インカージョン参加の事前準備

WTMとTDFのものを基本としていますが、それ以外のコミュニティにも共通する内容となります。

参考:WTM:Rookie GuideTDF:New-Bro Guide

参加を認められない条件

簡単に言えば「他プレイヤーから合法的に攻撃される可能性のあるプレイヤーは参加できない」ということです。

TDFのガイドより引用
この図で×で示されている箇所に該当するものがあれば、参加できないということです。

キルライトに関しては、自分がKamikazeなどをされた場合に発行される「自分が行使できるキルライト」(画像最上部)が存在しますが、これはあっても問題ありません。


事前に準備するべきこと

WTM/TDFには、スキル・予算・練度に応じた標準的なFitがあるので、これを準備します。
それぞれの標準FitはWebで公開されています(WTM/TDF)。TDFのものはインゲームのメーリングリストでも閲覧できます。

WTM/TDF以外のコミュニティでインカージョンを行う場合でも、これらを基本として考えてよいでしょう。
(WTM/TDFのFitはHQ攻略用であり、Vanguardを攻略する場合は若干Fitが異なります。WTMのVanguard用Fitを参照)

当然ながら、装備モジュールをすべてオンライン化できるだけのスキルは必要です
装備のアップグレードは推奨されていますが、ダウングレードさせることは許されていません。

  • WTM:「Warp to Me Incursions」
  • TDF:「TDF-Official」

その他のインカージョンコミュニティでもチャットチャンネルを用意していることは多く、これのMotD(Message of the Day:チャンネルを開いたときに表示されるあれ)に、下記の集合場所やボイスチャットの接続方法が示されています。

Warp to Me IncursionsのMotD

当然ながら、インカージョンが発生している現地にいなければインカージョンには参加できません。

WTM/TDFのようなオープンフリートに参加する場合、最低でもHQシステムの2ジャンプ以内にいるようにしましょう。
時刻を決めて行うようなフリートでも、開始時刻までに示された集合場所に到着しておくべきです。

WTM/TDFはTeamspeakを利用しています。PCにインストールされていない場合はまずインストールするところから始まります。

小規模なコミュニティの場合はDiscordを使用し、上記の集合場所等の告知もそこで行うことが多いです。


各種設定

デフォルトの設定から変える必要のないものもいくつかあります。

CSPAとはスパム避けの機能で、これが設定されているとフリートの招待に手数料がかかります。
特に理由がなければ0に設定しておきましょう。

CSPAはメールの送信にも手数料を掛けられるので、設定画面はメールウィンドウの中にある。

決闘を受諾しないにしても、決闘のウィンドウが開かれる事自体がまず邪魔になります。
自動拒否にすればウィンドウが開くことすらありません。

オートターゲットバックは「自分をロックオンしてきた相手を自動でロックオンし返す」機能です。
これが有効になっていると味方のLogi艦をロックオンしてしまうことに繋がります。0にしておきましょう。

決闘自動拒否とオートターゲットバックの無効化設定

緊急ワープが有効であれば、コネロスした場合に自動でグリッド外にワープするので安全が確保されます。
これを無効化してその場に残り続けるようにする設定が存在するので、チェックが入っていないことを確認しましょう。

チェックが入っていない状態が正しい


コミュニティによって差はありますが

  • キャパシタ補給要請
  • シールド修復要請
  • ターゲット
  • ワープ
  • 軸合わせ

上記は最低でも表示しておき、区別できる色をそれぞれに設定すべきです。
WTMでは「もうリペアは必要ない」という意図で「現在地」のブロードキャストを使用しますし、TDFはアーマーフリートなので「アーマー修復要請」が必要です1)。これらも区別できるようにしておきましょう。
たとえ自分がLogi艦でないとしても、味方の誰が撃たれているのかを把握するのは大事です。

また、フリートウィンドウ右下の矢印が上下左右の4方向を向いた十字のものになっていることを確認しましょう。クリックすると上だけや下だけになってしまいます。
十字矢印になっていないと、回復要請をしてもLogi艦から見えません。

WTMの例


デフォルトでは、シールドHPが25%になるまでアラート音は鳴りませんが、これを95%で鳴るように設定しましょう。
通常のPvEをやる際には鳴り続けて鬱陶しくなるだけですが、インカージョンでは撃たれたことにすぐ気付けることは大切です。

当然アーマーも95%にする

インカージョン参加中は必ずセーフティを緑にします。そうでなければあなたは死にます。
あなたが死ぬだけならまだマシで、場合によっては味方を巻き込むことになります。絶対に緑から変えてはいけません。

緑から変えてはならない

インカージョンにおいて、敵を撃つ順番は「タグ」で指定します。
デフォルトのオーバービュー設定では表示されていないので、見えるようにしておきましょう。

タグにチェックが入っていればよい。OV上でタグソートをすると色々やりやすくなる。

少なくとも、すべての敵NPCが見えるようになっている必要があります。
自分で設定してもいいですが、WTM/TDFのインゲームチャンネルのMotDなどで公開されているプリセット設定をそのまま適用するのが楽です。

TDF_officialのMotD。OVだけでなく上記のブロードキャスト設定のプリセットもある。

「パッシブ」「Focus Fire(焦点射撃)有効」に設定します。
こうしないとドローンが意図しない相手を撃つため、攻略効率が落ちます。

アグレッシブにしてあると、母艦への攻撃を検知した際に自動で反撃するようになってしまう。


1)
TDFでは「撃たれているが、至急のリペアは必要ない」という意図でシールド要請を使用します
  • pve/incursion/preparation.txt
  • 最終更新: 2022/03/13 08:26
  • by Osat Bartlett