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technic:api-key [2020/11/10 13:51] (現在) – 外部編集 127.0.0.1
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 +====== APIキーについて ======
 +EVEOnlineには、API(([[http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%82%B9|Application Programming Interface]]の略。\\ 一般的なプログラミング用語で、異なるプログラム間でデータをやり取りする仕組みのこと。))を利用してキャラクターのデータ等を呼び出し、外部で利用できるようになっています。\\
 +例えば、
 +  * Fitシミュレータにキャラクターのスキル状況を読み込ませて、性能に反映させる。
 +  * アカウントの課金情報を呼び出して、いつまでに再度の課金orPLEXが必要になるかを通知させる。
 +などができるため、[[:utility#EVE専用ソフト|多くの補助ツール]]がプレイヤー側で開発されています。
  
 +また、多くのアライアンス・コーポレーションではスパイ対策のために
 +  * アカウント情報を監視し、別会社に所属しているキャラクターを持っていないかを確認する。
 +  * ウォレット情報を監視し、敵対勢力から送金を受けていたりしないかを確認する。
 +といった使い方をしていたりします。(まあ、それで完全にスパイを防げたりするわけではないんですけど。)
 +
 +**APIキー**とは、APIを利用するための「ID」と「パスワード」のことです。\\
 +これはアカウントのIDなどとは完全に別です。APIキーを公開したり誰かに提出したからといって、アカウントが乗っ取られたりすることはありません。\\
 +また、EVEにおいてのAPIは「EVEから情報を呼び出す」だけなので、EVE内部に影響をおよぼすことはありません。\\
 +誤解されがちですが、**「APIキーを利用するツールで、EVE内部への操作(例えばスキルキューの更新など)は出来ません。」**
 +
 +===== APIキーの発行 =====
 +{{ :technic:api.png?200|APIキー管理画面}}
 +基本的な発行手順は以下のようになります。
 +  - [[https://community.eveonline.com/support/api-key/|公式サイトのAPIキー管理ページ]]にアクセスする。(※要ログイン)
 +  - 「CREATE NEW API KEY」をクリックする。
 +  - APIキーの設定をする。
 +  - 「SUBMIT」をクリックし、設定を終了。キーが発行される。
 +なお、設定できる項目は以下のとおりです。
 +  * **Name**:\\ APIキーの名前。何に使うのかわかりやすいものにしましょう。
 +  * **Character**:\\ APIを適用するキャラクターの指定。アカウント内にあるキャラクター全部か、個別かを指定できます。
 +  * **Type**:\\ 所属コーポレーション内でディレクター以上の権限を持っている場合、コーポレーションのAPIキーを発行できます。
 +  * **Verification Code**:\\ APIキーのパスワードのようなもの。自分で自由に設定できますが、自動的に生成されたものを使うのが望ましいです。
 +  * **Expires**:\\ APIの使用期限。指定した期限を過ぎるとそのAPIキーは機能しなくなります。「No Expiry」にチェックを入れて、期限切れしないようにするのが一般的です。
 +  * **呼び出し内容設定**:\\ 黄色で光っている内容だけを、そのAPIキーで呼び出すことが出来ます。それぞれの内容について説明すると長くなるので割愛。概ね書いてある内容そのままです。
 +{{ :technic:api2.png?200|設定画面}}
 +「Access Mask」は、呼び出す内容の組み合わせによって変わります。手動で変更することは出来ません。\\
 +また、APIキーのID「Key ID」は、Submitした後で自動的に設定されます。\\
 +
 +__**※APIキーを利用するサイト・ツールの多くには、APIキー発行ページヘのリンクが設置されています。\\
 +これを経由してアクセスした場合、発行手順の2.と3.が省略され、そのサイト・ツールで必要なAPIキーの設定が完了した状態でページが開かれます。\\
 +そういった場合は、設定を変えずそのままSubmitしてAPIキーを発行しましょう。\\
 +ただし、「No Expiry」にする必要があればチェックを忘れないように。**__
 +
 +===== APIキーの使い方 =====
 +APIキーを外部で利用する場合、必要になるのは「Key ID」と「Verification Code((vCodeと略す場合もあり))」です。管理ページからコピペするのが楽です。\\
 +ただし、Access Maskが指定されたものと異なる(=APIキーの呼び出し設定が間違っている)場合、使用を拒否される場合があります。特に防諜用でAPIキーを提出する場合に多いです。気をつけましょう。