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technic:resistance-calculation [2020/05/24 16:04] – [基本レジスタンス] bartlett | technic:resistance-calculation [2020/08/04 11:44] – bartlett | ||
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船の初期状態のレジスタンスは国籍と艦種により決まっており([[# | 船の初期状態のレジスタンスは国籍と艦種により決まっており([[# | ||
- | 例えば、シールドのThermレジスタンス+55%という効果を持つMOD、Thermic Dissipation Field II(サーミック放散フィールドII)を1つ装備するとします。\\ | + | 例えば、シールドのThermレジスタンス+44%という効果を持つMOD、Thermal Shield Hardener |
- | 通常のシールドThermレジスタンスは20%なので、それを装備することで20%+55%=75%になる、**__と思うかもしれませんがそうではありません。__** | + | 通常のシールドThermレジスタンスは20%なので、それを装備することで20%+44%=64%になる、**__と思うかもしれませんがそうではありません。__** |
基本的にMOD等の「◯◯レジスタンス+◯◯%」というのは、純粋な加算ではなく「**その属性のダメージを__更に__◯◯%減らす**」という意味になります。\\ | 基本的にMOD等の「◯◯レジスタンス+◯◯%」というのは、純粋な加算ではなく「**その属性のダメージを__更に__◯◯%減らす**」という意味になります。\\ | ||
- | 上の例で言えば、Therm属性ダメージはまず元々のレジスタンスにより20%減らされ、本来の80%(0.8倍)のダメージになります。Thermic Dissipation Fieldを装備・使用することで、ダメージはそこから更に55%減ります。これはつまり45%(0.45倍)になるということであり、計算式で表すと\\ | + | 上の例で言えば、Therm属性ダメージはまず元々のレジスタンスにより20%減らされ、本来の80%(0.8倍)のダメージになります。Thermal Shield Hardener IIを装備・使用することで、ダメージはそこから更に44%減ります。これはつまり56%(0.56倍)になるということであり、計算式で表すと\\ |
- | < | + | < |
- | となります。つまり、この状態ではTherm属性のダメージは元々の36%しか受けない、ということになります。\\ | + | となります。つまり、この状態ではTherm属性のダメージは元々の44.8%しか受けない、ということになります。\\ |
- | __元々のダメージの36%しか受けないということはつまり、**最終的に64%のダメージが減らされた**ということになります__。なので、この時のシールドThermレジスタンス表示は**64%**になります。 | + | __元々のダメージの44.8%しか受けないということはつまり、**最終的に55.2%のダメージが減らされた**ということになります__。なので、この時のシールドThermレジスタンス表示は**55.2%**になります。 |
**まとめると、MOD/ | **まとめると、MOD/ | ||
行 46: | 行 46: | ||
^ シップボーナス | +20%(+4%*5) | | ^ シップボーナス | +20%(+4%*5) | | ||
^ Damage Control II | +12.5% | | ^ Damage Control II | +12.5% | | ||
- | ^ Adaptive Invulnerabillity Field II | +30% | | + | ^ Multispectrum Shield Hardener |
- | ^ Adaptive Invulnerabillity Field II | +30% | | + | ^ Multispectrum Shield Hardener |
- | ^ Thermic Dissipation Field II | +55% | | + | ^ Thermal Shield Hardener |
MOD以外の修正とDamage Controlはスタッキングペナルティの対象にならないこと、スタッキングペナルティは効果の高い順に適用されていくことにより、各MODは以下の様な補正を受けます。 | MOD以外の修正とDamage Controlはスタッキングペナルティの対象にならないこと、スタッキングペナルティは効果の高い順に適用されていくことにより、各MODは以下の様な補正を受けます。 | ||
^ ボーナス/ | ^ ボーナス/ | ||
行 54: | 行 54: | ||
^ シップボーナス | +20% | 補正なし | +20% | | ^ シップボーナス | +20% | 補正なし | +20% | | ||
^ Damage Control II | +12.5% | 補正なし | +12.5% | | ^ Damage Control II | +12.5% | 補正なし | +12.5% | | ||
- | ^ Thermic Dissipation Field II | +55% | 100% | +55% | | + | ^ Thermal Shield Hardener |
- | ^ Adaptive Invulnerabillity Field II | +30% | 86.9% | **+26.1%** | | + | ^ Multispectrum Shield Hardener |
- | ^ Adaptive Invulnerabillity Field II | +30% | 57.1% | **+17.1%** | | + | ^ Multispectrum Shield Hardener |
それぞれの被ダメージに対する倍率を出し、掛けあわせていきます。 | それぞれの被ダメージに対する倍率を出し、掛けあわせていきます。 | ||
^ ボーナス/ | ^ ボーナス/ | ||
行 62: | 行 62: | ||
^ シップボーナス | +20% | なし | +20% | 0.8 | 0.64 | | ^ シップボーナス | +20% | なし | +20% | 0.8 | 0.64 | | ||
^ Damage Control II | +12.5% | なし | +12.5% | 0.875 | 0.56 | | ^ Damage Control II | +12.5% | なし | +12.5% | 0.875 | 0.56 | | ||
- | ^ Thermic Dissipation Field II | +55% | 100% | +55% | 0.45 | 0.252 | | + | ^ Thermal Shield Hardener |
- | ^ Adaptive Invulnerabillity Field II | +30% | 86.9% | +26.1% | 0.739 | 0.186 | | + | ^ Multispectrum Shield Hardener |
- | ^ Adaptive Invulnerabillity Field II | +30% | 57.1% | +17.1% | 0.829 | 0.154 | | + | ^ Multispectrum Shield Hardener |
- | ^ 最終的なレジスタンス数値 | 1 - 0.154 = 0.846 |||^ 84.6% | | + | ^ 最終的なレジスタンス数値 | 1 - 0.207 = 0.793 |||^ 79.3% | |
上の計算はあくまで一例ですが、アーマーのレジスタンスでも同じ手順で計算できます。\\ | 上の計算はあくまで一例ですが、アーマーのレジスタンスでも同じ手順で計算できます。\\ | ||
行 113: | 行 113: | ||
基本的に、シールドはEM/ | 基本的に、シールドはEM/ | ||
また、海賊仕様の船のレジスタンスも上の表に準じます。 | また、海賊仕様の船のレジスタンスも上の表に準じます。 | ||
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+ | ==== T2 Resistance ==== | ||
Tech2/ | Tech2/ |