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draft1 [2016/03/26 20:19] – bartlett | draft1 [2021/12/18 20:10] (現在) – 外部編集 127.0.0.1 | ||
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行 1: | 行 1: | ||
====== 下書き置き場 ====== | ====== 下書き置き場 ====== | ||
+ | アビサルデッドスペース | ||
- | ====== 船の防御の組み方 ====== | + | アビサルデッドスペースはソロ~3人で行うデッドスペース(DED)のひとつです。\\ |
- | 戦闘に使う船は、例外なく防御を固めなければなりません。\\ | + | 制限時間内に敵を倒しお宝を持ち帰るか、攻略に失敗すれば艦船はもちろんカプセルも破壊され深淵にのまれる、ハイリスクハイリターンのコンテンツです。 |
- | 他のゲームならいざ知らず、EVE Onlineにおいては誰が攻撃を受けてもおかしくないからです。 | + | |
- | 防御の固め方は、「**タンク(tank)**」と呼ばれます。他ゲームでは敵の攻撃を引き付けるロールのことを指しますが、このゲームではそんなロールはありません。強いて言うなら全員がタンクです。\\ | + | 深淵への挑戦 |
- | とはいえタンクのやり方は一通りではなく、豊富なモジュールも相まって、初心者がよくつまづくポイントになっています。\\ | + | |
- | ここではそれについて詳しく解説していきます。 | + | |
- | ====== 大まかな分類 ====== | + | 挑戦に当たって用意する物は船とチケットとなるアビサルフィラメントです。\\ |
- | タンクは以下の2点で区別されます。 | + | アビサルフィラメントには種類があり、名前で難易度と後述する環境を判断することができます。難易度の名称はありますが通称T0~T6という数字で表されることがほとんどです。\\ |
+ | これらの名称は難易度を接頭辞、環境を接中辞として表現されます。 | ||
+ | |難易度|画像|名称・接頭辞| | ||
+ | |T0|{{https:// | ||
+ | |T1|{{https:// | ||
+ | |T2|{{https:// | ||
+ | |T3|{{https:// | ||
+ | |T4|{{https:// | ||
+ | |T5|{{https:// | ||
+ | |T6|{{https:// | ||
- | ===== シールド/ | + | これに加えて環境と呼ばれる常時発動する効果もここで指定されます。\\ |
- | {{https://imageserver.eveonline.com/Type/578_64.png?64|Shield Hardener}}{{https:// | + | ここで発生する効果は敵にも適用されます。 |
- | 艦船にはシールド・アーマー・ハル(ストラクチャ・船体とも)の3つの防御区画があり、それぞれに個別のHPが設定されています。\\ | + | |接中辞|画像|効果|| |
- | 基本的には、最初にダメージを受けてHPが減るのはシールドで、シールドHPがなくなればアーマーHPが、アーマーHPがなくなればハルのHPが減っていき、ハルのHPがなくなれば、その船は破壊されます。\\ | + | |::: |
- | また、3つの防御区画にはそれぞれ**[[:technic:resistance-calculation|レジスタンス]](レジスト)**という「受けたダメージをどれだけ減らすか」というステータスが設定されています。__**レジスタンスを上げることは、どのタンクにも共通する重要な要素です。**__ | + | |ダーク|{{https://images.evetech.net/Type/47863_64.png}}|艦船の移動速度+50%|| |
+ | |::: | ||
+ | |電気|{{https://images.evetech.net/Type/47865_64.png}}|キャパシタの充電速度+50%|| | ||
+ | |::: | ||
+ | |エキゾチック|{{https://images.evetech.net/Type/47862_64.png}}|スキャン分解能+50%|| | ||
+ | |::: | ||
+ | |ファイアストーム|{{https:// | ||
+ | |:::|:::|Thrmレジスタンス-30%-50%|Thrmレジスタンス-50-70%| | ||
+ | |ガンマ|{{https:// | ||
+ | |::: | ||
- | 通常、防御用の[[: | + | 使用できる船は突入する人数で変わります。\\ |
- | なので、**__3つの防御区画のうち一つだけに集中して防御を固めるのが一般的__**です。 | + | 人数に限らず特定の船で侵入したい場合は常に最大数のフィラメントが必要です。 |
+ | |船サイズ|人数|フィラメント数| | ||
+ | |フリゲート|3人|3つ| | ||
+ | |駆逐艦|2人|2つ| | ||
+ | |巡洋艦|1人|1つ| | ||
+ | ※例:一人で駆逐艦で入りたい場合は同じ名前のフィラメント2つが必要。 | ||
- | * シールドに特化すれば**__シールドタンク__** | + | 内部にある特殊環境と建造物 |
- | * アーマーに特化すれば**__アーマータンク__** | + | 内部には特定の領域だけに作用する特別な環境効果と建造物があります・\\ |
- | * ハルに特化すれば**__ハルタンク__** | + | この効果は敵にも効果があります。 |
- | と呼ばれます。 | + | |
- | ===== アクティブ/ | + | 内部の建造物 |
- | {{https:// | + | |
- | どのタンクにも共通する基本要素は、レジスタンスを上げることです。\\ | + | |
- | そしてタンクにはもう一つの要素が必要ですが、これが2通りあり、 | + | |
- | * 攻撃を受けて減ったHPを、随時回復することで耐えるタンクを**__アクティブタンク__** | + | |
- | * HPそのものの最大値を増やすことで、攻撃を受けられる時間を長くするタンクを**__バッファタンク__** | + | |
- | と呼んで分類します。 | + | |
- | これをどの防御区画で行うかによって、「アクティブシールドタンク」や「アーマーバッファタンク」などと呼びます。\\ | + | マルチボディ・トラッキング・パイロン |
- | なお、「ハルタンク」は基本的に「ハルバッファタンク」のことのみを指します。(後述) | + | {{https:// |
- | 長時間持続して攻撃を耐えられるのはアクティブタンクの方なので、__**ミッション等PvEに用いる船は基本的にアクティブタンクで組みます。**__\\ | + | 赤色のソナーのようなエフェクトを発している塔のような建造物です。\\ |
- | なお、[[: | + | 効果範囲内に入るとバフアイコンと共にタレットのトラッキング速度に+60%か+80%を受けます。\\ |
+ | ミサイルで構成された船には効果がありません。 | ||
- | ====== Damage Control ====== | + | デビアント・オートマータ・サプレッサー |
- | {{https://imageserver.eveonline.com/Type/2046_64.png?64|Damage Control}} | + | {{https://images.evetech.net/Type/47438_64.png}} |
- | Damage Control(ダメージ制御機。通称「**__ダメコン__**」)は、装備するだけで全区画・全属性のレジスタンスを上げるMODです。\\ | + | |
- | 通常の各区画特化のレジスタンスMODに比べれば効果は一段落ちますが、全区画のレジスト強化は船全体のHPを大きく上げます。\\ | + | |
- | 基本的には、優先的に装備しておきたいMODです。なお、1隻あたり1つまでしか装備できません。 | + | |
- | **ハルのレジスタンスを強化できるのはこのMODだけ**であり、アーマーが貫通する可能性のあるアクティブアーマータンクの際には必ず装備しておきましょう。\\ | + | この建造物は一見なにもしてきませんが、一定距離内にドローン・ローグドローンが存在する場合起動します。\\ |
- | また、**[[: | + | 範囲内に弾幕を張り、対象に継続的なダメージを与えます。\\ |
+ | 起動範囲内がすべてダメージエリアではないので離れれば不活性化します。 | ||
- | ====== シールドタンク ====== | + | 内部の特殊環境 |
- | {{https:// | + | |
- | **シールドタンクに必要なMODは、ほとんどがミディアムスロットのMODです。**\\ | + | |
- | そのため、ミディアムスロットの多いCaldari/ | + | |
- | また、ロースロットの多い船があえてシールドタンクにすることで、空いたロースロットを火力強化に回す、ということもあります。\\ | + | |
- | ただし、アーマータンクに比べてCPUの負荷が大きい((逆にパワーグリッド(PG)の負荷は小さい))ので、どの船でもシールドタンクに出来るというわけではありません。 | + | |
- | シールドレジスタンスを上げるMODは、アクティブ式のShield Hardener(シールドハードナー)、パッシブ式のShield Resistance Amplifier(シールドレジスタンス増幅器)の2つですが、基本的に使われるのはShield Hardenerの方だけです。\\ | + | 見た目はガス雲で、雲っているように見えます。\\ |
- | Shield Hardenerの方にのみ、全属性対応のものがあります。\\ | + | これらはその中に入った対象へ効果を及ぼします。 |
- | Shield Resistance Amplifierは、どうしてもキャパシタ消費を軽減したい場合など、限られた場合にしか用いません。 | + | |名称|画像|効果|所感| |
+ | |生物発光雲||シグネチャ半径+300%|めっちゃダメージ食らうようになる| | ||
+ | |タキオン雲||速度+300%|めっちゃ早くなる| | ||
+ | |::: | ||
+ | |フィラメント雲||シールドブースター回復量-40%|回復量はあまり変わらずキャパシタ使用量だけ増える| | ||
+ | |::: | ||
- | **__一部の艦を除き、シールドのEMレジスタンスはデフォルトで0%と非常に低くなっています。__**\\ | + | 深淵の攻略 |
- | シールドタンクにする場合は、これの対処は優先的にしておきましょう。 | + | |
- | ===== アクティブシールドタンク ===== | + | いよいよ深淵を攻略します。\\ |
- | {{https:// | + | アビサルは全部で3層構造で、各層にランダムに敵が配置されます。\\ |
- | アクティブシールドタンクの根幹は、シールドを回復させるMOD、" | + | この敵を倒すことによってゲートが開き次の層へ進みます。\\ |
- | Shield Boosterの特徴は以下のとおりです。 | + | 各層にはかならずボールのようなオフジェクトがあり、これを破壊することにより報酬を得ます。\\ |
- | * 全力で回復するとキャパシタを大量に消費する。 | + | 敵からは残骸が出ず、なにもドロップしません。\\ |
- | * サイクルが短く、ON/ | + | この項目では各種破壊可能オブジェクトについて解説します。 |
- | * 起動するとすぐHPが回復する。 | + | |
- | そのため、__ダメージを受けたら起動し、回復しきったら一旦止める、という運用が基本になります__。\\ | + | |
- | Shield Boosterのサイズ分けは少々難解で、 | + | |
- | * MediumがFG/ | + | |
- | * LargeがCL/ | + | |
- | * X-LargeがBS用 | + | |
- | となっています。Small以下を使う意味はありません。 | + | |
- | アクティブシールドタンクにする場合、 | + | 生物コンテナ(名称確認中){{https:// |
- | * Shield Boosterを1つ | + | |
- | * Shield Hardenerを適宜 | + | |
- | * 敵の攻撃属性がわかっているなら、それに対応するものを | + | |
- | * 攻撃属性がわからないなら、全属性をバランスよく | + | |
- | * 特にEMは最優先で | + | |
- | * 余裕があればBoost Amplifierを1つ | + | |
- | といった装備が基本になります。[[:module: | + | |
- | Shield Hardenerを多く装備する余裕がなければ、レジスタンス強化は[[: | + | |
- | 当然ながら、船のキャパシタが多いほど回復できる量も増えるので、キャパシタ強化も怠らないように。\\ | + | ボールのようなオブジェクトで、各層に必ず一つあります。\\ |
- | ただし、**アクティブシールドタンクの際にはCapacitor Power Relay(キャパシタパワーリレー)を使ってはいけません。**シールド回復量が減って本末転倒な事態になります。 | + | このオブジェクトだけは破壊すると残骸になり、中身を取得することができます。\\ |
+ | 使用したフィラメントの難易度によって中身のグレードが変わります。入ってないということはありません。 | ||
- | ==== Ancillary Shield Booster ==== | + | 鉱物コンテナ(名称確認中){{https://images.evetech.net/Type/49662_64.png}} |
- | {{https://imageserver.eveonline.com/Type/32772_64.png? | + | |
- | Ancillary Shield Booster(補助シールドブースター。通称「**ASB**」)はShield Boosterの一種ですが、全く別物と言ってもいいMODです。\\ | + | |
- | * サイクルが短く、ON/ | + | |
- | * 起動するとすぐHPが回復する。 | + | |
- | という点は一緒ですが、 | + | |
- | * Cap Booster Charge(キャパシタブースターチャージ。通称「**電池**」)を装填可能。 | + | |
- | * **__電池が装填されている時に起動すると、船本体のキャパシタを消費せず、電池だけが消費される。__** | + | |
- | * なお、__電池のサイズによって回復量が変わるということはない__ので、**なるべく小さい電池を使用すると良い**。 | + | |
- | * 電池が装填されていない時に起動した場合のみ、船本体のキャパシタを(大量に)消費する。 | + | |
- | という特性があります。\\ | + | |
- | 電池がなくなるとほとんど使い物にならず、更にリロードに60秒と極めて長い時間がかかるため、__ミッションなどの長時間継続してダメージを受ける場面で使用するには向きません__。 | + | |
- | しかし、キャパシタを消費せずに起動できるというのは、PvPでは非常に魅力的なメリットです。\\ | + | エリアの端の方のオブジェクトにくっつくように設置されてるコンテナです。\\ |
- | 通常のShield Boosterの場合、CLやBCにX-Largeサイズのものを載せることはできても、キャパシタ不足でまともに使うことはできません。しかしASBの場合は、X-Largeであっても__電池を詰めてさえおけば使用できる__ので、**通常のアクティブタンクでは不可能な回復力を得られます**。\\ | + | 各層に1つ以上設置されています。中身がない場合があります。\\ |
- | ASBは複数装備できるため、瞬間的に大きな回復力を得ることもできますし、リロード時間をカバーすることができれば長期戦にも耐えられます。\\ | + | 中身のグレードがしょぼいことがほとんどで、エリアの端っこにあることがほとんどで時間制限のあるなかで回収の手間を考えると割に合わないことがおおく無視してもぶっちゃけ誤差。 |
- | 加えて、Neutなどでキャパシタを消し飛ばされることが致命的ではなくなるのも、非常に大きな強みとなります。 | + | |
- | ===== シールドバッファタンク ===== | + | ゲート{{https://images.evetech.net/Type/47686_64.png}} |
- | {{https://imageserver.eveonline.com/Type/578_64.png?64|Shield Hardener}}{{https:// | + | {{https://images.evetech.net/Type/47685_64.png}} |
- | {{https://imageserver.eveonline.com/Type/31790_64.png?64|Core Defense Field Extender}} | + | |
- | シールドバッファタンクは、アーマーバッファタンクと比較して | + | |
- | * 機動性が低下しない(アーマーバッファは足が遅くなる) | + | |
- | * ロースロットが空くので火力を向上しやすい | + | |
- | * シグネチャ半径が大きくなる(なので受けるダメージは大きくなりやすい) | + | |
- | * 少しずつ自然回復する(しかしほとんどあてにならない) | + | |
- | という特徴があります。\\ | + | |
- | 単体ではほとんど回復しませんが、[[: | + | |
- | このため、[[: | + | |
- | シールドHPを増やすShield Extender(シールドエクステンダー)は、PGが許す範囲でなるべく大きい物を使用しましょう。\\ | + | 各層に1つあり、敵をすべて倒すと起動することができるようになる。\\ |
- | リグの**Core Defense Field Extender(コア防衛エクステンダー)もHPを増やす効果があるので優先的に装備しましょう**。そのため、__レジストはなるべくHardenerで強化する方がいいです__。 | + | 起動するとジャンプするような演出があるがこれはアクセラレーションゲートと同じであり、起動しているモジュールは起動しっぱなしで次の層へ侵入できる。 |
- | ==== パッシブシールドタンク ==== | + | ~~DISCUSSION~~ |
- | {{https:// | + | |
- | パッシブシールドタンクは、シールドバッファタンクの発展形です。\\ | + | |
- | このゲームにおいて「パッシブタンク」というと、基本的にこのパッシブシールドタンクを指します。 | + | |
- | + | ||
- | シールドは、キャパシタと同様に時間経過で自然回復していきます。しかし、デフォルトではほとんどあてにならない量しか回復しません。\\ | + | |
- | __そこでシールドのHPを増やしつつ、シールドの自然回復速度を速めるMODを装備することで、バッファタンクでありながらアクティブタンク並みの回復量を得ようというのがこのパッシブシールドタンク__です。 | + | |
- | + | ||
- | シールドの自然回復速度を速めるMODは、ミディアムスロットのShield Recharger(シールドリチャージャー)とロースロットのShield Power Relay(シールドパワーリレー)があり、__根幹となるのはShield Power Relayの方です__。\\ | + | |
- | 火力などとの兼ね合いもありますが、なるべくこれを多く装備することで回復力が上がっていきます。 | + | |
- | + | ||
- | 基本的な特性として | + | |
- | * シールドタンクなのにロースロットを防御に使用できる(その分火力は落ちる) | + | |
- | * シールド回復速度には[[: | + | |
- | * キャパシタがなくても回復する(ただ、キャパシタがなければHardenerが動かせないため、あまり大きなメリットではない) | + | |
- | * Shield Power Relayの副作用により、キャパシタ回復力が減る。 | + | |
- | といったものがあります。そのためパッシブシールドタンクが出来る艦種は限られており、 | + | |
- | * 主兵装がミサイル・プロジェクタイルタレット・ドローンのいずれか(つまりキャパシタを消費しない主兵装) | + | |
- | * シールドレジスタンスボーナスを持つ | + | |
- | * 素の自然回復速度が高い | + | |
- | といった条件を満たしていなければまともなパッシブタンクはできません。 | + | |
- | + | ||
- | パッシブタンクの代名詞とも言える[[: | + | |
- | + | ||
- | ====== アーマータンク ====== | + | |
- | {{https:// | + | |
- | **__アーマータンクに必要なMODは、全てロースロットを使用します。__**\\ | + | |
- | そのため、ロースロットの多いAmarr/ | + | |
- | シールドタンクとは違い、ミディアムスロットのほうが多い艦があえてアーマータンクにすることは少なく、[[: | + | |
- | + | ||
- | シールドタンクに比べ、アーマータンクに使うMODをは種類が豊富で、CPU/ | + | |
- | 特にレジスタンスMODは、アクティブ式のArmor Hardener(アーマーハードナー)、パッシブ式のEnergized Plating(電磁加工プレート)、パッシブかつCPUを使わないResistance Plating(レジスタンスプレート)の3種類から選べます。\\ | + | |
- | シールドとは逆で、__アクティブ式に全属性対応のものがなく、パッシブにのみ全属性対応のものがあります__。 | + | |
- | + | ||
- | また、**シールドタンクよりもCPUの消費は少なく、逆にPGをより多く使う傾向にあります。** | + | |
- | + | ||
- | ===== アクティブアーマータンク ===== | + | |
- | {{https:// | + | |
- | アクティブアーマータンクは、Armor Repairer(アーマーリペアラ)を使用してアーマーHPを回復させるタンクです。\\ | + | |
- | Armor Repairerの特性は | + | |
- | * キャパシタ消費は(Shield Boosterに比べて)少なめ。 | + | |
- | * 回復量も(Shield Boosterに比べて)少なめ。 | + | |
- | * サイクルが長い。 | + | |
- | * 起動直後ではなく、サイクル終了時にHPが回復する。 | + | |
- | となっています。\\ | + | |
- | そのため、アクティブシールドタンクとは違い、**アクティブアーマータンクにおいてはArmor Repairerを常時起動していることが前提となります。** | + | |
- | + | ||
- | 基本構成は | + | |
- | * Armor Repairerを1つ | + | |
- | * 全属性対応のEnergized Platingを1つ | + | |
- | * Armor Hardenerを適宜 | + | |
- | * 敵の攻撃属性がわかっているなら、それに対応するものを | + | |
- | * 攻撃属性がわからないなら、全属性をバランスよく | + | |
- | * キャパシタ消費を減らしたければEnergized Platingに、CPUが足りなければResistance Platingに格下げするのも良い | + | |
- | といった感じです。 | + | |
- | + | ||
- | より大きい艦種になってくると、火力に比べて回復力が見劣りするようになってきます。\\ | + | |
- | そういう場合は、Armor Repairerをもう一つ搭載する**Dual Rep**、さらにもう一つ追加する**Triple Rep**などを採用することがあります。 | + | |
- | + | ||
- | また、アクティブシールドタンクとは違い、**アーマーにはアクティブ回復を強化するリグがあります。**\\ | + | |
- | Auxiliary Nano Pump(補助ナノポンプ)とNanobot Accelerator(ナノボットアクセラレーター)がそれですが、後者はサイクルを加速する分キャパシタ消費が重くなるので、Auxiliary Nano Pumpの方がよく使われる傾向にあります。 | + | |
- | + | ||
- | ==== Ancillary Armor Repairer ==== | + | |
- | {{https:// | + | |
- | Armor Repairerによく似たMODですが、Nanite Repair Paste(ナノリペアペースト)というアイテムを装填することができます。\\ | + | |
- | これを装填して起動すると、Nanite Repair Pasteを消費して、通常のArmor Repairerより多くのHPを回復することができます。\\ | + | |
- | Nanite Repair Pasteが入っていない状態では、通常のArmor Repairerより回復量は少ないです。 | + | |
- | + | ||
- | なお、__ASBとは違い、起動時にキャパシタは必要です__。また、1隻あたり1つまでの装備制限があります。 | + | |
- | + | ||
- | 使い続けると回復量が下がるため、基本的にはミッションには向きません。\\ | + | |
- | Dual/Triple Rep時に併用するのが主な使われ方になっています。 | + | |
- | + | ||
- | ===== アーマーバッファタンク ===== | + | |
- | {{https:// | + | |
- | アーマーバッファタンクは、シールドバッファタンクとは違い自然回復は全くしないため、ほぼPvP専用のFitとなります。 | + | |
- | + | ||
- | Armor Plate(アーマープレート)でHPを上げることが基本となりますが、これの副作用として__船の最高速と加速性が悪化します__。\\ | + | |
- | そのため、機動性を重視するようなフリートにはなかなか採用されづらい傾向にあります。 | + | |
- | + | ||
- | シールドとは違い、アーマーHPはEnergized Armor Layering(電磁加工アーマー積層装甲)、Layered Plating(積層加工プレート)で乗算増加させることができます。\\ | + | |
- | サブキャピタルではArmor Plateの方が効果が大きいのであまり採用されませんが、キャピタル艦では選択肢の1つとなります。 | + | |
- | + | ||
- | リグはTrimark Armor Pump(トライマークアーマーポンプ)ほぼ一択となります。 | + | |
- | + | ||
- | ====== ハルタンク ====== | + | |
- | {{https:// | + | |
- | **ハルタンクは、アーマータンクと同様にロースロットを使用します。**\\ | + | |
- | しかし、Armor Repairerとは違いHull Repairer(船体リペアラ)はゴミカス性能のため、戦闘中に用いることは非現実的です。\\ | + | |
- | そのため、__アクティブハルタンクというものは存在しません__。**ハルタンクというと、基本的にはハルバッファタンクのことを指します**。 | + | |
- | + | ||
- | ハルのレジスタンスを上げるMODはDamage Controlしかありません。しかし、T2のDamage Controlを装備した状態でのハルレジスタンスは全属性60%になります。\\ | + | |
- | **シールドもアーマーも、MOD1つだけではここまでレジスタンスを上げることはできません。**そのため、スロット数の少ないFG/ | + | |
- | ハルのHPを上げるリグ、Transverse Bulkhead(横隔壁)の副作用がカーゴホールドの縮小で、戦闘にほとんど影響しないものになっているのもメリットです。((シールドバッファはシグネチャ半径が拡大し、アーマーバッファは機動性が低下する。)) | + | |
- | + | ||
- | より大型の船だと、ロースロットのMOD、Reinforced Bulkheads(追加隔壁)を使用して更にHPを上げることが一般的です。\\ | + | |
- | こうなると「スロット数が少なく済む」というメリットはなくなりますが、今度は「**HPを上げるのにPGを使用しない**」というのがメリットとなります。\\ | + | |
- | そのため、**ハルタンクにすることで、アーマータンクよりも大口径のタレットを装備でき、アーマータンクよりも高い火力を得ることが期待できます。** | + | |
- | + | ||
- | また、アーマータンクとは違って「最高速度が下がらない」というのもメリットになります。 | + |