technic:damage-calculation

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technic:damage-calculation [2016/03/18 13:17] – [命中率算出] bartletttechnic:damage-calculation [2018/06/09 13:05] – [艦載戦闘機の特殊補正] bartlett
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 を基に、ダメージ量が計算されます。 を基に、ダメージ量が計算されます。
  
-なお、ドローンの場合、FighterBomber(艦載爆撃機)にミサイルのダメージ計算が適用され、それ以外ドローンは全てタレットのダメージ計算が適用されます。+なお、[[:drone|ドローン]]の場合はタレットのダメージ計算が適用されますが[[:drone:fighter|Fighter(艦載戦闘機)]]はミサイル計算式にタレットと同様射程減衰を組み合わせた特殊な計算になっています。
  
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行 28: 行 28:
 弾が命中しなければ敵にダメージは与えられません。そして、命中率が高いほど敵の弱点に弾を当てられるようになり、ダメージも増加します。\\ 弾が命中しなければ敵にダメージは与えられません。そして、命中率が高いほど敵の弱点に弾を当てられるようになり、ダメージも増加します。\\
 ここではその命中率がどのように決まるかを中心に解説していきます。 ここではその命中率がどのように決まるかを中心に解説していきます。
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 +===== よく分かる解説動画 =====
 +{{youtube>WT8VqVcLDqc?medium}}\\
 +[[https://agony-unleashed.com/|Agony Unleashed]]による解説動画。\\
 +[[http://eve-j.blogspot.jp/|Leucy Kerastase]]氏による字幕がYoutube上で追加されています。
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 ===== タレットの命中率計算式 ===== ===== タレットの命中率計算式 =====
行 64: 行 71:
 シグネチャ解像度とは各タレットに固有の性能値で、船が大きいほどシグネチャ半径が大きくなるのと同様、大きいサイズのタレットほどシグネチャ解像度は大きくなります。\\ シグネチャ解像度とは各タレットに固有の性能値で、船が大きいほどシグネチャ半径が大きくなるのと同様、大きいサイズのタレットほどシグネチャ解像度は大きくなります。\\
 このため、同一の距離で同一の動きをする目標であっても、**大型のタレットで小型の目標を撃つと実効トラッキング速度が悪化するため命中率は低下し、逆に小型のタレットで大型の船を撃つと、実効トラッキング速度が改善され命中率が向上します**。 このため、同一の距離で同一の動きをする目標であっても、**大型のタレットで小型の目標を撃つと実効トラッキング速度が悪化するため命中率は低下し、逆に小型のタレットで大型の船を撃つと、実効トラッキング速度が改善され命中率が向上します**。
- 
-シグネチャ半径とシグネチャ解像度の関係及びそれによるトラッキング速度への倍率は、概ね以下のようになります。 
-^  タレットのトラッキング速度への倍率  ^^^^^ 
-^ タレットサイズ ^  各サイズ艦船の一般的なシグネチャ半径  ^^^^ 
-^  ^ Frigate(40m) ^ Cruiser(125m) ^ Battleship(400m) ^ Dreadnought(4000m) ^ 
-^ Small | x1 | x3.125 | x10 | x100 | 
-^ Medium | x0.32 | x1 | x3.2 | x32 | 
-^ Large | x0.1 | x0.3125 | x1 | x10 | 
-^ X-Large | x0.02 | x0.0625 | x0.2 | x2 | 
-※シグネチャ解像度は、Sサイズ=40m、Mサイズ=125m、Lサイズ=400m、XLサイズ=2000mで一律です。 
  
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行 148: 行 145:
  
 目標がミサイルの飛行速度より速く動いていた場合には、ミサイルが追いつけないためほとんど命中しなくなります。\\ 目標がミサイルの飛行速度より速く動いていた場合には、ミサイルが追いつけないためほとんど命中しなくなります。\\
-また、ミサイルにはHPが設定されており、攻撃を受ければ破壊されることがあります。ボムやスマートボムと言った範囲型兵装やDefenderMissile(防衛ミサイル)などを受け破壊されれば、もちろんミサイルは目標に命中することはありません。+また、ミサイルにはHPが設定されており、攻撃を受ければ破壊されることがあります。ボムやスマートボムと言った範囲型兵装を受け破壊されれば、ミサイルは目標に命中することはありません。
  
 そのような状況でなければ、基本的にミサイルは射程内の目標に対してほとんどの場合命中します。 そのような状況でなければ、基本的にミサイルは射程内の目標に対してほとんどの場合命中します。
行 155: 行 152:
 ミサイルのダメージ倍率(DamageMultiplier)の計算式、そしてそれに影響する要素は以下のようになっています。 ミサイルのダメージ倍率(DamageMultiplier)の計算式、そしてそれに影響する要素は以下のようになっています。
  
-{{:technic:damagemultiplier.png?728|DamageMultiplier}}+{{:technic:damagemultiplier2.png?728|DamageMultiplier}}
  
 ^ Min | Minimum | 括弧の中身のうち一番小さいものが適用されるという意味。 | ^ Min | Minimum | 括弧の中身のうち一番小さいものが適用されるという意味。 |
行 204: 行 201:
 {{:technic:t1torpedo.png?400|T1Torpedo}} {{:technic:t1torpedo.png?400|T1Torpedo}}
  
-上はDRFが3のT1Rocket、下はDRFが5のT1Torpedoのダメージ倍率グラフです。\\+上はDRFが0.644のT1Rocket、下はDRFが0.944のT1Torpedoのダメージ倍率グラフです。\\
 少しわかりにくいですが、同じ速度比・同じ半径比であっても微妙に倍率が異なり、drfが大きいT1Torpedoの方が、速度比1以下の範囲で全体的にダメージ倍率がより低くなっていることが確認できます。 少しわかりにくいですが、同じ速度比・同じ半径比であっても微妙に倍率が異なり、drfが大きいT1Torpedoの方が、速度比1以下の範囲で全体的にダメージ倍率がより低くなっていることが確認できます。
  
 以下がDRFの一覧です。 以下がDRFの一覧です。
 +|< 300px 250px 50px >|
 ^ Missile Type ^ DRF | ^ Missile Type ^ DRF |
-^ Precision Light Missile | 2.+^ Light Fighter(Space Superiority) | 0.407 | 
-^ Precision Heavy Missile | 2.+^ Precision Light Missile | 0.561 
-^ Auto-Targeting Light Missile | 2.+^ Precision Heavy Missile | 0.583 
-^ Light Missile | 2.+^ Auto-Targeting Light Missile | 0.604 
-^ Rocket | +^ Light Missile | 0.604 
-^ Heavy Missile | 3.+^ Rocket | 0.644 
-^ Auto-Targeting Heavy Missile | 3.+^ Heavy Missile | 0.682 
-^ Javelin Rocket | 3.+^ Auto-Targeting Heavy Missile | 0.682 
-^ Fury Light Missile | 3.+^ Javelin Rocket | 0.682 
-^ Precision Cruise Missile | 3.+^ Fury Light Missile | 0.652 
-^ Cruise Missile | 4.+^ Precision Cruise Missile | 0.735 
-^ Auto-Targeting Cruise Missile | 4.+^ Cruise Missile | 0.882 
-^ Rage Rocket | 4.+^ Auto-Targeting Cruise Missile | 0.882 
-^ XL Cruise Missile | 4.+^ Rage Rocket | 0.882 
-^ Fury Heavy Missile | 4.+^ XL Cruise Missile | 0.882 
-^ Heavy Assault Missile | 4.+^ Fury Heavy Missile | 0.882 
-^ Javelin Heavy Assault Missile | 4.+^ Heavy Assault Missile | 0.882 
-^ Fury Cruise Missile | 4.+^ Javelin Heavy Assault Missile | 0.895 
-^ Rage Heavy Assault Missile | 4.+^ Fury Cruise Missile | 0.908 
-^ Torpedo | +^ Rage Heavy Assault Missile | 0.920 
-^ Javelin Torpedo | 5.+^ Torpedo | 0.944 | 
-^ Rage Torpedo | 5.+^ Light Fighter(Attack) | 0.944 | 
-^ XL Torpedo | 5.+^ Heavy Fighter(Long Range Attack) | 0.944 | 
-FighterBomber 6.5((FighterBomberのダメージ計算においては「ln(drf)/ln(5.5)が1を超えため、半径比と速度比の関係他の場合とはやや異なる。\\ が、ここでは省略興味があるなら自分で計算してみると良い。)) |+^ Heavy Fighter(Shadow) | 0.944 
 +^ Javelin Torpedo | 0.967 
 +^ Rage Torpedo | 0.967 
 +^ XL Torpedo | 1.
 +Heavy Fighter(Heavy Attack) 1.0 | 
 + 
 +---- 
 + 
 +====== 艦載戦闘機の特殊補正 ====== 
 +冒頭で述べたとおり、[[:drone:fighter|Fighter(艦載戦闘機)]]のダメージ計算は少々特殊で、 
 +  * タレットと同様の最適射程距離「精度低下範囲」によ減衰 
 +  * ミサイルと同様の「シグネチャ半径と爆発半径の」「目標速度爆発速度」による減衰 
 +両方適用されます。\\ 
 +射程による減衰は艦載機目標を最適射程内に捉えている限り発生しないので火力の向上を図るのならばミサイル由来の爆発半径/速度を向上させるとが有効です。Omnidirectional Tracking Link/Enhancerによってれらを向上きますTracking LinkでTracking Scriptを使うとより効果的です。 
 + 
 +お、これの通常のダメージ計算とは別に、 
 +  * Space Superiority(制空戦闘機)でドローン・艦載機以外を攻撃すると、**与えるダメージが1/5に減衰する** 
 +  * Heavy Attacker(重攻撃機)で[[::ship:capital-ships|主力艦]]・[[:structure|建造物]]以外を攻撃すると、**与えるダメージが1/10に減衰する** 
 +という特別な補正が存在します。
  • technic/damage-calculation.txt
  • 最終更新: 2022/03/04 10:53
  • by Osat Bartlett