technic:damage-calculation

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technic:damage-calculation [2018/03/10 23:42] – [タレットのダメージ計算] bartletttechnic:damage-calculation [2018/06/09 13:03] bartlett
行 20: 行 20:
 を基に、ダメージ量が計算されます。 を基に、ダメージ量が計算されます。
  
-なお、ドローンの場合はタレットのダメージ計算が適用されますが、Fighter(艦載戦闘機)はタレットとミサイルの計算式を組み合わせた特殊な計算になっています。+なお、[[:drone|ドローン]]の場合はタレットのダメージ計算が適用されますが、[[:drone:fighter|Fighter(艦載戦闘機)]]はミサイルの計算式にタレットと同様の射程減衰を組み合わせた特殊な計算になっています。
  
 ---- ----
行 152: 行 152:
 ミサイルのダメージ倍率(DamageMultiplier)の計算式、そしてそれに影響する要素は以下のようになっています。 ミサイルのダメージ倍率(DamageMultiplier)の計算式、そしてそれに影響する要素は以下のようになっています。
  
-{{:technic:damagemultiplier2.png?700|ミサイルのダメージ計算式}}+{{:technic:damagemultiplier2.png?728|DamageMultiplier}}
  
 ^ Min | Minimum | 括弧の中身のうち一番小さいものが適用されるという意味。 | ^ Min | Minimum | 括弧の中身のうち一番小さいものが適用されるという意味。 |
行 159: 行 159:
 ^ V<sub>e</sub> | ExplosionVelocity | ミサイルの爆発速度のこと。 | ^ V<sub>e</sub> | ExplosionVelocity | ミサイルの爆発速度のこと。 |
 ^ V<sub>t</sub> | TargetVelocity | 目標速度。命中時に目標の出していた速度を指す。 | ^ V<sub>t</sub> | TargetVelocity | 目標速度。命中時に目標の出していた速度を指す。 |
 +^ drf | DamageReductionFactor | 詳細は後述。 |
  
 これで算出されるダメージ倍率をミサイルの元々のダメージ量に乗じることで、実際に与えられるダメージ量が算出できます。 これで算出されるダメージ倍率をミサイルの元々のダメージ量に乗じることで、実際に与えられるダメージ量が算出できます。
行 188: 行 189:
   * ミサイル攻撃を受けている時にMWDを使うと、その加速によってミサイルを振り切れるか、あるいはMWDのシグネチャ半径ペナルティを軽減するボーナスを持っているか、あるいは元から減衰なしでダメージを受けていた場合などでない限り、受けるダメージは増加する。   * ミサイル攻撃を受けている時にMWDを使うと、その加速によってミサイルを振り切れるか、あるいはMWDのシグネチャ半径ペナルティを軽減するボーナスを持っているか、あるいは元から減衰なしでダメージを受けていた場合などでない限り、受けるダメージは増加する。
  
 +----
 +
 +==== Damage Reduction Factor ====
 +Damage Reduction Factorとは、各種ミサイル弾薬が固有で持っているステータスの一つです。\\
 +ただしゲーム内ではマスクデータとなっており、情報画面などで確認することができません。\\
 +しかし、[[http://community.eveonline.com/community/fansites/toolkit/|CCPが公式で配布している開発支援キット]]に付属するデータベースには記載されており、そのためEFTのCharge InfoやEVEMonのItem Browserなどで閲覧することができます。
 +
 +DRFとは、簡単に言うと「**爆発速度と目標速度の関係がどれだけダメージ倍率へ影響しやすいかを表す数値**」で、これが大きいほど速度比の影響を受けやすくなります。
 +
 +{{:technic:t1rocket.png?400|T1Rocket}}\\
 +{{:technic:t1torpedo.png?400|T1Torpedo}}
 +
 +上はDRFが0.644のT1Rocket、下はDRFが0.944のT1Torpedoのダメージ倍率グラフです。\\
 +少しわかりにくいですが、同じ速度比・同じ半径比であっても微妙に倍率が異なり、drfが大きいT1Torpedoの方が、速度比1以下の範囲で全体的にダメージ倍率がより低くなっていることが確認できます。
 +
 +以下がDRFの一覧です。
 +|< 300px 250px 50px >|
 +^ Missile Type ^ DRF |
 +^ Light Fighter(Space Superiority) | 0.407 |
 +^ Precision Light Missile | 0.561 |
 +^ Precision Heavy Missile | 0.583 |
 +^ Auto-Targeting Light Missile | 0.604 |
 +^ Light Missile | 0.604 |
 +^ Rocket | 0.644 |
 +^ Heavy Missile | 0.682 |
 +^ Auto-Targeting Heavy Missile | 0.682 |
 +^ Javelin Rocket | 0.682 |
 +^ Fury Light Missile | 0.652 |
 +^ Precision Cruise Missile | 0.735 |
 +^ Cruise Missile | 0.882 |
 +^ Auto-Targeting Cruise Missile | 0.882 |
 +^ Rage Rocket | 0.882 |
 +^ XL Cruise Missile | 0.882 |
 +^ Fury Heavy Missile | 0.882 |
 +^ Heavy Assault Missile | 0.882 |
 +^ Javelin Heavy Assault Missile | 0.895 |
 +^ Fury Cruise Missile | 0.908 |
 +^ Rage Heavy Assault Missile | 0.920 |
 +^ Torpedo | 0.944 |
 +^ Light Fighter(Attack) | 0.944 |
 +^ Heavy Fighter(Long Range Attack) | 0.944 |
 +^ Heavy Fighter(Shadow) | 0.944 |
 +^ Javelin Torpedo | 0.967 |
 +^ Rage Torpedo | 0.967 |
 +^ XL Torpedo | 1.0 |
 +^ Heavy Fighter(Heavy Attack) | 1.0 |
 +
 +====== 艦載戦闘機の特殊補正 ======
 +冒頭で述べたとおり、[[:drone:fighter|Fighter(艦載戦闘機)]]のダメージ計算は少々特殊で、
 +  * タレットと同様の「最適射程距離」「精度低下範囲」による減衰
 +  * ミサイルと同様の「シグネチャ半径と爆発半径の比」「目標速度と爆発速度の比」による減衰
 +の両方が適用されます。\\
 +射程による減衰は艦載機が最適射程内にいる限り発生しないので、火力の向上を図るのならばミサイル由来の爆発半径/速度を向上させることが有効です。Omnidirectional Tracking Link/Enhancerによってこれらを向上できます。Tracking LinkでTracking Scriptを使うとより効果的です。
  
 +なお、これらの通常のダメージ計算とは別に、
 +  * Space Superiority(制空戦闘機)でドローン・艦載機以外を攻撃すると、**与えるダメージが1/5に減衰する**
 +  * Heavy Attacker(重攻撃機)で[[::ship:capital-ships|主力艦]]・[[:structure|建造物]]以外を攻撃すると、**与えるダメージが1/10に減衰する**
 +という特別な補正が存在します。
  • technic/damage-calculation.txt
  • 最終更新: 2022/03/04 10:53
  • by Osat Bartlett