backstory:gallente-caldari-war

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backstory:gallente-caldari-war [2017/09/16 20:32] – 作成 bartlettbackstory:gallente-caldari-war [2020/11/10 13:51] (現在) – 外部編集 127.0.0.1
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 膠着状態に陥りながらも、戦争は100年にわたって続いた。 膠着状態に陥りながらも、戦争は100年にわたって続いた。
 だが、ガレンテ連邦がアマー帝国と接触し、帝国をより大きな脅威だと認識したため、講和条約が結ばれることとなった。 だが、ガレンテ連邦がアマー帝国と接触し、帝国をより大きな脅威だと認識したため、講和条約が結ばれることとなった。
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 +Copyright © CCP 1997-2017\\
 +原文はCCPに著作権があります
  
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 しばらくして、カルダリ連合の戦争目的が明確になってきた。 しばらくして、カルダリ連合の戦争目的が明確になってきた。
-もしガレンテ連邦がカルダリ首都星を返還し、カルダリ連合を国家として承認するなら、講和に応じるというものだ。+もしガレンテ連邦がカルダリプライムを返還し、カルダリ連合を国家として承認するなら、講和に応じるというものだ。
 だが、ガレンテ連邦は2つの理由からこれを拒否した。 だが、ガレンテ連邦は2つの理由からこれを拒否した。
-1つ、領内に主権国家を認めるのは避けたい。自国の首都星に近すぎるし、カルダリ首都星に住む相当数のガレンテ人を引き揚げなくてはならなくなる。+1つ、領内に主権国家を認めるのは避けたい。自国の首都星に近すぎるし、カルダリプライムに住む相当数のガレンテ人を引き揚げなくてはならなくなる。
 2つ、ガレンテ連邦はガレンテ人の単一民族国家ではない。もしカルダリ人の独立を許せば、経済的にも政治的にも影響力を持ち始めているインタキ人やマンナー人が後に続き、社会全体が大混乱に陥るかもしれない。 2つ、ガレンテ連邦はガレンテ人の単一民族国家ではない。もしカルダリ人の独立を許せば、経済的にも政治的にも影響力を持ち始めているインタキ人やマンナー人が後に続き、社会全体が大混乱に陥るかもしれない。
 ガレンテ連邦はカルダリ人を反逆と裏切りの徒として扱い、連邦に引き戻すために行動せざるをえないのである。 ガレンテ連邦はカルダリ人を反逆と裏切りの徒として扱い、連邦に引き戻すために行動せざるをえないのである。
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 ところが、拠点防衛設備の発展形がこの問題を解決することになった。 ところが、拠点防衛設備の発展形がこの問題を解決することになった。
 ガレンテ連邦は機雷を採用してまあまあな戦果をあげていたが、当時のロボット技術の大幅な進歩は、機雷を徐々に驚異的な兵器へと進化させていった。 ガレンテ連邦は機雷を採用してまあまあな戦果をあげていたが、当時のロボット技術の大幅な進歩は、機雷を徐々に驚異的な兵器へと進化させていった。
-初期のドローンは近接信管を搭載しただけの、移動距離の短いものだった。しかし、ドローンはすぐに単座戦闘機に匹敵する戦闘能力を手に入れた。+初期の[[:drone|ドローン]]は近接信管を搭載しただけの、移動距離の短いものだった。しかし、ドローンはすぐに単座戦闘機に匹敵する戦闘能力を手に入れた。
 戦闘機を製造するより何倍も安価で、高度に訓練された搭乗員も必要としないドローンの出現により、単座戦闘機の時代は終わりを迎えようとしていた。 戦闘機を製造するより何倍も安価で、高度に訓練された搭乗員も必要としないドローンの出現により、単座戦闘機の時代は終わりを迎えようとしていた。
 戦況は逆転し、今度はカルダリ連合がドローンに対抗する手段を探し求める番だ。だが、長くはかからなかった。 戦況は逆転し、今度はカルダリ連合がドローンに対抗する手段を探し求める番だ。だが、長くはかからなかった。
-カルダリ人は単純に戦闘機を改良して、シールドと武装を増設、フリゲート艦という新たな機体を作り出したのである。+カルダリ人は単純に戦闘機を改良して、シールドと武装を増設、[[:ship:frigate|フリゲート艦]]という新たな機体を作り出したのである。
 当初は追加の乗組員が必要とされていたが、後年ジョビ人からカプセル技術を得たことで、ほとんどのフリゲート艦の乗員数を1人に抑えられるようになった。 当初は追加の乗組員が必要とされていたが、後年ジョビ人からカプセル技術を得たことで、ほとんどのフリゲート艦の乗員数を1人に抑えられるようになった。
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-アイエンアウアスタ星系付近で行われた戦闘において、両陣営は新兵器を投入した。+[[http://evemaps.dotlan.net/map/Sinq_Laison/Iyen-Oursta|アイエンアウアスタ星系]]付近で行われた戦闘において、両陣営は新兵器を投入した。
 ガレンテ連邦のドローンと、カルダリ連合のフリゲート艦。 ガレンテ連邦のドローンと、カルダリ連合のフリゲート艦。
-両陣営とも勝利を確信して総力を投じたため、アマー‐ジョビ戦争におけるヴァク・アティオスの戦いに次ぐ大規模な戦闘となった。+両陣営とも勝利を確信して総力を投じたため、アマー‐ジョビ戦争における[[:backstory:the-battle-of-vakatioth|ヴァク・アティオスの戦い]]に次ぐ大規模な戦闘となった。
 アイエンアウアスタの戦いは丸一日続いた。15時間にも及ぶ戦闘の後、ガレンテ艦隊を戦場に残し、カルダリ艦隊は整然と撤退していった。 アイエンアウアスタの戦いは丸一日続いた。15時間にも及ぶ戦闘の後、ガレンテ艦隊を戦場に残し、カルダリ艦隊は整然と撤退していった。
 宙域を確保したガレンテ艦隊は自分達の勝利を主張したが、カルダリ艦隊も敵艦隊に甚大な被害を与えたとして勝利を主張した。 宙域を確保したガレンテ艦隊は自分達の勝利を主張したが、カルダリ艦隊も敵艦隊に甚大な被害を与えたとして勝利を主張した。
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 アイエンアウアスタの戦い以降は双方とも自国の疲弊を認識していたので、この機会を利用して和平交渉の場が持たれた。そして6カ月後には許容可能な停戦合意が形成された。 アイエンアウアスタの戦い以降は双方とも自国の疲弊を認識していたので、この機会を利用して和平交渉の場が持たれた。そして6カ月後には許容可能な停戦合意が形成された。
 その内容は、ガレンテ連邦はカルダリ連合を主権国家として承認し、拠点と植民地は本来の所有者の下で運営されるというものだった。 その内容は、ガレンテ連邦はカルダリ連合を主権国家として承認し、拠点と植民地は本来の所有者の下で運営されるというものだった。
-ただし、カルダリ首都星は除いて。+ただし、カルダリプライムは除いて。
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  • backstory/gallente-caldari-war.1505561530.txt.gz
  • 最終更新: 2017/09/16 20:32
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