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backstory:guristas-pirates [2017/09/17 03:32] – 作成 bartlett | backstory:guristas-pirates [2023/01/03 20:49] (現在) – Osat Bartlett | ||
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YC86年、「破滅屋」ジライ・ライタネンは自分が昇進から縁遠いことに気がついた。彼の友人だった「兎」コラコ・コサカミは不時着事故の責任を問われていた。 | YC86年、「破滅屋」ジライ・ライタネンは自分が昇進から縁遠いことに気がついた。彼の友人だった「兎」コラコ・コサカミは不時着事故の責任を問われていた。 | ||
- | 彼らは軍隊生活に愛想を尽かし、所属していた第37戦隊「オクトパス」から2機のコンドール型フリゲートを盗みだすと、カルダリとガレンテの間に広がる無法宙域へと消えていった。 | + | 彼らは軍隊生活に愛想を尽かし、所属していた第37戦隊「オクトパス」から2機のコンドール級フリゲートを盗みだすと、カルダリとガレンテの間に広がる無法宙域へと消えていった。 |
YC94年、再び姿を現した2人はガリスタス海賊団を率いていた。ガリスタスは「イタズラ好き」を意味するカルダリ語の俗語だ。 | YC94年、再び姿を現した2人はガリスタス海賊団を率いていた。ガリスタスは「イタズラ好き」を意味するカルダリ語の俗語だ。 | ||
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- | ガリスタス海賊団は、目的が一致するなら誰と手を組むことをも厭わない。 | + | ガリスタス海賊団は目的が一致するなら誰と手を組むことをも厭わない。 |
- | 彼らがレイブン級戦艦のブループリントを盗み出し、オトロ・ガリウシがイシュコネ社CEOに就任した事件が最も有名だろう。 | + | 彼らがレイブン級戦艦のブループリントを手に入れ、オトロ・ガリウシがイシュコネ社CEOに就任した事件が最も有名だろう。 |
だが、この件の大部分は今日も明らかになっていない。 | だが、この件の大部分は今日も明らかになっていない。 | ||
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- | オトロ・ガリウシの父、ヴィラモは、イシュコネ社を解雇されてからガリスタス海賊団相手に薬を扱い始めた。 | + | オトロ・ガリウシの父、ヴィラモは、イシュコネ社を解雇されてからガリスタス海賊団の下で薬を扱い始めた。 |
彼は上司が望む内容ではなく事実を述べたため、職を失うことになった。 | 彼は上司が望む内容ではなく事実を述べたため、職を失うことになった。 | ||
妻を事故で亡くし、娘と離別した彼にとって、唯一の望みは息子オトロと良い生活を築いていくことだけだった。 | 妻を事故で亡くし、娘と離別した彼にとって、唯一の望みは息子オトロと良い生活を築いていくことだけだった。 | ||
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- | オトロはガリスタス海賊団の影響を受けて育ったが、その心は復讐に取り憑かれていた。そのため、彼は海賊団の幹部ベインと対立することになった。 | + | オトロはガリスタス海賊団の影響を受けて育ったが、心は復讐に燃え、海賊団とは一定の距離を置いていた。そのため、彼は海賊団の幹部ベインと対立することになった。 |
ベインは汚職まみれのイシュコネ社CEOレス・アッキレンと取引しており、アッキレンが競合他社の情報を提供する代わりに、海賊団はアッキレンの失敗を処理していた。 | ベインは汚職まみれのイシュコネ社CEOレス・アッキレンと取引しており、アッキレンが競合他社の情報を提供する代わりに、海賊団はアッキレンの失敗を処理していた。 | ||
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行 98: | 行 98: | ||
オトロは長年離れ離れになっていた姉ミラと再会し、ガブリエルという協力者も得た。 | オトロは長年離れ離れになっていた姉ミラと再会し、ガブリエルという協力者も得た。 | ||
ミラは高級娼婦としてイシュコネ社の内情を探り、彼らは最高財務責任者ラリラシ・オキモに狙いを定めた。 | ミラは高級娼婦としてイシュコネ社の内情を探り、彼らは最高財務責任者ラリラシ・オキモに狙いを定めた。 | ||
- | オキモは社内の地位を向上させるため、アッキレンも知らないレイブン開発計画に資金を投じていた。 | + | オキモは社内における地位を守るため、アッキレンも知らないレイブン開発計画に資金を投じていた。 |
ミラは配下の娼婦にオキモの弱点を握らせると、自分達に協力するよう脅してやった。 | ミラは配下の娼婦にオキモの弱点を握らせると、自分達に協力するよう脅してやった。 | ||
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行 109: | 行 109: | ||
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- | オキモが取締役会でレイブンの存在を明らかにすると、レイブンはガリスタス海賊団の餌食となった。 | + | オキモは代表取締委員会に対してレイブンの存在を明らかにし、レイブンはガリスタス海賊団との戦いに送りこまれた。 |
- | 「破滅屋」ライタネンにベインからの攻撃を止めさせるための説得材料になったのである。ライタネンはベインよりもレイブンのブループリントを選んだ。 | + | オトロがこの船を交換条件にベインの攻撃を止めさせるよう交渉すると、「破滅屋」ライタネンはベインよりもレイブンのブループリントを選んだ。 |
- | アッキレンの汚職の証拠は取締役会に提出され、オトロ・ガリウシがイシュコネ社の新CEO、ミラ(偽名キナシ・ヘピメキ)が最高財務責任者に就任した。 | + | その後、アッキレンの汚職の証拠が委員会に提出され、オトロ・ガリウシはイシュコネ社の新CEO、ミラ(偽名キナシ・ヘピメキ)は最高財務責任者に就任した。 |
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行 123: | 行 123: | ||
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ガリスタス海賊団はクリレラ計画にも関与している。 | ガリスタス海賊団はクリレラ計画にも関与している。 | ||
- | 彼らはウィルコミ社に勤めるカルダリ人研究者をスパイとして抱えていた。研究者の名前はアリコといった。 | + | 彼らはウィルコミ社に勤めるカルダリ人研究者をスパイに仕立て上げることに成功した。研究者の名前はアリコといった。 |
- | ライタネンがアリコに計画への工作活動を指示すると、オトロ・ガリウシもイシュコネ社を動かしてそれを支援した。 | + | アリコがライタネンから指示を受け、ガレンテ元老院が派遣した目付役のメディラに毒を盛ると、オトロ・ガリウシもブループリントや機器を持ち出して混乱を加速させた。 |
結果、ガレンテ元老院とカルダリ企業は計画の失敗を恐れて資金を回収し、無防備な研究員だけが残されることになった。 | 結果、ガレンテ元老院とカルダリ企業は計画の失敗を恐れて資金を回収し、無防備な研究員だけが残されることになった。 | ||
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行 136: | 行 136: | ||
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ライタネン率いるガリスタス艦隊の出番だ。 | ライタネン率いるガリスタス艦隊の出番だ。 | ||
- | カプセラの攻撃で一時撤退に追いこまれたものの、標的ステーションには酷い被害を与えた。 | + | カプセラの攻撃で一時撤退に追いこまれたものの、クリレラ研究所には酷い被害を与えた。 |
- | アリコの手引きでステーションに侵入した「兎」コサカミはタロミ・ウマイレン、エンリク・トゥボルという2名の大物研究者を誘拐し、身代金を得るための交渉材料とした。 | + | アリコの手引きでステーションに侵入した「兎」コサカミはタロミ・ウマイレン、ヘンリック・トゥボルという2名の大物研究者を誘拐し、身代金を得るための交渉材料とした。 |
だが、この事件の代償は大きかった。 | だが、この事件の代償は大きかった。 | ||
撤退中にライタネンが殺害され、クローンで復活を遂げたものの、それが低品質だったために記憶喪失と運動機能の低下を招いたのである。 | 撤退中にライタネンが殺害され、クローンで復活を遂げたものの、それが低品質だったために記憶喪失と運動機能の低下を招いたのである。 | ||
行 151: | 行 151: | ||
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この失敗を受けて、海賊団はマズい仕事をさっさと片付けてしまおうとした。 | この失敗を受けて、海賊団はマズい仕事をさっさと片付けてしまおうとした。 | ||
- | 人質は最も高い値を提示したアリッツィオ・コル・アゾールに売り飛ばされた。フォーリタン大統領指示の下にガレンテ連邦は人質を奪還しようとしたが、彼らは不運にも身分証明を盗まれてしまい、奴隷運搬船に送り込まれた。彼らは最終的に奴隷植民地での労働で命を落とした。 | + | 人質は最も高い値段を提示したアリッツィオ・コルアゾールに売り飛ばされた。ガレンテ連邦はフォーリタン大統領指示のもと人質を奪還しようとしたが、2人は不運にも身分証明を盗まれてしまい、奴隷運搬船に送り込まれた。彼らは最終的に奴隷植民地での労働で命を落とした。 |
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行 205: | 行 205: | ||
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ガリスタス海賊団に誘拐されたヴァルシュトゥックセット研究所の科学者がインターナル・セキュリティに遭難信号を発信。 | ガリスタス海賊団に誘拐されたヴァルシュトゥックセット研究所の科学者がインターナル・セキュリティに遭難信号を発信。 | ||
- | 科学者はプロトタイプ遮蔽技術の開発に携わっていた。残念ながら遮蔽装置は回収できなかったが、重傷者の救出には成功した。 | + | 科学者はプロトタイプ遮蔽技術の開発に携わっていた。残念ながら遮蔽装置は回収できなかったが、重傷の研究者を救出することには成功した。 |
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行 219: | 行 219: | ||
カルダリ連合が自国のインフラを守るため見て見ぬふりを選んだ可能性がある。 | カルダリ連合が自国のインフラを守るため見て見ぬふりを選んだ可能性がある。 | ||
- | ガリスタス海賊団は本年のアライアンス・トーナメントへ参加申請したが、受理されなかった。 | + | ガリスタス海賊団は本年のアライアンストーナメントへ参加申請したが、受理されなかった。 |
海賊団はアライアンスではないし、カプセラ組織でもない、おまけに参加申請が遅すぎるというのが公式な却下理由である。 | 海賊団はアライアンスではないし、カプセラ組織でもない、おまけに参加申請が遅すぎるというのが公式な却下理由である。 | ||
だが、海賊団はカルダリ商業組合が嫌がったのだろうと結論づけた。 | だが、海賊団はカルダリ商業組合が嫌がったのだろうと結論づけた。 | ||
行 250: | 行 250: | ||
ガリスタス海賊団はカルダリ連合と、連合の軍事同盟国であるアマー帝国、アマター自治領、クーニッド王国から酷く嫌われている。 | ガリスタス海賊団はカルダリ連合と、連合の軍事同盟国であるアマー帝国、アマター自治領、クーニッド王国から酷く嫌われている。 | ||
一方で、ガレンテ連邦とミンマター共和国は中立的な姿勢を維持している。 | 一方で、ガレンテ連邦とミンマター共和国は中立的な姿勢を維持している。 | ||
- | 後者は地理的にガリスタス海賊団の標的にされにくく、敵の敵は味方という論理もある。 | + | 大っぴらに認めてはいないが、両国は地理的にガリスタス海賊団の標的にされにくく、敵の敵は味方という風に捉えているようだ。 |
サッカー部族は例外で、闇市場における競合業者として微妙な関係を築いている。 | サッカー部族は例外で、闇市場における競合業者として微妙な関係を築いている。 | ||
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行 263: | 行 263: | ||
アマター自治領に対しては奴隷制を理由に若干の不信感を抱いているようだ。 | アマター自治領に対しては奴隷制を理由に若干の不信感を抱いているようだ。 | ||
他の国家に対しては中立的で、お望みとあらば違法な取引を交わすこともできるだろう。 | 他の国家に対しては中立的で、お望みとあらば違法な取引を交わすこともできるだろう。 | ||
- | クリレラ計画襲撃直後のような極端な状況下においてのみ、彼らはアマーと取引する。誘拐された科学者の運命は傷口に塗り込まれた塩のようなもので、アマーを信用してはならず、慈悲も示すべきではないとする例としてよく引用される。 | + | クリレラ研究所襲撃直後のような極端な状況下においてのみ、彼らはアマーと取引する。誘拐された科学者の運命は傷口に塗り込まれた塩のようなもので、アマーを信用してはならず、慈悲も示すべきではないとする例としてよく引用される。 |
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行 272: | 行 272: | ||
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- | 他の海賊勢力となると、サンシャ国から、次いでブラッドレイダー盟約から好まれている。これは相互的なもので、ガリスタスもブラッドレイダーよりサンシャ国を高く評価している。 | + | 他の海賊勢力となると、ブラッドレイダー、次いでサンシャ国から好まれている。これは相互的な友好関係だが、ガリスタスはブラッドレイダーよりサンシャ国を高く評価している。 |
- | ただ、その理由が一般に明らかになったことはなく、これらと直接の協力についても知られていません。エンジェルカルテルとサーペンティス社の協力関係とは違い、むしろ共通の敵を持つことによるものと思われ、これらでもう一方の「海賊ブロック」を形成している。 | + | この微妙な三角関係のおかげで、ガリスタスが彼らと公式に直接協力した例は確認されていない。エンジェルカルテルとサーペンティス社のビジネス関係とは違い、共通の敵を持つことが理由のようだが、ガリスタス海賊団とその盟友たちはもう一つの「海賊ブロック」を形成している。 |
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- | 注目に値するのはモードゥ部隊とのライバル関係だ。 | + | モードゥ部隊とのライバル関係は注目に値する。 |
- | モードゥ部隊の姿勢はカルダリ連合の延長線上にあるので、まず理解できるものである。 | + | モードゥ部隊がカルダリ連合から生まれた組織であることを考えれば、彼らが海賊団を嫌うのは当然のことだ。 |
- | 彼らが名誉、高潔さ、軍事的理想を追求しているのに対して、ガリスタス海賊団は力を渇望し、昔ながらの欲望のために傭兵稼業に就いている。 | + | また、モードゥ部隊が名誉、高潔さ、軍事的理想を追求しているのに対して、ガリスタス海賊団は力を渇望し、昔ながらの欲望のために傭兵稼業に就いており、まるで正反対の存在である。 |
- | 双方とも相手が先に手を出したと主張しているが、とにかく確実なのは、お互いの性根が気に入らないということだ。 | + | 双方とも相手が先に手を出したと主張しているが、仕事を盗んだだの邪魔しただのという騒ぎから始まったのは間違いないようで、今ではお互いの性根をとことん嫌い抜いている。 |
- | 盗難騒ぎは日常茶飯事、請け負った仕事をわざわざ妨害しに行くことさえある。 | + | 最近では両者は仕事内容を相手に察知されないよう細心の注意を払っており、もし揉めごとの場で反対側に仇敵を見つけたなら、その場で私的な喧嘩沙汰へと発展するのはまず間違いない。 |
- | 両者は仕事内容を相手に察知されないよう細心の注意を払っており、もし揉め事の両側にお互いを見つけたなら、その場で私的な喧嘩沙汰へと発展するのはまず間違いない。 | + | |
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行 307: | 行 306: | ||
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SoEやインターバス社のような大抵の組織はガリスタス海賊団を嫌っている。 | SoEやインターバス社のような大抵の組織はガリスタス海賊団を嫌っている。 | ||
- | 海賊団はSoEには中立的だが、その他は相手が嫌うだけ自分達も嫌うといった具合だ。 | + | 海賊団はSoEには中立的だが、その他は相手が嫌うだけ自分たちも嫌うといった具合だ。 |
主義主張の違い、好ましからざる情勢…色々な事情があるだろうが、特に正式に言明されたことはない。 | 主義主張の違い、好ましからざる情勢…色々な事情があるだろうが、特に正式に言明されたことはない。 | ||
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行 317: | 行 316: | ||
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- | ジョビ帝国とOREは相互に中立的姿勢を維持している。何かしら理由があるのかもしれないし、ないのかもしれない。 | + | ジョヴ帝国とOREには相互的な中立姿勢を維持している。何かしら理由があるのかもしれないし、ないのかもしれない。 |
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行 331: | 行 330: | ||
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カルダリ連合の国境地帯には、ガリスタス海賊団の根城が何百と隠されている。 | カルダリ連合の国境地帯には、ガリスタス海賊団の根城が何百と隠されている。 | ||
- | これらのおかげで本拠地ベナルを遠く離れ、低セキュリティ地域で存在感を維持し、高セキュリティ地域で暴れまわることができるのだ。 | + | これらのおかげで本拠地ベナルを遠く離れ、ローセキュリティ宙域で存在感を維持し、ハイセキュリティ宙域で暴れまわることができるのだ。 |
海賊団の活動はデクレイン、トリビュート、テナル、ブランチ、ベール・オブ・ザ・サイレントでも確認されている。 | 海賊団の活動はデクレイン、トリビュート、テナル、ブランチ、ベール・オブ・ザ・サイレントでも確認されている。 | ||
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行 355: | 行 354: | ||
<WRAP half column> | <WRAP half column> | ||
崩壊しつつあったり、保護の不十分な施設はガリスタス海賊団によって乗っ取られることがある。 | 崩壊しつつあったり、保護の不十分な施設はガリスタス海賊団によって乗っ取られることがある。 | ||
- | テナルの09-4XW群におけるガス雲採取事業や、ライダイ社が放棄したイシー星系のR55植民地跡は有名な例だ。 | + | テナルの09-4XWコンステレーションにおけるガス雲採取事業や、ライダイ社が放棄したイシー星系のR55植民地跡は有名な例だ。 |
- | 最近では、闇市場取引と高速暗号技術研究を管理する他の海賊勢力の秘密研究施設を占拠したりもしている。 | + | 最近では、他の海賊勢力が闇取引や技術研究を行っている秘密研究施設を占拠したりもしている。 |
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行 370: | 行 369: | ||
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ガリスタス海賊団はカルダリ連合の闇市場で大きな力を誇っている。 | ガリスタス海賊団はカルダリ連合の闇市場で大きな力を誇っている。 | ||
- | 大企業向けに競合他社の製品を密輸したり、カルダリ企業の受領証を用いた違法換金は彼らの十八番だ。 | + | 大企業向けに競合他社の製品を密輸したり、カルダリ企業の企業手票を用いた違法換金は彼らの十八番だ。 |
偽造作業はお手の物、金次第であらゆるものを調達してくる。 | 偽造作業はお手の物、金次第であらゆるものを調達してくる。 | ||
安定した利益を生み出し、海賊団の資金源となるのなら、彼らは違法火器から人身売買まで何でもやるはずだ。 | 安定した利益を生み出し、海賊団の資金源となるのなら、彼らは違法火器から人身売買まで何でもやるはずだ。 | ||
行 397: | 行 396: | ||
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- | カルダリ海軍こそ彼らのラトルスネーク級戦艦の設計を盗んだのだと主張しているが、ガリスタス艦の原型がカルダリ艦なのは間違いない。 | + | 海賊団はカルダリ海軍こそスコーピオン級戦艦を開発するためにラトルスネーク級の設計を盗んだのだと主張しているが、ガリスタス艦の原型がカルダリ艦なのは間違いない。 |
どれも海賊団の攻撃的な戦術に合致する優秀な艦であり、相当な攻撃に耐えることができる。 | どれも海賊団の攻撃的な戦術に合致する優秀な艦であり、相当な攻撃に耐えることができる。 | ||
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行 422: | 行 421: | ||
<WRAP half column> | <WRAP half column> | ||
[[: | [[: | ||
- | 本機も不要な空間を活用して、生存性を向上させることに成功している。 | + | 本艦も不要な空間を活用して、生存性を向上させることに成功している。 |
強力だが充電能力の劣るキャパシタを搭載しているため、電気系統が適切に機能するよう改修されており、ターゲット距離はやや短めとなっている。 | 強力だが充電能力の劣るキャパシタを搭載しているため、電気系統が適切に機能するよう改修されており、ターゲット距離はやや短めとなっている。 | ||
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行 444: | 行 443: | ||
<WRAP group> | <WRAP group> | ||
<WRAP half column> | <WRAP half column> | ||
- | [[: | + | [[: |
ルーキー用だと嘲笑うなかれ、コサカミは恐るべき機体を開発し、彼の技術力を今一度証明してみせた。 | ルーキー用だと嘲笑うなかれ、コサカミは恐るべき機体を開発し、彼の技術力を今一度証明してみせた。 | ||
- | 何物も犠牲にすることなく耐久力と装備搭載量が強化されており、タレットを廃して優れたドローン母機に生まれ変わっている。 | + | 何物も犠牲にすることなく耐久力と装備搭載量が強化されており、タレットを廃して優れたドローン母艦に生まれ変わっている。 |
これはガリスタス海賊団の戦闘教義と完全に合致するものだ。 | これはガリスタス海賊団の戦闘教義と完全に合致するものだ。 | ||
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行 487: | 行 486: | ||
ギャンブルはカルダリ人の悪徳が最も愛するものだ。ガリスタス海賊団も同様で、嬉々としてそれらに興じている。 | ギャンブルはカルダリ人の悪徳が最も愛するものだ。ガリスタス海賊団も同様で、嬉々としてそれらに興じている。 | ||
デッドスペースで開催される違法ギャンブルに参加し、ガリスタス海賊相手に1戦やれば、あなたの海賊に対する幻想は粉々に打ち砕かれるかもしれない。 | デッドスペースで開催される違法ギャンブルに参加し、ガリスタス海賊相手に1戦やれば、あなたの海賊に対する幻想は粉々に打ち砕かれるかもしれない。 | ||
- | 特にマインド・クラッシュやスプリンターズのゲームだったら尚更だ。 | + | 特にマインドクラッシュやスプリンターズのゲームだったら尚更だ。 |
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行 527: | 行 526: | ||
研究施設の乗っ取りを果たし、闇市場が過剰供給気味になっていることから、何かしらの技術開発を成功させたのではないかと推測されている。 | 研究施設の乗っ取りを果たし、闇市場が過剰供給気味になっていることから、何かしらの技術開発を成功させたのではないかと推測されている。 | ||
モードゥ部隊は事態の進展に焦燥感を隠しきれず、カプセラに研究施設を捜索するよう要請し、発見した施設には片っ端から戦闘部隊を派遣している。 | モードゥ部隊は事態の進展に焦燥感を隠しきれず、カプセラに研究施設を捜索するよう要請し、発見した施設には片っ端から戦闘部隊を派遣している。 | ||
- | だが、現時点ではこれらの施設で何か開発されているのか判明していない。 | + | だが、現時点ではこれらの施設で何が開発されているのかは判明していない。 |
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