technic:how-to-defend-wh

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technic:how-to-defend-wh [2020/10/11 16:12] – [概要] bartletttechnic:how-to-defend-wh [2020/11/10 13:51] (現在) – 外部編集 127.0.0.1
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 コープやアライアンスの戦力を測る第一の指標は何と言ってもキルボードなので、これが良好に保たれている、すなわちキルが多くロスが少なくなっていればそれだけの戦闘力を持っていると判断され、侵攻の標的にされる可能性がある程度抑えられます。\\ コープやアライアンスの戦力を測る第一の指標は何と言ってもキルボードなので、これが良好に保たれている、すなわちキルが多くロスが少なくなっていればそれだけの戦闘力を持っていると判断され、侵攻の標的にされる可能性がある程度抑えられます。\\
 逆に、普段から金策中の襲撃を察知あるいは対処できずロスばかり積み重ねていると、侵攻される危険性は跳ね上がります。 逆に、普段から金策中の襲撃を察知あるいは対処できずロスばかり積み重ねていると、侵攻される危険性は跳ね上がります。
 +
 +===== 必要以上の建造物を設置しない =====
 +WH内での生産活動を金策の主軸とするのは避けたほうが良いです。生産で稼ぐには多量の資材が必要になり、また効率を求めるとEngineering ComplexやRefineryが必要になります。\\
 +それらが設置されているということ自体が、侵攻側からすれば狙い目に見えます。特にTataraやAzbel等の設置は侵攻リスクを跳ね上げます。\\
 +特に必要がないなら設置するのはAstrahusのみとしましょう。もしC4以下でFortizarを設置するなら、下記の通りキャピタル艦を建造し保有しておきましょう。
  
 ===== 十分な戦力をWH内に貯蔵する ===== ===== 十分な戦力をWH内に貯蔵する =====
 戦時平時問わず、WH外から大量の物資を一気に補給することは基本的に難しいです。特に質量の大きいBSクラスの大型艦は短時間で多数搬入することが困難なので、防衛戦力としてBSクラスを使用するドクトリンを制定している場合は平時から搬入・整備しておく必要があります。\\ 戦時平時問わず、WH外から大量の物資を一気に補給することは基本的に難しいです。特に質量の大きいBSクラスの大型艦は短時間で多数搬入することが困難なので、防衛戦力としてBSクラスを使用するドクトリンを制定している場合は平時から搬入・整備しておく必要があります。\\
 進入ルートとなるWHの質量限界の観点から、防衛の際にパイロットのみを招集し内部に保有している艦船のみで戦うという選択肢を取らざるを得ないかもしれません。DPSのみならず、Logiやタックラーなどのサポート艦も整備しておく必要もあるでしょう。\\ 進入ルートとなるWHの質量限界の観点から、防衛の際にパイロットのみを招集し内部に保有している艦船のみで戦うという選択肢を取らざるを得ないかもしれません。DPSのみならず、Logiやタックラーなどのサポート艦も整備しておく必要もあるでしょう。\\
-Fortizar以上の建造物を保有している場合、侵攻側もそれなりの戦力を投入してくることが予想されるので、キャピタル艦を整備することも重要です。適切にFitされたBS艦隊がFAX数隻の支援を受ければサブキャピタル艦隊で突破することは困難になり、DNがあれば侵攻側の建造物を排除することが容易になります。C5であれば外部からキャピタル艦を持ち込めるので、防衛側もそれに対抗できるよう多数のDNを保持しておく必要があるのは言うまでもありません。+Fortizar以上の建造物を保有している場合、侵攻側もそれなりの戦力を投入してくることが予想されるので、キャピタル艦を整備することも重要です。適切にFitされたBS艦隊がFAX数隻の支援を受ければサブキャピタル艦隊で突破することは困難になり、DNがあれば侵攻側の建造物を排除することが容易になります。C5以上であれば外部からキャピタル艦を持ち込めるので、防衛側もそれに対抗できるよう多数のDNを保持しておく必要があるのは言うまでもありません。
  
 ===== 平時からWH内を哨戒する ===== ===== 平時からWH内を哨戒する =====
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 ====== Hole Control ====== ====== Hole Control ======
-ホールコントロールとは、**「自分たちだけがそのWHへの進入経路を知っていて、敵はそれを知らない状態にする」**ことです。\\+ホールコントロールとは、**「自分たちだけがそのWHへの進入経路を知っていて、敵は進入経路を知らない状態にする」**ことです。\\
 こうすることで、自分たちは自由に増援を呼び込むことができ、敵は増援を呼び込めなくなります。外にどれだけ味方がいようと、進入経路がわからなければどうにもなりません。\\ こうすることで、自分たちは自由に増援を呼び込むことができ、敵は増援を呼び込めなくなります。外にどれだけ味方がいようと、進入経路がわからなければどうにもなりません。\\
 また、進入経路がわからないということは脱出経路がわからないということでもあり、防衛側からしてみれば高額資産の持ち出しもできないということになります。 また、進入経路がわからないということは脱出経路がわからないということでもあり、防衛側からしてみれば高額資産の持ち出しもできないということになります。
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   - 固定穴及び突発穴の穴つぶしを行い、既存の進入経路を消失させる。   - 固定穴及び突発穴の穴つぶしを行い、既存の進入経路を消失させる。
   - 新たに発生した固定穴からの探索を先んじて行い、進入経路を確保する。   - 新たに発生した固定穴からの探索を先んじて行い、進入経路を確保する。
-  - 新たに発生した固定穴をゲートキャンプし、敵勢力経路探索阻止する。 +  - 固定穴をゲートキャンプし、固定穴付近空域制圧する。 
-  - 敵勢力が経路探索のためにWHから探索艦を出した場合、穴つぶしを行+  - 固定穴を穴つぶしし二次縮小させ、即座にWHを消失できる状態にする。 
 +  - 敵勢力が経路探索のためにWHから探索艦を出した場合、穴つぶしを行いWHから締め出す
  
-ホールコントロールを阻止する手段は単純に、WH内にいる戦力でゲートキャンプし、進入経路を探索し確保するということになります。\\ +ホールコントロールを阻止する手段は単純に、WH内にいる戦力で固定穴付近の制空権を奪い、穴つぶし阻止し、進入経路を探索し確保するということになります。((その他の手段として、超小型WHが発生した際にそこから経路探索を行い進入経路を確保するという方法もあります。超小型WHは穴つぶしすることが極めて困難なため、経路を消失させられる可能性はほとんどありません。パイロットを進入させて内部保管戦力で対抗艦隊を編成する、あるいはT3DDなどの小型で強力な艦隊を呼び込めれば、ホールコントロールを阻止できる可能性が出てきます。\\ しかしこれが発生するかは運次第です。))\\ 
-逆に言うならば、**ゲートキャンプ破る事ができない場合、ホールコントロールを阻止することはできません。**こちらは増援を呼べないまま、敵には増援を呼び込まれ続け、そのまま負けます。+逆に言うならば、**固定穴の制空権奪う事ができない場合、ホールコントロールを阻止することはできません。**こちらは増援を呼べないまま、敵には増援を呼び込まれ続け、そのまま負けます。
  
-つまり、どちらかがホールコントロールを維持していれば、WH内で艦隊決戦を起こすこと自体が不可能になります。\\+つまり、どちらかがホールコントロールを維持し続けていれば、ホールコントロールされている側の勝ち目は限りなく薄くなります。\\
 先述の通り、侵攻側が建造物の排除を第一目標として行動している場合、まずこのホールコントロールを維持しようとするのが普通です。上述の「十分な戦力をWH内に貯蔵する」「常に一定以上のパイロットを常駐させる」「スカウトキャラを多数育成する」はいずれもホールコントロールされることを阻止するための対策です。\\ 先述の通り、侵攻側が建造物の排除を第一目標として行動している場合、まずこのホールコントロールを維持しようとするのが普通です。上述の「十分な戦力をWH内に貯蔵する」「常に一定以上のパイロットを常駐させる」「スカウトキャラを多数育成する」はいずれもホールコントロールされることを阻止するための対策です。\\
-端的に言えば、**ホールコントロールを阻止することがWH防衛の要点だ**ということです。+端的に言えば、**ホールコントロールを阻止すること、阻止できることがWH防衛の可否を左右する**ということです。 
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 +====== まとめ ====== 
 +ホールコントロールという概念は、外部の影響を遮断し、侵略側の優位を維持して目標の達成を確実にするものです。\\ 
 +もちろん、ホールコントロールと言っても常に必ず封鎖されているとは限らず、リインフォース明け前の短時間だけ行われる場合もあります。しかし、最悪の場合では24時間体制でホールコントロールを行うこともありえます。こうなると防衛側に打つ手はありません。 
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 +先述の内容と矛盾しますが、金策拠点としてのWHに多数のキャラクターを常駐させるというのは実は難しいです。\\ 
 +なぜなら、WHの主要金策源であるアノマリーは発生する数が限られており、常駐人数が増えても収入が増えるとは限らないからです。PIも、キャラクターが増えれば資源の枯渇も早くなります。\\ 
 +となると、防衛を見越してキャラを置くにしても、それは金策への寄与がしにくい防衛専用キャラになりがちです。そのような余裕がある勢力も多くはないでしょう。 
 + 
 +これらの要因から、侵攻側の規模とやる気によりますが、侵攻が始まった時点で防衛側にはどうすることもできない、ということは普通にありえます。\\ 
 +したがって、**侵攻の対象にならないようにすることが最も有効な対策**となります。\\ 
 +つまり、上記の対策のうち上2つ、「キルボードを良好に保つ」すなわち**「PvP意識を持つ」**ことと**「必要以上の建造物を設置しない」**こと、この2つが最大の対策となります。
  • technic/how-to-defend-wh.1602400377.txt.gz
  • 最終更新: 2020/10/11 16:12
  • by bartlett