突入し、その後ハルが攻撃可能状態になった際のリペアタイマーは__30分間__継続します。 ただし、攻撃を受けリインフォースに突入し、その後ハルが攻撃可能状態になった際のリペアタイマーは__30分間__継続します。
行 186: 行 233:
 リインフォース解除時刻は建造時に指定できる他、あとから変更もできます。ただし変更の適用には30日間の待機を要します。\\ リインフォース解除時刻は建造時に指定できる他、あとから変更もできます。ただし変更の適用には30日間の待機を要します。\\
 また、建造物に対して[[:exploration:hacking|ハッキング]]を行うことで、その建造物のリインフォース解除時刻設定と設定変更予定を誰でも知ることができます。 また、建造物に対して[[:exploration:hacking|ハッキング]]を行うことで、その建造物のリインフォース解除時刻設定と設定変更予定を誰でも知ることができます。
 +
 ==== Low Power Mode ==== ==== Low Power Mode ====
 建造物においてオンライン状態のサービスモジュールがない場合、建造物はローパワーモードとなります。\\ 建造物においてオンライン状態のサービスモジュールがない場合、建造物はローパワーモードとなります。\\
-ローパワー時はシールドとアーマーのHPが75%減少する上に、攻撃を受けたシールドHPを全損してもリインフォースにならず、そのままアーマーを攻撃することが可能になります。\\+**ローパワー時はシールドとアーマーのHPが75%減少する上に、攻撃を受けたシールドHPを全損してもリインフォースにならず**、そのままアーマーを攻撃することが可能になります。\\
 アーマー全損時の最終リインフォースはローパワーでも発動します。 アーマー全損時の最終リインフォースはローパワーでも発動します。
  
-==== Asset Safety ==== +==== Abandoned Mode ==== 
-建造物が破壊係留解除されるなどた場合その中にあっ個人及びコーポレーションの資産は付近ステーション移送されます。これはAsset Safetyシステムと呼ばれます。+ローパワーモードが7日間継続すると、建造物はアバンドンモードに移行します。\\ 
 +この状態では**リインフォース一切発動せず**、攻撃開始から続けてそのまま破壊ことができます。\\ 
 +加えて、この状態でテザー機能が作動ないほか**Asset Safetyも発動しません。**中に貯蔵されていた資産は、破壊時にそドロップします。
  
-Asset Safetyが作動する条件は以下のとおりです。 
-  * アイテムハンガーもしくはシップハンガーに個人資産を置いている建造物が破壊される。あるいは係留解除される。 
-  * コーポレーションハンガーに資産がある建造物が破壊あるいは係留解除される。もしくはオフィスを解約する。(コーポレーションの資産はCEO及びディレクターのみアクセスできます) 
-  * 資産画面から「Asset Safetyに移動」を選ぶ(入港権限を持たない建造物内に対しても有効) 
- 
-{{:structure:safety_personal.png|個人資産のSafetyタブ}}\\ 
-{{:structure:safety_corp.png|コーポレーション資産のSafetyタブ}}\\ 
-対象となった資産は資産画面の「Safety」タブから確認できます。\\ 
-Asset Safetyが作動して5日後以降に、それらの資産を同じシステムにある任意の建造物及びステーションに無料で移送することができます。(手動移送)\\ 
-{{:structure:safety_transfer.png|Safety発動時の表示}}\\ 
-作動から20日経過した場合、以下の場所にアイテムが移送されます。 
-  * Highからの場合:一番近くのHigh-secステーション 
-  * Low/Nullからの場合:一番近くのLow-secステーション 
-この場合、回収するために推定価格の15%のISKを支払う必要があります。(自動移送) 
- 
-なお、Asset Safetyの対象となるのはハンガーの中身のみであるため、実行中の生産ジョブに関わるアイテムなどは保護されません。これらは建造物の破壊・係留解除時にドロップします。 
-また、WH内の建造物ではAsset Safetyが作動しません。それらのアイテムは、コンテナに入れられた状態で建造物のあった場所に即座にドロップします。 
  
  • structure/mechanism.1599752812.txt.gz
  • 最終更新: 2020/09/11 00:46
  • by bartlett