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technic:damage-calculation [2020/07/22 23:39] – 外部編集 127.0.0.1 | technic:damage-calculation [2022/03/03 22:50] – [ミサイルの命中] Osat Bartlett | ||
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__実際に角速度と比較され命中率計算に関わるのは、情報画面などで確認できるタレットのトラッキング速度ではなく、実効トラッキング速度になります。__ | __実際に角速度と比較され命中率計算に関わるのは、情報画面などで確認できるタレットのトラッキング速度ではなく、実効トラッキング速度になります。__ | ||
- | シグネチャ解像度とは各タレットに固有の性能値で、船が大きいほどシグネチャ半径が大きくなるのと同様、大きいサイズのタレットほどシグネチャ解像度は大きくなります。\\ | + | <del>シグネチャ解像度とは各タレットに固有の性能値で、船が大きいほどシグネチャ半径が大きくなるのと同様、大きいサイズのタレットほどシグネチャ解像度は大きくなります。\\ |
- | このため、同一の距離で同一の動きをする目標であっても、**大型のタレットで小型の目標を撃つと実効トラッキング速度が悪化するため命中率は低下し、逆に小型のタレットで大型の船を撃つと、実効トラッキング速度が改善され命中率が向上します**。 | + | このため、同一の距離で同一の動きをする目標であっても、**大型のタレットで小型の目標を撃つと実効トラッキング速度が悪化するため命中率は低下し、逆に小型のタレットで大型の船を撃つと、実効トラッキング速度が改善され命中率が向上します**。</ |
+ | |||
+ | 現在ではタレットの大きさに関係なく全てのタレットのシグネチャ解像度が40000mに統一されています。\\ | ||
+ | そのため実効トラッキング速度は「(タレットのトラッキング速度)×(撃つ対象のシグネチャ半径)/ | ||
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なお、この時に実際に適用されたダメージの倍率により、ログでは以下のように表示されます。 | なお、この時に実際に適用されたダメージの倍率により、ログでは以下のように表示されます。 | ||
^ 表示 ^ 倍率 ^ | ^ 表示 ^ 倍率 ^ | ||
- | ^ 擦過(Barely scratches) | 0.500~0.625 | | + | ^ 擦過(Grazes) | 0.500~0.625 | |
- | ^ 軽微(Hits lightly) | 0.625~0.750 | | + | ^ 軽微(Glances off) | 0.625~0.750 | |
^ 直撃(Hits) | 0.750~1.000 | | ^ 直撃(Hits) | 0.750~1.000 | | ||
- | ^ 小破(Well aimed) | 1.000~1.250 | | + | ^ 小破(Penetrates) | 1.000~1.250 | |
- | ^ 中破(Excellent) | 1.250~1.500 | | + | ^ 中破(Smashes) | 1.250~1.500 | |
- | ^ 大破(Perfectly) | 3.000(クリティカル) | | + | ^ 大破(Wrecks) | 3.000(クリティカル) | |
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===== ミサイルの命中 ===== | ===== ミサイルの命中 ===== | ||
- | ミサイルには「Velocity(速度=飛行速度)」「FlightTime(飛行時間)」というパラメータがあり、ミサイルが発射されてから飛行時間を使い切るまでに目標に到達すれば、命中となります。\\ | + | ミサイルには「Velocity(速度=飛行速度)」「FlightTime(飛行時間)」というパラメータがあり、__スペック上の__射程距離は「(Velocity)*(FlightTime)」で算出されます。\\ |
- | このため、射程距離すなわち目標に命中しうる距離は「(Velocity)*(FlightTime)」で算出されますが、実際には自艦と目標の動きによって見かけ上の射程距離は変化します。 | + | このうち、**__飛行時間の整数部分の距離内では命中率100%、端数部分の長さに比例した確率で、+1秒分の距離まで命中します。__**\\ |
+ | これはどういうことかと言うと、 | ||
+ | * ミサイルの性能 | ||
+ | * 飛行速度:10, | ||
+ | * 飛行時間:3.7秒 | ||
+ | * 表示される射程距離:37km | ||
+ | * このときのミサイル命中率 | ||
+ | * 100%確実に命中する距離:30kmまで | ||
+ | | ||
+ | * 最長で40km先まで到達 | ||
+ | * 40kmまで到達する確率:70% | ||
+ | * これは「30km~40kmの間での命中率:70%」と同義 | ||
+ | ということになります。\\ | ||
+ | つまり、**スペック上の射程距離内でもミサイルが外れることがあり、逆に射程距離より遠い目標にも当たることがある**、ということです。 | ||
- | 具体的には、目標が自艦に近づくようにに動いていた場合、ミサイルが発射されてから着弾するまでに距離が詰まるため、射程距離より遠くからミサイルを撃ったとしても命中する場合があります。\\ | ||
- | 逆に目標が自艦から逃げるように動いていた場合、ミサイルが発射されてから到達するまでに目標は元々いたところより遠ざかっているため、命中するにはより長い射程距離が必要になります。 | ||
- | 目標がミサイルの飛行速度より速く動いていた場合には、ミサイルが追いつけないためほとんど命中しなくなります。\\ | + | これに加えて、発射艦と目標の動きによって、ミサイルの実際の飛行距離が変化します。 |
+ | |||
+ | 具体的には、目標が自艦に近づくようにに動いていた場合、ミサイルが発射されてから着弾するまでに距離が詰まるため、飛行距離が短く済むのでミサイルは当たりやすくなります。\\ | ||
+ | 逆に目標が自艦から逃げるように動いていた場合、ミサイルが発射されてから到達するまでに目標は元々いたところより遠ざかっているため、飛行距離が長くなります。特に、目標がミサイルの飛行速度より速く動いていた場合には、ミサイルが追いつけないためほとんど命中しなくなります。 | ||
また、ミサイルにはHPが設定されており、攻撃を受ければ破壊されることがあります。ボムやスマートボムと言った範囲型兵装を受け破壊されれば、ミサイルは目標に命中することはありません。 | また、ミサイルにはHPが設定されており、攻撃を受ければ破壊されることがあります。ボムやスマートボムと言った範囲型兵装を受け破壊されれば、ミサイルは目標に命中することはありません。 | ||
- | そのような状況でなければ、基本的にミサイルは射程内の目標に対してほとんどの場合命中します。 | + | |
===== ミサイルのダメージ倍率 ===== | ===== ミサイルのダメージ倍率 ===== |