Griffin Navy Issue

グリフィン海軍仕様。
Caldariの海軍仕様電子戦フリゲートで、ECMドローンの妨害時間が延長するボーナスを持つ。
基本的にはECM艦というより戦闘艦であり、高火力で相手を攻め立てつつ、あわよくばECMドローンでロックオンを外してさらに優位に立つといったコンセプトの船となる。
ECM強度を上げるボーナスは持っていない為、ECM艦としての役割を求めるなら元となったGriffinを使う方が確実かつ低コストで済む。

ドローンを5機展開出来るが、ボーナスでドローンの火力・HP・制御範囲が大幅に低下する為、実質的に使用出来るのはHornet EC-300(ECMドローン)に限定されている。
ECMドローンの妨害能力は補助的なもので、妨害時間はスキルMAXでも7.5秒と短く、妨害成功率はドローン5機分の判定を考慮してもFG全般に対して約30～40%程度に留まる。
ドローンのサイクルタイムも含めて考えれば、ECMが入るのは概ね1分間に2～3回程度となり、どのタイミングで入るかも運次第となる。
ただし、この船の場合はドローンがECMを掛ける事になる為、本体がECMモジュールを使わない限り、掛けられた側は船本体をロックオン出来なくなるという利点がある。
※通常のECM艦は本体がECMモジュールを装備してECMを掛ける場合がほとんどである為、ECMがヒットしても自艦に対するロックオンは継続されてしまう。

純粋な戦闘力はMerlinに似ており、火力の大半をタレットが担っているがランチャーハードポイントも1門付いている。
ボーナスの恩恵もあり、ブラスターとロケットを装備した際のDPSは素の状態で200弱(オーバーロード時)と、Merlinに匹敵する高火力が出せる。
ただし、Merlinと同じくかなりの鈍足である為、何の工夫もなしに自分の有利な位置を確保するのは難しい。
幸いミドルスロットが5つある為、Dual WEB Fitにすれば単独でも相手に近づいて高火力を叩き込む事が出来る上に、3～4機程度の少数フリートで後続艦として混ぜておけば、DPS・Webber・(補助的だが)アンチサポートの3役を担える。

防御面に関してはにWEBを2つ装備して中型シールドエクステンダーを1つ装備したタイプが多いが、Caldari Navy Hookbillのように3層トリプルタンクにしたり、WEBを1つにして中型シールドエクステンダーを2つ付ける事も出来る。
いずれもMerlinの防御力を遥かに凌ぐ性能であり、Fit次第ではFGの中でもかなり高い防御力を手に入れる事が出来る。

ECMドローンのギャンブル性も含め、高いポテンシャルを秘めた船であると言えるだろう。

[Griffin Navy Issue, *Blaster Fit(2022ver)]
Damage Control II
Small Ancillary Armor Repairer

1MN Y-S8 Compact Afterburner
Warp Scrambler II
X5 Enduring Stasis Webifier
X5 Enduring Stasis Webifier
Medium Ancillary Shield Booster

Light Neutron Blaster II
Light Neutron Blaster II
Rocket Launcher II

Small Transverse Bulkhead II
Small Transverse Bulkhead II
Small Transverse Bulkhead II



Hornet EC-300 x7

Caldari Navy Antimatter Charge S x500
Caldari Navy Inferno Rocket x50
Caldari Navy Nova Rocket x150
Caldari Navy Scourge Rocket x50
Nanite Repair Paste x24
Navy Cap Booster 50 x27

シップボーナスに対して忠実に組み上げた至近距離型のFitで、3層トリプルタンクに仕上げたバージョン。
単機での戦闘を主眼に置いたFitだが少数フリートでも使用可能。
Dual WEB型のMerlinと同じくWEBを2つ掛けて相手の足を止め、至近距離まで肉薄してブラスターの高火力を叩き込む事を主眼に据えたFitとなっている。
ECMドローンがヒットした場合は7.5秒間相手のロックオンが外れるが、上述の通り確率的にあまり過信は出来ない為、当たれば御の字程度に考えつつ、火力と防御力を武器に戦いたい。
ニュートが来た場合はすぐに逃げる事。