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穴潰し

穴潰しとは、W-Spaceに発生するWHに大質量を通過させ、意図的にWHを消失させることです。
固定穴を潰して新しい固定穴を開く、突発穴を潰して通行を制限するなど、WHで暮らす上でとても重要な作業の一つです。
ここでは、自分たちの管理下にあるWHを素早く潰す手法について説明します。

特に、所望の条件を満たすWHにつながるまで固定穴の穴潰しを繰り返すことを「Rage Roll」(レイジロール)と呼んだりします。

使う船

穴潰し用BS

Higgs Anchorリグと500MN-MWDを装備した専用のBSを使用します。
MWDを起動していない状態の質量が200メガトン(=200ギガグラム)にできるだけ近いものが望ましく、RavenやTempestが適しています。
以下、200メガトン(MWD停止)を「コールド」、300メガトン(MWD起動)を「ホット」と呼びます。

BSが通れる穴なら、このBSが6隻あれば瞬時に潰すことができます。

[Raven, HoleRoller]

Inertial Stabilizers II
Inertial Stabilizers II
Overdrive Injector System II
Overdrive Injector System II
Warp Core Stabilizer II

100MN Monopropellant Enduring Afterburner
500MN Quad LiF Restrained Microwarpdrive
X-Large Ancillary Shield Booster
Heavy F-RX Compact Capacitor Booster
Burst Jammer II
Multispectrum Shield Hardener II
Large Micro Jump Drive

Large Rudimentary Concussion Bomb I
Large Rudimentary Concussion Bomb I
Heavy Infectious Scoped Energy Neutralizer
Core Probe Launcher I
Improved Cloaking Device II
Heavy Infectious Scoped Energy Neutralizer
Heavy Infectious Scoped Energy Neutralizer

Large Higgs Anchor I
Large Polycarbon Engine Housing I
Large Auxiliary Thrusters I

Hornet EC-300 x15

自衛用装備はInty等のFGに不意に遭遇したとき用であり、敵性脅威下での運用は想定していません。

専用HIC

計算ミス等で穴を潰しきれなかった場合に使用します。
Zero-Point Mass Entanglerを4つ同時に起動すれば質量が1メガトン以下にまで低下するので、二次縮小状態であっても高確率で穴を潰すことなく通過できます。(絶対ではない)
そして帰りは100MN-ABを起動しながら穴を通過すれば、穴を潰せるはずです。

[Onyx, HoleRoller]

Warp Core Stabilizer II
Overdrive Injector System II
Inertial Stabilizers II
Power Diagnostic System II

100MN Y-S8 Compact Afterburner
Burst Jammer II
EM Shield Hardener II
Multispectrum Shield Hardener II
Large Shield Extender II
Medium F-RX Compact Capacitor Booster

Improved Cloaking Device II
Core Probe Launcher I
Zero-Point Mass Entangler
Zero-Point Mass Entangler
Zero-Point Mass Entangler
Zero-Point Mass Entangler

Medium Higgs Anchor I
Medium Polycarbon Engine Housing II

基本的な考え方

簡単な手順表は以下のとおりです。
穴潰し早見表

と読み替えて下さい。

ここでやっていることを簡単に説明すると

  1. 基準値の半分の質量(3000メガトンなら1500メガトン(=ホット5回))をまず通す。
  2. この状態で一次縮小に到達しているかを確認し、実際の質量上限が基準値より上か下かを見極める。
    • 一次縮小していれば基準値以下、していなければ基準値以上と推定される。
  3. これにより質量上限を300メガトン以内の精度で推定できる。
    • (3000メガトン穴なら実数値は2700~3300メガトンで600メガトンの幅があるが、基準値より上か下かが分かれば300メガトンの幅に収められる)
  4. 最後の1回が偶数回目になり、かつ確実に質量上限を通過するよう、途中の回数とホット/コールドを調整する。
    • 偶数回で潰すということは、「穴の向こう側に取り残される船がいない」という状況を作るために必須。
    • 基準値以下の穴なら、通過質量が2700メガトンの状態で穴の向こう側にBSが1隻だけ残っている、という状態にすればよい。
      • この状態で二次縮小になっているはずである。そうでなければ質量上限の見積もりに失敗している可能性が高い。
      • 通過質量2700メガトン以下で3000メガトン穴が潰れることはない。
      • そこからホットで戻れば3000メガトンに到達し、穴は潰れるはずである。

大半のWHはこの手順に従えば潰すことができますが、探索艦の通過による質量消費や、穴潰し艦の質量誤差によって初動の質量推定が狂う(基準質量以下かと思ったら実際は基準以上だった、あるいはその逆)ことがあります。

応用

既にある程度艦船が通過している穴でも、累計通過質量を把握できていて、かつ一次縮小がまだ発生していなければ、同じように潰すことができます。

上述の通り「基準値の半分の質量を通し、基準値よりも大きい穴か小さい穴かを見極める」ことができればいいわけですが、質量調整のために200メガトンBS以外が必要になる場合もあります。


質量が把握できていない場合

これまでの通過質量がわからない場合、穴潰しは基本的に手探りとなります。
二次縮小になっていない穴であれば、基準質量上限の9%(3000メガトン穴なら270メガトン、2000メガトン穴なら180メガトン)以下の船の通過では絶対に穴は潰れないので、それを何度も通過させて質量を削っていくことになります。
運良く行きの過程で二次縮小になれば、帰りでホット通過して高確率で穴を潰せます。
戻りで二次縮小してしまった場合はHICによって潰すしかありません。