差分
このページの2つのバージョン間の差分を表示します。
両方とも前のリビジョン 前のリビジョン 次のリビジョン | 前のリビジョン 次のリビジョン両方とも次のリビジョン | ||
ship:frigate:breacher [2018/05/22 22:34] – [Kite Fit] shu oisibb | ship:frigate:breacher [2020/04/07 04:48] – [Dual Tank Fit] shu oisibb | ||
---|---|---|---|
行 2: | 行 2: | ||
[[https:// | [[https:// | ||
ブリーチャー。防御力とスピードに優れたMinmatarの戦闘型ミサイルボート。\\ | ブリーチャー。防御力とスピードに優れたMinmatarの戦闘型ミサイルボート。\\ | ||
- | 特に、防御面に関してはT1FG内でも屈指の性能を誇り、MASB+SAARを併用したシールド&アーマーDual Tankが一般的なfitとして確立している。\\ | + | 特に、防御面に関してはT1FG内でも屈指の性能を誇り、本来であれば忌避されるMASBとSAARを併用したDual Tank仕様が一般的なFitとして確立している。\\ |
- | 上記のタンク方法を用いる事で、AB・WEB・Scramを欠かす事なく、EHP5000程度をタンクする事が出来る。\\ | + | 上記のタンク方法を用いる事で、AB・WEB・Scramを欠かす事なく、約5000程度の実効ダメージをタンクする事が出来る。\\ |
- | また、戦闘型のT1FGの中では[[: | + | また、戦闘型のT1FGの中では[[: |
+ | 加えて、武装がミサイル/ | ||
- | こうした特性から、自分より足の遅いタレット艦に対しては相手の苦手なレンジをオービットして攻撃を避けながら戦う一方で、自分より足の速い船やDual WEB仕様、ドローン艦や同じミサイル艦に対しては、持ち前のタンク力で勝負するといった二重の戦略が取れる。\\ | + | こうした特性から、自分より足の遅いタレット艦に対しては相手の苦手なレンジを自在にオービットして攻撃を避けながら戦える一方で、自分より足の速い船やDual WEB仕様、ドローン艦や同じミサイル艦に対しては、持ち前のタンク力で勝負するといった二重の戦法が取れる。\\ |
- | 一方、割と余裕のあるCPU/ | + | また、3: |
- | 特にスピードを強化すれば軽量型FG並みの速度を手に入れる事が出来る他、MWDに換装してアンチカイト仕様にしたり、逆に自らがミサイルカイト艦となって戦う事も出来る。\\ | + | 特に、スピードを強化すれば軽量型FG並みの速度を手に入れる事が出来る他、MWDに換装してアンチカイト仕様にしたり、逆に自らがミサイルカイト艦となって戦う事も出来る。\\ |
ただし、DPSそのものは低く、特にドローンを失った場合は100を切る事になる為、[[: | ただし、DPSそのものは低く、特にドローンを失った場合は100を切る事になる為、[[: | ||
- | さらに、キャパシタ容量も少ない為、Neutも若干苦手とする他、Minmatar艦の特性上、ECMについても滅法弱い。\\ | + | さらに、キャパシタ容量も少ない為、Neutも若干苦手とする。\\ |
- | + | ||
- | とは言え、状況に応じて柔軟に対応して戦える船である事は間違いなく、[[: | + | |
+ | とは言え、様々な状況に応じて柔軟に対応して戦える船である事は間違いなく、[[: | ||
行 57: | 行 57: | ||
Navy Cap Booster 50 x27 | Navy Cap Booster 50 x27 | ||
- | Breacherの標準的な構成で、特にSolo PvPに向いている。\\ | + | Breacherの標準的な構成。\\ |
- | MASB、SAARをどのタイミングで回すかによってタンク量に差が出る場合があり、Cap BoosterやNanite Repair Pasteの残数とキャパシタ残量を見ながら、自艦のHPやダメージに応じて、各防御モジュールをON/ | + | Solo PvPにおいては、高い防御力と足の速さ、スクラムレンジ全域をカバーする攻撃範囲を持つ事から、使いこなせればT1FGの中でも頭一つ抜きん出た性能を発揮してくれる。\\ |
- | さらに、相手の船の距離や速度を見ながらPropをオーバーロードしたり、オービット距離を変更する等、近距離カイト艦としての操艦も必要となる為、操作量は非常に多く、乗りこなすには練習が要る。\\ | + | ただし、相手の船の防御方法や武装、自他の速度差等、その時々の状況に応じて適切に弾薬やオービット距離を細かく変える必要がある他、ドローンの出し入れや攻撃指示はもちろん、回復する層が異なる2つの防御モジュールを手動でON/OFFしながら、キャパシタ残量(ペース配分)の事も考えて効率的に回していく必要がある。\\ |
- | ただし、使いこなせれば、ほとんどのT1FGに対して何らかの対抗手段を持てる船となる為、Solo PvPにおいては頭一つ抜きん出た強さを持つ。\\ | + | 場合によっては、MASBから先に回すか、SAARから先に回すか、両方一辺に回すかの判断まで必要になる。\\ |
+ | このようにT1FGとしては、戦闘中に見なくてはならない所や操作量が多い部類に入る為、完璧に乗りこなすにはそれなりの経験と知識が求められる。\\ | ||
+ | ある意味、スキルよりもプレイヤーの操艦技術で性能が大きく左右されるFitと言えるだろう。\\ | ||
+ | また、あまりに苛烈な攻撃を一気に食らうと、回復する前に船が落ちる場合もある為、フリート戦では逆に脆い場合もある。\\ | ||
\\ | \\ | ||
行 95: | 行 98: | ||
19~24km台での長距離カイトを想定したFitで、最高速度はフルスキルで約3800m/ | 19~24km台での長距離カイトを想定したFitで、最高速度はフルスキルで約3800m/ | ||
これは、MWDを搭載したCondorやImperial Navy Slicer等、カイト戦術を得意とする一部のFGとほぼ同等の性能であり、普通の近距離Fit艦はおろか、MWDを搭載した艦を相手にしても振り切れる程のスピード領域となる。\\ | これは、MWDを搭載したCondorやImperial Navy Slicer等、カイト戦術を得意とする一部のFGとほぼ同等の性能であり、普通の近距離Fit艦はおろか、MWDを搭載した艦を相手にしても振り切れる程のスピード領域となる。\\ | ||
- | また、元々Breacherは近距離艦のイメージが強い為、上記のようなカイトFitのイメージが定着した船と比べて、こちらがカイト艦である事を悟られづらいという強みもある。\\ | + | ただし、攻撃力に難があり、カタログスペック上のDPS自体は100を超えるものの、実戦においてはかなりの確率でドローンを撃ち落される事が多い為、実質的なDPSは100を切ってしまう事が多い。\\ |
- | ただし、攻撃力に難があり、カタログスペック上のDPS自体は100を超えるものの、実戦においてはかなりの確立でドローンを撃ち落される事が多い為、実質的なDPSは100を切ってしまう事が多い。\\ | + | |
その為、2分以上の長期戦になったり、下手をすると勝負が付かない事も多々ある。\\ | その為、2分以上の長期戦になったり、下手をすると勝負が付かない事も多々ある。\\ | ||
- | とは言え、ミサイルでカイト戦術が出来る数少ない船の一つである上に、事実上CondorやKestrelの上位互換という点を考慮すれば、ミサイラーなら一考の価値があるfitである言えるだろう。\\ | + | とは言え、ミサイルでカイト戦術が出来る船の一つとして、事実上CondorやKestrelの上位互換であるという点を考慮すれば、ミサイラーなら一考の価値があるFitであると言えるだろう。\\ |