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backstory:neural-boosters

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backstory:neural-boosters [2017/09/17 19:06]
neplus 作成
backstory:neural-boosters [2017/09/20 14:44] (現在)
bartlett
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-近年、特に宇宙パイロットの間で、宇宙産業における、脳認知誘導神経増幅剤 (Cerebral Cognitive Inducing Neural Booster; 一般にブースターと呼ばれている) の需要が著しく増加している。ブースターは長年、健康被害の点から、全ての政府によって禁止されてきた。しかし、宇宙パイロットの特異な状況がリスクを低減させ、また多くの者が、健康被害を受ける危険と引き替えに、たとえ一時的であっても能力を高めることをいとわないようである。この数年間で、新型ブースターがブラックマーケットに出回っており、需要は日ごとに高まっている。もぐりの研究所が外宇宙に建設され、しばしば厳重に警備され、極秘のものとなっている。+近年、特に宇宙パイロットの間で、宇宙産業における、脳認知誘導神経増幅剤 (Cerebral Cognitive Inducing Neural Booster; 一般に[[:​combat-booster|ブースター]]と呼ばれている) の需要が著しく増加している。ブースターは長年、健康被害の点から、全ての政府によって禁止されてきた。しかし、宇宙パイロットの特異な状況がリスクを低減させ、また多くの者が、健康被害を受ける危険と引き替えに、たとえ一時的であっても能力を高めることをいとわないようである。この数年間で、新型ブースターがブラックマーケットに出回っており、需要は日ごとに高まっている。もぐりの研究所が外宇宙に建設され、しばしば厳重に警備され、極秘のものとなっている。
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-DEDやその他の法執行機関の査察の強化により、最近12ヶ月だけで2ダース以上の研究室が閉鎖された。そのほとんどが、主要航路から遠く離れた小さな宇宙ステーションで操業していた。しかし、最近DEDにより行われた調査から、50もの研究所が今も操業しており、少なくとも月に2つが新しく建設されていることが明らかとなった。ブースター産業により得られる利益が増えるほどに、新たな研究所は大きく、設備の整ったものになるだけでなく、領有宙域 (Empire space) ​からより遠くへ離れた場所に建設されるようになっていく。その上、新たな研究所の機密性が増すにつれ、その防衛力はかつてないほど強力になっており、我々の側にも排除のためのより強力な手段が必要とされている。+DEDやその他の法執行機関の査察の強化により、最近12ヶ月だけで2ダース以上の研究室が閉鎖された。そのほとんどが、主要航路から遠く離れた小さな宇宙ステーションで操業していた。しかし、最近DEDにより行われた調査から、50もの研究所が今も操業しており、少なくとも月に2つが新しく建設されていることが明らかとなった。ブースター産業により得られる利益が増えるほどに、新たな研究所は大きく、設備の整ったものになるだけでなく、帝国領からより遠くへ離れた場所に建設されるようになっていく。その上、新たな研究所の機密性が増すにつれ、その防衛力はかつてないほど強力になっており、我々の側にも排除のためのより強力な手段が必要とされている。
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-最初のブースターは一世紀前に現れたが、それはバクテリアにウイルスを感染させタンパクを生産させるという、遺伝子組み換え技術の進歩の所産であった。基本的な手法は数世紀前から知られており、糖尿病の治療などに用いられていた。Hollows博士とTancréz博士が主導したガレンテの出資による研究プロジェクトによって、この手法の進化における次のステップが行われた。すなわち、同じ手法を用いて、遺伝子操作したウイルスを直接人体に感染させたのである。感染したのは脳の神経細胞であり、ウイルスベクターがシナプスにおける膜タンパクの産生を促すために用いられ、記憶の形成に必要なシナプスの構造変化を補助した。ブレイクスルーとなった実験では、この手法により、最低限の副作用で、実験動物の迷路学習時間が劇的に短縮された。+最初のブースターは一世紀前に現れたが、それはバクテリアにウイルスを感染させタンパクを生産させるという、遺伝子組み換え技術の進歩の所産であった。基本的な手法は数世紀前から知られており、糖尿病の治療などに用いられていた。ホローズ博士とタンクレス博士が主導したガレンテの出資による研究プロジェクトによって、この手法の進化における次のステップが行われた。すなわち、同じ手法を用いて、遺伝子操作したウイルスを直接人体に感染させたのである。感染したのは脳の神経細胞であり、ウイルスベクターがシナプスにおける膜タンパクの産生を促すために用いられ、記憶の形成に必要なシナプスの構造変化を補助した。ブレイクスルーとなった実験では、この手法により、最低限の副作用で、実験動物の迷路学習時間が劇的に短縮された。
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-さらなる動物実験の後、最初の臨床試験は、科学の進歩のために志願したTancréz博士の学生たちで行われた。Tancréz博士の学生は、実験後しばらくの間、顕著な学習能力をしめした。この間に彼が習得したスキルは、二年後に無関係の感染症で早世してしまうまで維持されていた。数ヶ月後カルダリとガレンテがしばらくの間一触即発の状態にあったWaschiの乱の最中に、連邦はさらなる臨床実験を許可した。連邦は、戦時において宇宙パイロットが多数必要になるであろうことを予見し、ブースターが新しいパイロットの訓練速度を大きく向上させることを期待して、試験を認可したのであった。人体実験によってブースターの試験と開発を行うことができるようになったことで、研究チームは遺伝子療法の完了への最終段階へ入ることができるようになり、そして最初の市場向けブースターが誕生した。+さらなる動物実験の後、最初の臨床試験は、科学の進歩のために志願したタンクレス博士の学生たちで行われた。タンクレス博士の学生は、実験後しばらくの間、顕著な学習能力をしめした。この間に彼が習得したスキルは、二年後に無関係の感染症で早世してしまうまで維持されていた。数ヶ月後カルダリとガレンテがしばらくの間一触即発の状態にあったワスチの乱の最中に、連邦はさらなる臨床実験を許可した。連邦は、戦時において宇宙パイロットが多数必要になるであろうことを予見し、ブースターが新しいパイロットの訓練速度を大きく向上させることを期待して、試験を認可したのであった。人体実験によってブースターの試験と開発を行うことができるようになったことで、研究チームは遺伝子療法の完了への最終段階へ入ることができるようになり、そして最初の市場向けブースターが誕生した。
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-ブースターは、特に高額の費用を容易にまかなえる社会的エリートの間で、急速に普及していった。ブースター産業のパイオニア達の名は一躍有名となり、中でも最大のブースター生産会社であるBooster-Tech Inc.の創設者であるA.R. Louriaは最も有名となった。現在のものとは比較にならないほど効能が低かった開発初期の段階においてさえ、ブースターの利益は著しいものであった。ブースター生産会社は着々と生産技術を向上させ、より安価で強力なブースターを生産するとともに、ブースターの導入技術をより便利なものにしていった。面倒でしばしば痛みを伴う注射にかわって、ウイルスを神経リンクを通して導入する技術が開発され、ブースターは宇宙パイロットにとってより一層魅力的なものとなった。\\+ブースターは、特に高額の費用を容易にまかなえる社会的エリートの間で、急速に普及していった。ブースター産業のパイオニア達の名は一躍有名となり、中でも最大のブースター生産会社であるBooster-Tech Inc.の創設者であるAR・ローリアは最も有名となった。現在のものとは比較にならないほど効能が低かった開発初期の段階においてさえ、ブースターの利益は著しいものであった。ブースター生産会社は着々と生産技術を向上させ、より安価で強力なブースターを生産するとともに、ブースターの導入技術をより便利なものにしていった。面倒でしばしば痛みを伴う注射にかわって、ウイルスを神経リンクを通して導入する技術が開発され、ブースターは宇宙パイロットにとってより一層魅力的なものとなった。\\
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ライン 172: ライン 172:
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-これらの新型ブースターに必要な研究開発のたぐいは、あらゆる最新の学説や技術にアクセスできる、富裕なグループの活動と出資によってしかなしえない。このような手段と動機を有する独立したグループはエンジェルカルテルのみであるだろうが、DEDは、先進的なブースターと彼らとの間に何のつながりも見いだせていない。しかし、カルテルがそもそもの初めから新型ブースターの流通に深く関わっていた事実からは、Jeanrick Cavalery大佐の言葉を借りれば、「カルテルはブースター製造業に極めて近いところにいるか、自身が製造を行っている。」しかしながら、新型ブースターの研究開発、および、ことによると製造が、ほかの国家に雇われて行われているという可能性を除外することはできない。+これらの新型ブースターに必要な研究開発のたぐいは、あらゆる最新の学説や技術にアクセスできる、富裕なグループの活動と出資によってしかなしえない。このような手段と動機を有する独立したグループはエンジェルカルテルのみであるだろうが、DEDは、先進的なブースターと彼らとの間に何のつながりも見いだせていない。しかし、カルテルがそもそもの初めから新型ブースターの流通に深く関わっていた事実からは、ジェーンリック・キャバルリー大佐の言葉を借りれば、「カルテルはブースター製造業に極めて近いところにいるか、自身が製造を行っている。」しかしながら、新型ブースターの研究開発、および、ことによると製造が、ほかの国家に雇われて行われているという可能性を除外することはできない。
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backstory/neural-boosters.txt · 最終更新: 2017/09/20 14:44 by bartlett